9月26日~29日にかけて千葉・幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2024」。本稿ではAR(拡張現実)グラスを開発・販売しているXREALのブースをレポートする。
XREALブースでは同社が提供する最新ARグラスで、さまざまなゲームを体験できる。ARグラスとはサングラスのように装着して目の前に大画面を表示できるデバイスのことで、XREALからは「XREAL AIR2」、「XREAL AIR2 PRO」などが販売中。また、今回の出展に合わせて新製品「XREAL Beam Pro 5G」も発表された。

ブース内はキャンプや自宅のリビングを模したものになっており、外出先やソファなどで使っている感覚でARを体験することができる。プレイ可能なハードはスマートフォン、プレイステーション5、Steam Deckで、筆者はNetEase Gamesのスマホ向けレーシングゲーム「レーシングマスター」をARグラスとコントローラーで体験することができた。
ARグラスを装着すると眼前の空間にモニターが浮かびあがるわけだが、思った以上に映像が明るくクッキリとしていて、かなり見やすいと感じた。さすがに高解像度のモニターとまではいかないが、ネガティブに感じることはほとんどないはず。むしろ画面が大きいだけに、普通のスマホ画面でプレイするよりも快適に感じることだろう。


今回のプレイでは、複数のプレイヤーによるリアルタイムでのレースが行われたのだが、レース中にラグなどが発生することはなく、操作していて違和感はほとんどなかった。繊細なタッチ操作が求められるタイプのゲームは難しそうだが、コントローラーを使用できるなら、どんなジャンルのゲームでも問題なくプレイできそうだ。
試遊できたのはスマホゲームのみだったが、このレベルの映像ならPS5の高画質のゲームでも問題なく楽しめると思われる。ソファやリビングの床に寝そべったりしてスマホや携帯機の感覚でプレイできるのも魅力で、いつもよりリラックスしてゲームを楽しめるのではないだろうか。

装着してみての感想だが、普通のメガネやサングラスとほとんど差はなく、特に重いと感じることはまったくなかった。デザインもシンプルなので、ぱっと見は普通のサングラスで、外出時に装着していても注目を浴びたりするような心配はほとんどない。持ち運びも簡単そうで、これならどこでも自由に利用できるだろう。
右側のツルの部分に調光ボタンが付いていて、簡単に明るさや調光レベルを変更できるのもうれしいところ。透過率を上げて周りが見える状態にしたり、逆に周囲が完全に見えないようにして画面の映像のみに集中できるようにしたりすることもできる。
音質もヘッドホンに劣るものではなく、耳に差し込まなくてもよい分、むしろこちらのほうが快適に感じられた。ブース内を撮影しつつ他の人のプレイも見ていたのだが、音漏れもほとんど感じず、近くに人がいても気にせずにすみそうだ。
ブースには台に固定されたタイプのARグラスも展示されており、ちょっと覗き込んで簡単な拡張体験を楽しむことが可能になっていた。周囲が見えている状態で、そこに浮かんでいる仮想のスクリーンで映像を見たり、ゲームをプレイできたりするというのは初めての人にはかなり面白い体験のはず。非常にインパクトがあるので、会場に行かれた方はぜひ立ち寄ってみることをおすすめする。


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