コーエーテクモゲームスは、2025年11月22日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで「アンジェリーク」30周年を記念したイベント「アンジェリーク♡メモワール2025 ~30th Anniversary~」を開催した。ここでは昼の部をレポートする。

本イベントは2024年9月23日に30周年を迎えた「アンジェリーク」シリーズのオンリーイベントで、朗読劇やライヴパートをはじめ30周年の思い出を振り返るトークコーナーなどを実施。会場内には個性豊かなフラワースタンドも多数届いていて、いずれも本イベントの開催を華やかに祝っていた。

出演者
田中秀幸さん(クラヴィス役)
神奈延年さん(ランディ役)
堀内賢雄さん(オスカー役)
優希比呂さん(マルセル役)
岩田光央さん(ゼフェル役)
成田剣さん(アリオス役)
開演前にはランディ、オスカー、アリオスの生ナレーションを実施。そしてイベント開演からまずはキャストがステージへ続々と現れる……かと思いきや、神奈さんが間髪入れずに「君のためにここにいる」を披露。さらに田中さんが「千年の約束」を歌い上げ、ライヴパートからのスタートに女王候補たちは割れんばかりの歓声を上げる。
ここで全キャストがステージへ登場し、改めて女王候補たちへ挨拶。会場が再び黄色い悲鳴や拍手に包まれた後は、ドラマ「愛しき天使の羽が舞う」が始まる。女王補佐官から呼び出されたオスカーとランディは、聖地で起きている不可思議な現象の調査を依頼される。悲しそうな声やため息が聞こえるのに人の姿はないため「幽霊が出る」と囁かれ、王立研究院でも異常を検知できないというのだ。“守護聖探偵オスカー”という懐かしいワードも飛び出す中、ランディはこの調査のため、他の守護聖たちにも協力を呼び掛ける。

集められたのは、水晶球を通じて異変を察知できるクラヴィス、魔導の力を持つアリオス、鳥や動物と心を通わすことができるマルセル、メカニックを駆使した解決に期待が寄せられるゼフェル。そして万が一の際は一流の腕を持つオスカーの剣技……と、自身の弓も加えてランディはこれぞ最強のメンバー構成だと自信を見せる。
幽霊騒ぎが起きた場所を訪れるランディたちだったが、とくに異変は見当たらない。しかしクラヴィスの水晶球には、泣いている少女の姿が映し出される。少女はデートの際の質問内容に答えられなかったため、相手は「そんなことも知らないの」と落胆し、デートの途中で帰ってしまう。幽霊騒ぎの原因は、この地に残留思念として留まった彼女の強い悲しみだったのだ。そうした過去の言動を悔いたマルセルからの真摯な言葉に、留まっていた悲しみの思念は消えていく。熱心なプレイヤーであればとても見覚えのあるシチュエーションが再現され、女王候補たちはマルセルの可愛らしさと懐かしさに自然と笑顔になっていた。

マルセルに限らず過去の言動に思い当たる節があるメンバーも多く、複雑な感情を抱えつつも一行は次の目的地である森の湖へ移動。ここで水晶球に映ったのは、勇気を振り絞った告白に「私は違う」と一刀両断された少女の姿だった。悪意がなかったとはいえ、配慮が足りなかったと謝罪するクラヴィス。少女の心の痛みに寄り添った温かな言葉に、再び悲しみに包まれていた残留思念は解き放たれる。
少しずつ解決しているものの、これは彼女との思い出の数だけ異変が起きる可能性があるということ。途方に暮れる中アリオスの閃きから守護聖たちのサクリアを聖地へ送ることを思いつき、今回の騒動は一件落着。オスカーも、かつての少女へ優しさと労わりに満ちた言葉を届ける。冒頭にちょっとしたハプニングもあったが、堀内さんが「こういうのも生だからこそ」とさすがの貫禄でしっかりフォローしていた。
バラエティコーナー「アンジェリーク 30th メモリアルトーク」では、キャスト陣が「アンジェリーク」のさまざまな思い出を振り返る。昼の部でスポットが当たったのは岩田さん、優希さん、成田さんの3人。岩田さんはゼフェルのコスプレを挙げ、演じる際の衣装の重要さを熱く語る。実際に目にしたことのある女王候補たちからは「カッコイイ!!」という歓声も上がる中、マルセルを思わせる衣装で現れた優希さんに対してもトークが広がっていく。

優希さんは当時、マルセルの資料がファックスで送られてきたが「キャラクターが間違っているのでは?」と思ってしまったそう。まず事務所に確認したが優希さん宛てに届いたものだと言われ、再度コーエーにも確認してもらったところ間違いではないと分かるまで信じることができなかったそうだ。また、最初のドラマCDはファンタジーの世界ながら非常にシリアスな展開だったことが印象に残っているとコメントしていた。
成田さんはオスカー&アリオスのキャラクターソング「180°~Force of Passion~」を初めて披露した際、堀内さんのパートを歌ってしまうミスを2回も重ねてしまった時の思い出について「憑依されていた」とコメント。さらに突拍子もない言い訳が始まってしまい、女王候補たちも笑いの渦に包まれる。これ以外にも成田さんがステージ上で巻き起こした奇跡のような出来事が次々と飛び出し、ついには田中さんがツッコミを入れる一幕も。ちなみに、ここでも冒頭やラストに爆笑必至のハプニングが巻き起こり、キャスト同士でコミカルにカバーしていた。
ライヴパートでは岩田さんが「Goin' My Speedway」、優希さんが「kimidori」を歌い上げ、成田さんは「世界が終わる前」、堀内さんは「Burn it up!」とこの日発売のイベントCDに収録されている新曲を早速披露。さらに年少組のランディ&マルセル&ゼフェルの「タイム!」で大いに盛り上がる。
名残惜しくもエンディングを迎えるが、ここで11月22日が誕生日だったアリオスを祝うムービーが流れる。キャストもクラッカーでお祝いしながら、アンコールは「君は独りじゃない ~ALWAYS~」の熱唱で締めくくられた。最後に本イベントの映像商品化や、2026年春に30周年を記念した企画展の開催決定が発表された。詳細は後日発表となるので、楽しみに待っていよう。
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写真:メダカクルー 佐久間 新
イラスト/由羅カイリ
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