ホロアース内で開催された「hololive 5th Generation ねぽらぼライブ re:VISION Holoearth Live」。画面越しにステージを見るだけではなく、アバターとして会場に入り、自由な視点でステージを楽しむ新感覚のライブ体験をレポート。

2025年12月21日、カバーが展開するホロアース内で、「hololive 5th Generation ねぽらぼライブ re:VISION Holoearth Live」が開催された。
ホロアースは、カバーが手がけるバーチャル空間プロジェクトだ。ユーザーは自分で制作したアバターで空間に入り、他のユーザーと交流したり、イベントやライブに参加したりすることができる。また、サンドボックスエリアでは素材を集めて建設を行うなどのゲーム要素も用意されており、さらに3Dアバター用の衣装を制作・販売できるなど、ユーザー自身がクリエイターとして関われる点も特徴となっている。
ホロアースで行われるライブは、従来の配信ライブや現実のライブ会場とは参加の仕方が異なる。配信ライブでは画面越しに映像を視聴し、コメントを通じて反応を伝えるのが一般的だが、ホロアースのライブでは観客自身が空間に入り、ステージのある場所に立って公演に参加する。視点は固定されておらず、360度、さまざまな位置からステージを眺めることができるのだ。
今回のねぽらぼライブでも、この形式が生かされており、参加者はアバターとして会場に入り、他のファンと同じ空間を共有しながらライブを楽しむことができた。なお、本公演はVR機器などを用意する必要はなく、ホロアースをインストールしたPC(Windows)環境があれば参加可能だ。本稿では実際にホロアース内の会場に入り、体験したライブの模様をレポートしていく。
出演者(敬称略)
ホロライブ5期生「ねぽらぼ」
・桃鈴ねね
・尾丸ポルカ
・雪花ラミィ
・獅白ぼたん
ホロアース内でライブ会場に入ると、中央には円形のステージが設置され、その周囲を多くのユーザーアバターが取り囲んでいる。ライブ記念アイテムやオリジナル衣装を身に着けたアバターが思い思いの位置に立ち、ステージを見守る光景が広がっていた。会場は複数のルームに分かれており、それぞれに人数制限が設けられているため、処理が重くなることもなく、オンラインゲームのロビーに入るような感覚で、気軽な雰囲気が印象的だ。

ステージとの距離は、配信ライブと比べてもかなり近い。現実のライブ会場のように決まった座席から眺めるのではなく、観る場所や角度を自分で選べるため、立ち位置によって見え方も大きく変わる。この自由度の高さが、ホロアースでのライブ体験の魅力と言えるだろう。
会場に設置されたスクリーンにカウントダウンが表示され、0になると共にねぽらぼの4人がステージに登場。オープニングを飾ったのは、5期生全員で歌う「Hyper Jumpin'」だ。それぞれの名前をコールしながら、全員で飛び跳ねるように歌う姿が、会場の空気を一気に温めていく。





配信でもお馴染みの自己紹介と挨拶で挨拶すると、ファンもそれぞれ合いの手を入れて自然に盛り上がる。さらに「一緒にステージの周りを走ろう!」という呼びかけに合わせて、4人がステージを一周。それに呼応するようにファンのアバターも走り回り、同じ空間にいるからこそ生まれる一体感が感じられた。





続いてはソロ曲のコーナー。桃鈴さんの可愛らしくゆったりとした「Ring-A-Linger」、尾丸さんのパワフルな歌声が際立つ「ペルソナ」、雪花さんのシンフォニックな「Fleur」、獅白さんの切なさを帯びたEDMナンバー「Lioness' Pride」と、バリエーション豊かな楽曲が連続で披露される。ステージを囲むファンも、楽曲に合わせてアクションをしたり、ペンライトやオリジナルアイテムを振って楽しんでいた。









再び4人が揃って披露された「ひとつになる声」では、疾走感のある爽やかな楽曲に合わせ、会場全体が一つにまとまっていくような感覚があった。




ちなみに本ライブでは、全編にわたってスクリーンショット撮影が可能で、SNSへの画像投稿も許可されている。そのため、ライブ中から参加していたファンのSNSには、次々と画像が投稿されており、会場と合わせて盛り上がっていた。こちらは、12月21日から28日までフォトコンテストも開催され、優秀作は公式サイトへの掲載や記念品のプレゼントが予定されているので、挑戦してみるのもいいだろう。
フォトコンテスト
https://holoearth.com/news/nepolabophoto/
終盤のMCでは、早くも次がラストの曲であることが告げられ、4人がそれぞれ感想を語った。桃鈴さんは、360度から見られる体験が新鮮で少し恥ずかしかったと笑顔を見せ、尾丸さんは想像していなかった視聴体験を楽しんでもらえて嬉しかったと満足げだ。獅白さんは「次もやりたい!」と次回への意欲を語り、雪花さんはホロアース内での生放送や本格的なライブにも挑戦したいと前向きなコメントを残した。その他、ファンと近い距離で交流できたことや、同じTシャツを着たアバターが多く見られたことなど、一体感の高まりを実感したと各々が嬉しそうに語っていた。




ラストを飾ったのは「Cosmic Wonderful Tour!」のクリスマスリミックス。クリスマス衣装に着替えた4人の歌声が重なり合い、会場は大団円と呼ぶにふさわしい盛り上がりを見せる。チャット欄には声援が飛び交い、アクションやオリジナルアイテムを使って熱い応援を送っていた。





ホロアース内のみで観られる特別パートのMCでは、衣装をアピールしたり、ペンライトを持ってユーザーと一緒に振ったりと、終始和やかな雰囲気が続く。記念撮影や今後のホロアースライブについての展望も語られ、ライブは幕を閉じた。






なお、今回のライブはスケジュールの都合上、収録映像での開催となったが、運営側では今後、生のライブ開催も検討しているとのことだ。また、メディア向けには、動作環境スペックを満たさないPCやMac環境からもWEBブラウザから参加できるクラウドゲーミング版のテストも行われており、こちらは正式公開に向けて開発が進められている。
さらに、ホロアースでのライブは映像としてではなく、3Dライブ空間そのものがアーカイブ化される。アーカイブ期間中は、リアルタイムと同様に空間内を自由に移動し、さまざまな場所からライブを鑑賞できるのも特徴だ。巻き戻し再生はできないものの、アーカイブ公演は期間中に複数回実施されているので、ライブを楽しむだけでなく、撮影に集中するアーカイブ視聴もありだ。
また、ホロライブメンバーはそれぞれが自身のアバターを所持しており、ホロアース内に自由に入ることができる。もしかしたら、3Dアーカイブ期間中に、思いがけずホロメンが会場を訪れる可能性もあるかもしれない。確約されたものではないが、そうした偶然も含めて、ホロアースならではのライブ体験と言えそうだ。
実は、ホロアース内で2年前にもプロトライブとして、今回の形に近いイベントが実施されたことがある。当時はユーザーアバターが三角形の簡易モデルで表現されており、視聴が中心の体験だった。しかし今回、エモートも使える個々のアバターが使用できるようになり、オリジナルグッズや衣装も実装されたことで、ライブの共有体験は大きく向上したと言えるだろう。
ねぽらぼの4人も今回のライブを通じて、ホロアース内でのイベント開催に前向きな姿勢を見せており、運営サイドも今後さらに企画を展開していく意向を語っている。ファンの反応次第では、他のホロメンによるライブやイベントの機会もさらに増えていくだろう。観るライブから、体験を共有する新たな形を示してくれたホロアースの、今後の展開にも注目だ。
hololive 5th Generation ねぽらぼライブ re:VISION Holoearth Live セットリスト
01.Hyper Jumpin'
02.Ring-A-Linger
03.ペルソナ
04.Fleur
05.Lioness' Pride
06.ひとつになる声
07.Cosmic Wonderful Tour! -Christmas Remix-
(C) COVER
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。

![「プロセカ」の[DEEMO×Cytusシリーズ]タイアップ記念楽曲追加キャンペーンで「99 Glooms」がリズムゲーム楽曲として追加!](https://image.gamer.ne.jp/news/2026/20260624/00550174c7b49b7bb76a7252512dea2d63ab/x/i.jpg)






























