Project Gothは、グリーの提供する「GREE Platform for smartphone」と仕様を共通化したプラットフォームの提供を本日7月21日より開始する。同社は、東南アジア、南アジア、中東およびアフリカを始めとする新興国を中心に、5,000万ユーザーを誇るモバイル向けソーシャル・ネットワーキング・サービス「mig33(ミグ サーティースリー)」を運営している。
グリーでは、開発パートナー(以下、GREEパートナー)様がスマートフォン向けSNS「GREE」に様々なソーシャルアプリケーション(以下 ソーシャルアプリ)を提供することが可能な「GREE Platform forsmartphone」(※)を公開し、プラットフォーム事業を推進していますが、今回のサービス開始により、GREEパートナー様は「mig33」を通じて新興国の5,000万ユーザーに容易にソーシャルアプリを提供することが可能になります。
サービスのローカライズ(翻訳や地域特性の反映など)およびデバック・多端末検証については、すでにグリーが国内外で豊富な実績とノウハウを持つサービス事業者と提携しており、国内外の開発デベロッパー様がアプリの品質を向上し、開発期間を短縮して「GREE」および「mig33」などへ迅速にアプリを提供できる環境を構築しています。
またグリーは、1月に中国最大のオンラインコミュニティサービスを展開するTencentとスマートフォン向けプラットフォームの仕様共通化で業務提携し、4月に全世界で約9,000万ユーザーが利用する世界最大級のスマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォーム「OpenFeint」を提供するOpenFeint社を子会社化するなど、国内外の開発デベロッパー様にとって国際展開しやすい環境を提供しています。
グリーは、今後も国内外の有力なパートナーと連携を進めることで、世界中の人々が利用するナンバーワンコミュニティサービスの提供を目指します。
なお、本発表が業績に与える影響につきましては現在精査中であり、影響を与えることが判明した場合には、速やかに公表します。
※スマートフォン向けSNS「GREE」をプラットフォームとして、外部のデベロッパー様がアプリケーションサービスを提供できる仕組みです。