ロックスター・ゲームスは、発売中のPS3/Xbox 360用ソフト「L.A.ノワール」の最新ダウンロードコンテンツ「『リーファー・マッドネス』風紀犯罪課担当事件」を8月18日に配信する。
「リーファー・マッドネス」風紀犯罪課担当事件
配信開始日:2011年8月18日(PS3 400円(税込) / Xbox 360 320MSP)
コール・フェルプスと風紀犯罪課のパートナーであるロイ・アールは、情報屋の話をもとに、ロサンゼルスで麻薬の売人を探す。激しい銃撃戦の後、フェルプスとアールは、自分たちが街で最大の麻薬組織に首を突っ込んでしまったことに気がつく。
L.A. ノワールに登場する事件のモデルとなった、 1947年に実際に起きた「事件」
実際の【映画】:「リーファー・マッドネス」
8月18日に登場するL.A.ノワールの次なるDLCは、風紀犯罪課の事件“リーファー・マッドネス”です。同じ作品名を冠した1936年のカルト映画を参考にしています。映画をそのまま土台とした“裸の町”事件とは対照的に、“リーファー・マッドネス”は同名の映画とストーリー面や設定などで共通点は一切ありません(もちろん、ある種の違法物質に関連している事件の性質は除きます)。
タイトルに使用されたスラングを広めた1936年のこのカルト映画は当初、「Tell Your Children」として 公開されました。
http://www.archive.org/details/reefer_madness1938
この時代、薬物使用の危険について大衆に警告するショッキングな内容のプロパガンダ映画(「Marihuana(マリファナ)」や「The Cocaine Fiends」など)がいくつか制作され、本作はそのうちのひとつです。
ところが、薬物の使用者がその影響で異常をきたし始め、犯罪と死に追い込まれてゆく過激な内容の本作は、長い年月を経るうちに制作意図とは正反対の意味合いで評価が高まり、笑えてセンセーショナルな作品の滑稽かつ皮肉な手本として人気を集めました。
「Reefer Madness(リーファー・マッドネス 麻薬中毒者の狂気)」は、1970年代の薬物が横行した時代に 深夜上映(おそらく煙が立ち込める中で)されると再び注目を集め、最近では、ポーラ・アヴドゥル振付による 皮肉った内容のミュージカルも上演されています。
“REEFER”とは?
“リーファー(Reefer)”という言葉自体は1940年代のアメリカでカンナビスのスラングとして使われていた。他に熱心なプレイヤーが気づくであろう当時のスラングとして、薬物使用者を表すHopheadという言葉が登場する。
(C) 2011 Rockstar Games, Inc.
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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