バンダイナムコゲームスは、本日9月8日、ヨドバシマルチメディアAkibaで「テイルズ オブ エクシリア」発売記念特別体験会&馬場プロデューサートークショーを実施した。
当日は、ヨドバシマルチメディアAkiba 1Fイベントスペースにステージが設置され、「テイルズ オブ エクシリア」プロデューサー 馬場英雄氏のトークショーのほか、実際に「テイルズ オブ エクシリア」が楽しめる試遊台が設置された。
馬場プロデューサーによるトークショーの模様をお届けしよう。
――遂に本日発売となりますが、今の心境は?
馬場氏:ドキドキです。エクシリアは3年近く作ってきたタイトルで、物語やキャラクター設定などを突き詰めて創り上げました。たくさんのスタッフひとりひとりのエクシリアに対する思いを詰めた作品です。発売日を迎えることができ、やっとここまで辿りつけたという思いです。
――エクシリアという言葉に込められた意味は?
馬場氏:「数えきれない数」という意味です。人生の中で数多く起こる喜びや悲しみといったさまざまな物事を表しています。
――エクシリアで惹かれるところは?
馬場氏:人間の男の子ジュード視点、20歳女性のミラ視点、それぞれの視点で物語を描いており、同じイベントでも視点によって異なっています。ジュードとミラ両方でやって1周と考えていますので、じっくり遊んで、それぞれの視点で楽しんでほしいです。
――どちらの主人公から遊ぶ人が多いと思いますか?
馬場氏:今までの日本製RPGは、主人公の男の子がお姫様の女の子を守る勧善懲悪で描かれることが多いので、ジュードが多いと思います。絵やキャラクター設定からみなさんそれぞれ選んでもらえれば嬉しいです。
――「揺るぎなき信念のRPG」というテーマを付けた理由は?
馬場氏:テイルズは勧善懲悪を描いていません。パーティーキャラクター側に正義がありますが、ボスや壁になる人間にも彼らなりの正義があります。考え方や価値観は違うが、共存できず、共存できないがゆえに剣を交えます。
エンディングを迎えたときに「揺るがない信念で目標に向かってがんばろう」と感じてもらいたいです。
――注目してもらいたいポイントは?
馬場氏:3年間やってきた中で、スタッフ達のさまざまな思いが込められており、特定の1点ではなく全てを見てもらいたいです。イベント中であれば、遠くのほうで面白い行動をしているキャラクターがいたりします。そいいうスタッフの遊び心で入れているポイントにも注目してもらいたいです。
――ダブルレイドなど初めての試みもありますが、ポイントは?
馬場氏:テイルズを作るときにダブル主人公という形だけではなく、遊びとしても落としこみたいと思いました。2人の主人公がいる以上は、一緒につながることで戦闘がより楽しくなるようにダブルレイドを作りました。
二人で共鳴する戦いを楽しみながら、好きなキャラクターとリンクして遊んでもらいたいです。
――これからエクシリアを遊ぶ方に一言
馬場氏:今日から実際に遊んでいただけます。スタッフの思いを感じ取ってもらいながら、冒険をしてもらい、最後に泣いていただきたいです。15周年のタイトルですが、これで終わりではありません。次に繋げる一歩として進んでいきたいです。これからも応援よろしくお願いします。
トークショー終了後、エクシリアのTシャツやグラス、カレー皿、マグカップといったプレゼントが当たる抽選会が行われた。
なお、馬場氏によるトークショーは16時からも予定されている。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
PlayStation3 TALES OF XILLIA X Edition
ソニー・コンピュータエンタテインメント- 発売日:2011年9月8日
- 12歳以上対象
- PS3本体とPS3用ソフト「テイルズ オブ エクシリア」のセット