コーエーテクモゲームス、アイディアファクトリー、エンターブレインがコラボレーション!乙女ゲームブランド「ネオロマンス」「オトメイト」「B’s-LOG」作品を題材にした“全世界の乙女のためのイベント”「JAPAN 乙女・Festival 3」が、パシフィコ横浜 国立大ホールにて2月9日・10日に開催。今回は9日・昼の部をレポートする。
2月9日・昼の部には「遙かなる時空の中で5」「100万人の金色のコルダ」「薄桜鬼」「白華の檻~緋色の欠片4~」「源狼 GENROH」の5作品より、阿部敦さん、伊藤健太郎さん、内田夕夜さん、鈴木千尋さん、立花慎之介さん、津田健次郎さん、寺島拓篤さん、鳥海浩輔さん、前野智昭さん、森久保祥太郎さんといった豪華な出演キャストが登場。
開演前には「遙かなる時空の中で5」の瞬とチナミによる諸注意アナウンスを放送。淡々とこなす瞬とは対照的に、会場内に集まった“神子”達の笑顔にイベントが待ちきれない様子のチナミ。「何でもない!」と照れ隠しに一喝するも、瞬に「これが…ツンデレか」とツッコミされ、場内からも笑いが起きた。
オープニングでは、バレンタインを思わせるハートから伸びたリボンを観客が引くと、幕の中から花を持った出演者達が登場。まるでプレゼントボックスを開いたような演出に、会場からも大きな歓声が上がる。
続いては「100万人の金色のコルダ」より、ドラマ「チョコレート・スケルツォ」がスタート。吉羅理事長の頼みで、バレンタインデーに“彼女”と演奏会をする土浦。2人が雑談していると、ただならぬ様子の翔麻が駆け込んできたかと思えば「バレンタインデーにチョコをくれ!」といった、驚きの発言が飛び出した。
戸惑う2人だったが、要は「どれだけチョコレートを貰えるか」という賭けに負けたくないとのこと。「断る!」と突っぱねる土浦と、他のクラスメイトに頼んでみてはとアドバイスをする吉羅理事長。そこで、翔麻から「もうパタちゃんには頼んだ」と、またも2人にとって驚きの発言が。
吉羅理事長は、もし“彼女”がチョコをくれても受け取らないときっぱり断言。それは誠意がないと言う土浦と、貰わないことが誠意だと言い争いに。そんな2人を横目に、翔麻が「パタちゃんからチョコ欲しいんだったら素直に言えばいい」と電話をして2人の分も頼んでしまう。「チョコレートは頼んで貰うものじゃない!」と怒る土浦と「演奏会の準備もあるのだから」とたしなめる吉羅理事長をよそに、その場から退散する翔麻。しかし、こっそりと「本当はお前のチョコだけで十分なんだ」と電話する。
一方、土浦は吉羅理事長に対し「“彼女”は心から理事長に感謝しているはずだから、その気持ちを今回だけは受け取ってあげてほしい」と説得。その後、義理チョコはいらなから本命チョコを期待すると“彼女”に連絡するのだった。
2つ目のドラマは「遙かなる時空の中で5」より「恋心の贈り物」。怨霊退治の日々が続き、疲労から倒れてしまった“白龍の神子”を心配する小松・チナミ・瞬の3人。以前「バレンタインデー」のお返しとして喜ばれた紅茶の代わりを探す瞬の話を聞き、2人は「バレンタインデー」という行事に興味を示す。
そこで小松が、どんなふうに贈ったのかを聞くと、瞬は「お返しです、どうぞ」とただ渡したのみ。共感するチナミに対して、小松は、それでは情緒がないから、英国紳士(…というよりただのアーネスト)のようにしてはどうか、とアドバイス。そんな小松に「お前はどうなんだ」と尋ねる瞬。「受け取りなさい」といった上から目線の言い方に、今度はチナミが小松に「相手を心の中で思いやりながらのほうがいい」と瞬のような小松を想像するのだった。
しかし瞬はアドバイスを受け取らず、逃げるように場を立ち去ってしまう。2人のように表立って愛情を示すことはできないからと自分に言い聞かせるが、心の奥では抱きしめたいという思いを抱える瞬。そんな感情を押し殺し、ただ“神子”が幸せであるようにと願うのだった。
バラエティコーナー「バレンタイン 乙女なりきり・あいうえお作文」では、出題されたキーワードから「あいうえお作文」を作ることに。共感できると感じたら拍手をし、その大きさによって順位が決まるという。司会は伊藤さんと鈴木さんが担当し、内田さん、立花さん、寺島さん、鳥海さん、森久保さんが回答者となった。
最初のワードは「おくりもの」。あらかじめ伊藤さんが「ボケないでください!」と言ったにも関わらずボケる、トップバッターの内田さん。「リュック」を「リック」と書くなど、やや天然も発揮しながらまずまずの拍手を獲得。「ノルマンディ」と意味不明のオチをつけた森久保さんは、伊藤さんから「いい声で言ったからって何でも許されると思うな!」と怒られてしまう。
一方、頼み込むような文章になった寺島さんに、鳥海さんは疑問系という斬新な作文を披露する。そんなボケまくるメンバーを抑え、流れの美しさやしりとりなど工夫をこらした作文で場内をキュンとさせたのは立花さんだった。
次のワードは「てづくり」。キュンとする作文と最後に入れたキスで、黄色い歓声を浴びた内田さん。一方、ズーズー弁で再度笑いに走ったため、まずまずの反応で終わった森久保さん。「てらしまです」と自己紹介から入る珍しいパターンながら、可愛らしさで拍手を集めた寺島さん。「※以下繰り返し」など歌詞のような作文を前に、ノリノリで歌いだした鳥海さん。
順位は混戦の様子を見せたが、ここで再び「自称・あいうえお作文の神」こと立花さんが、ボケのない美しい文章で盛大な拍手を集めた。最終的には、1位が立花さん、2位に寺島さん、3位が鳥海さん、4位に内田さん、残念ながら5位は森久保さんという結果でコーナーは終了した。
撮影/大山雅夫
※画面は開発中のものです。
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