カプコンは、9月19日から開催される「東京ゲームショウ2013」に先駆けてPlayStation4向けタイトル「deep down」について、プレス向けの先行体験会を実施した。

目次
  1. 「deep down」TGS2013出展バージョンを体験!
  2. 新たな時代のアクションRPGをTGS会場で体験しよう!

2013年2月21日にアメリカ・ニューヨークにて開催された「PlayStation Meeting 2013」にて初公開されたカプコンのPlayStation4向けオンライン専用タイトル「deep down」。9月9日には「SCEJA Press Conference 2013」にて新たなトレーラーや実機プレイデモが披露され、話題を集めている。

9月19日から開催される「東京ゲームショウ2013」のプレイステーションブースにおいては、プレイアブル出展がすでに決まっており楽しみしている人も多いと思うが、それに先駆けて出展されるものとほぼ同等のバージョンをプレイする機会を得たので、インプレッションを紹介していこう。会場でプレイする前に一読して頂ける嬉しい。無論、現在鋭意開発中のバージョンとなるのでご了承願いたい。

「deep down」TGS2013出展バージョンを体験!

ダンジョンを進み、記憶を宿す「メメント」を目指す

本作はオンライン専用の記憶を読み取る(リーディング)RPG。物語の舞台は2094年のニューヨーク。プレイヤーたちは物質などから「記憶を読み取る」ことを仕事としており、なぜそのような力があるのか、なぜこの仕事をしているのかなど、ゲーム内で語られるようだ。

本バージョンでは性能は同じだが見た目の違う「歩兵の鎧」と「ワタリガラスの鎧」の2種類を選択できる。カジュアルモードも搭載しているので、アクションが苦手な人も楽しめる。かなり死ににくくなるそう。

プレイヤーには「中立」「正」「負」の3種類の属性が存在し、ダンジョン内の「メメント」と呼ばれるアイテムを取得すると属性が変化する。現在どの属性を持っているのかはプレイヤーの左の腰辺りのアイコンで判断できる。属性の種類により使用できるスキルも変化するのだ。実際のゲームでは使う武器によってスキルを持てるスロットの数や属性なども変化する。

またダンジョンに挑戦する際には「中立」で3つ、「正」で2つ、「負」で2つ、合計7つのスキルを設定されている。純粋に技を繰り出すアクションスキルや自身を強化できるスキルなど多彩な種類が用意されており、かなり戦略性も高い。

本作の大きな目的は、自動生成のダンジョンに潜りながら、さまざまな「記憶」が詰まった「メメント」を集めて帰還すること。1つの階層には必ず1つのメメントが存在し、複数の階層を進みながらボスと戦うこともある。

直感的な操作感と多彩なアクションやスキルも魅力

基本操作はL2ボタンで武器を構え、R1ボタンで威力が小さいが素早い「弱攻撃」、R2ボタンで威力が大きく、重い「強攻撃」を繰り出せる。L1ボタンで走り、中央のタッチパッドボタンを押しこむことで3Dマップを表示する。防御は存在せず、敵の攻撃に合わせて自分の攻撃を繰り出し弾くことができる。

所持しているスキルは十字キーの上下で選択し、△ボタンで使用。マジックアイテムは十字キー左右で選択して□ボタンで構え、R1もしくはR2ボタンで使用する。最初はやることが多いように感じるが慣れれば直感的に動けるはずだ。

グラフィックに関してはさすがPS4、今までムービーとして見てきたクオリティーがそのままゲームとして動いているかのような美麗さと、プレイヤーの鎧やダンジョンの岩壁や遺跡の質感、光と影の描写も素晴らしい。マジックアイテムなどを使った際のエフェクトも美しいのでぜひ自分の目で確かめてもらいたい。またローディングも短く快適!

さっそくダンジョン探索!入るたびに構造が変わる楽しさ

石像から先に進むとワープ用の魔法陣があり、その上に待機すればエフェクトが広がり自動生成のダンジョンに入場する。構造はもちろん、はしごやトラップ、宝箱、通貨「メモリア」、目的となる「メメント」の配置まですべて自動で生成される。

ダンジョン内でははしごやメモリアの取得、宝箱の開閉などは○ボタンですべて可能。壁に光るボタンを押すと隠し部屋に行くことができたり、炎を吐く石像や他の場所にワープさせられる魔法陣など、さまざまなトラップも用意されている。UIに関してはマップを自分で表示させることができるがそれ以外は一切ない。体力はじっとしていると回復する。

このダンジョンは1494年のボヘミアが舞台となっており、なぜこの時代のこの場所にこのような生物が生息しているのか、など物語上さまざまな謎を解くヒントとなるメメントは入手するたびに聞くことができる声も内容もプレイのたびに違う。

今回戦った敵「Hog(ホッグ)」は、熊と豚が合体したような巨躯の生物。両腕をぶん回したり、棍棒のような武器を持ったヤツ、魔法を放ってくるヤツなど、見た目が同じでも攻撃方法が違う敵が登場する。

また敵によっては「足を攻撃」するとよろめいて倒れこんだり、弱点部位を持つものも。「Hog(ホッグ)」は額にある目を上手く攻撃するとなんと目玉を貫くことが可能!しかもプレイヤーの武器に突き刺さった目玉も。かなりタイミングがシビアだが、ぜひTGS会場で狙ってみては?また若干だが、狭い通路で複数の敵に襲われると視点が近すぎて困ることもあった。

スキルやマジックアイテムも攻略に重要な要素

ダンジョン入場の際にセッティングしたスキルはその属性が合っていないと使えないが、入手するメメントや属性を変化させるスキルなども重要になる。また火力の高いアクションスキルは敵に囲まれた際には積極的に使っていきたい。

また、スキルと同じように重要なマジックアイテムは、ダンジョン入場時に持っていくこともでき、敵を倒して入手することもできる。敵味方問わずどこかにワープさせる「ジャンプサークル」、炎を撃つ「フレイミングアロー」、スキルポイントを回復させる「スキルジェム」など、多彩な種類が用意されている。

また、実際のゲームでは武器などもダンジョン内で拾うことができるが、その場で装備などはできないので持ち帰るだけとなる。武器には経年劣化や消耗度なども設定されており、イメージの世界となる本作では、消耗度が高くなると武器に対するイメージが弱くなり「武器」がだんだんと消えていくとのこと。

新たな時代のアクションRPGをTGS会場で体験しよう!

PlayStation4の性能を生かした驚きの次世代グラフィック、自動生成で何が起きるか分からない緊張感あふれるダンジョン、属性とスキル、マジックアイテムなどやりこみ要素もふんだんに実装されている「deep down」、ぜひTGS2013「プレイステーションブース」で体験してもらいたい!

なお、「deep down」公式サイトではTwitterとfacebookの公開も行っている。TGS2013の情報の他、ここでしか発表しない情報もあるとのことなのでぜひチェックしておこう!

公式プロモーションサイト
http://www.d-down.jp/

公式Twitterアカウント
http://twitter.com/deepdown_JP

公式facebookアカウント
http://www.facebook.com/deepdown.capcom

deep down

カプコン

PS4

  • 発売日:未定
  • CERO審査予定

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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