9月19日から22日まで千葉・幕張メッセにて開催されていた「東京ゲームショウ2013」。22日のバンダイナムコゲームスブースでは、声優陣を招いての「YAPPARI! 『テイルズ オブ』スペシャルステージ@TGS2013」イベントが開催された。
イベントの始めには、バンダイナムコゲームスのプロデューサー・馬場英雄氏が登場し、2013年10月10日に発売を予定しているPS3用ソフト「テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック」の紹介を行った。
本作は、「テイルズ オブ シンフォニア」が発売されてから10周年を記念して制作されたタイトルであり、同作とその続編「テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-」が1つのパッケージに収録されている。
「テイルズ オブ シンフォニア」では、各キャラクターに描き下ろしの秘奥義カットインが追加されているほか、「ラタトスクの騎士」では欧州版に入っていたという“ヘッドチェンジ”により、頭の見栄えを変えられるようになっている。
初回特典にはユーフォーテーブル描き下ろしのグリーティングイラストや、小西克幸さんと下野紘さんからのメッセージ映像、PS3用のカスタムテーマなどが同梱されるなど、特典情報についてもおさらい。
そのほか、イベントやグッズ情報も発表に。すでに開始されているものでは、池袋サンシャインシティワールドのナンジャタウンとのコラボイベントがあり、こちらは11月10日まで行われている。新宿マルイとのコラボによる衣装は、10月11日より販売が開始となる。
また、11月6日にはOVA「テイルズ オブ シンフォニア」のBlu-ray BOXが発売を迎えるほか、ufotable Cafeとコラボした「テイルズ オブ カフェ」もスタート。発売前後にさまざまな展開が行われるので、公式サイトなどをチェックしておこう。
この後は、ロイド・アーヴィング役の小西克幸さん、ゼロス・ワイルダー役の小野坂昌也さん、藤林しいな役の岡村明美さんを招いてのトークショーへと移った。
ステージ上では、10周年を迎える「テイルズ オブ シンフォニア」の思い出や、今年6月に横浜アリーナで開催された「テイルズ オブ フェスティバル 2013」などの話題が展開。横浜アリーナでのイベントは、会場の中央にステージがあったため、360度観客に囲まれた状態での進行だったなどの感想を述べていた。
続いては、ゲーム内だけでなく、ユーザーを招いてのイベントでもお馴染み、スキットのコーナーに。お題はロイド、ゼロス、しいなの3人が「ユニゾナントパック」の紹介をするというもので、先陣を切ったゼロスがなんと真面目にシルヴァラント編を紹介。しかし自身が登場するところで思いっきり脚色を入れ、ロイドとしいながストップをかけるという、お約束とも言っていい展開が待っていた。
気を取り直してロイドが続きを…と思ったら、主人公なのにストーリーをド忘れ。しいなに詰め寄られて謝罪するも、冒険したのが10年前ということもあり「俺は、俺は悪くねえ!」と、違うキャラの名言を披露するなど、来場者を大いに沸かせていた。
スキットが終わると、3つのアプリに関する告知が行われた。1つめの発表では、新しい「テイルズ オブ」シリーズとして展開されるiOS/Android向けアプリ「テイルズ オブ リンク」の事前登録が受付中であることが明かされた。
続く2タイトル目は、「テイルズ オブ」シリーズのストーリーを追体験できるシナリオコレクションアプリ「テイルズ オブ ビブリオテカ」がiOS向けに配信予定であると発表された。そして3つ目は、シリーズの原点「テイルズ オブ ファンタジア」が無料アプリとなってiOS向けに配信されるというもの。ここで発表されたアプリ3タイトルは、全て2013年秋配信予定となっている。
なお、「テイルズ オブ ファンタジア」は、期間限定でOVAの無料配信も決定。ステージが行われた9月22日より第1話の配信が始まっており、毎週1話ずつ、計4回更新によって配信される予定だ。
ステージの最後は、お決まりの掛け声「やっぱり!」「テイルズ オブ!」で締めくくられた。