カプコンは10月20日、千葉・幕張メッセにて「モンスターハンターフェスタ‘13」東京大会を開催、本記事では「ゴア・マガラ」ステージで実施されたハンターたちの熱き戦い「狩王決定戦」などの模様をレポートする。
2013年9月14日についに発売を迎えた「モンスターハンター4」関連のさまざまなコンテンツが用意されている、全ハンター待望の“狩祭”「モンスターハンターフェスタ’13」。
本記事では「ゴア・マガラ」ステージで実施された「親子ハンター/女子ハンター 日本一決定戦 東京大会決勝戦」、そして2014年1月に開催される頂上決戦への切符を賭けた「狩王決定戦 東京大会決勝戦」の模様をレポートしていこう。
「親子ハンター/女子ハンター 日本一決定戦 東京大会決勝戦」
モンスターハンターフェスタにて毎回開催され、全国のハンター達に感動を与えた公式大会「女子ハンター日本一決定戦」「親子ハンター日本一決定戦」を3DS「モンスターハンター4」で開催。
「親子ハンター/女子ハンター 日本一決定戦」の司会・進行は「モンスターハンター4」ディレクター「藤岡要」氏、プランナー「徳田優也」氏が担当。開催を前に藤岡氏は回を重ねるごとに戦略や攻略を極めてくるの楽しみだと話し、徳田氏は自分よりプレイがうまいキッズが登場するのが楽しみだと語った。
親子ハンター決勝進出チーム
東京大会予選第1位:クロネコニャンターズ(クリアタイム/2分53秒30)
東京大会予選第2位:らがまふぃん(クリアタイム/3分36秒53)
女子ハンター決勝進出チーム
東京大会予選第1位:筆頭ヘタレニャンターズ(クリアタイム/2分52秒76)
東京大会予選第2位:るぴミニ。(クリアタイム/2分56秒50)
決勝戦では、親子ハンターはテツカブラ討伐、女子ハンターはリオレイア亜種討伐を目指す。2チーム同時プレイでのタイムアタックとなる。制限時間は10分。優勝チームには「モンスターハンター4」スペシャルパックやオリジナルゴールドメダルなど豪華賞品が用意された。
親子の絆が試される!?親子ハンター決勝戦
普段から自宅でバッチリ練習してきたという親子ハンター「クロネコニャンターズ」の武器種は「太刀」「スラッシュアックス」で段取りをしっかりとしたコンビネーションで猛攻撃を開始。
「らがまふぃん」は「操虫棍」と「太刀」。しっかりとエキスを狙って採取し自身をパワーアップして準備万端。2人の役割分担もしっかりと考えられた動きが見られた。特にお子さんのプレイに驚く開発陣、会場からも「おおーっ!」という歓声も上がっていた。
そして、クリアタイム/4分52秒73で「クロネコニャンターズ」が勝利を収めた。「らがまふぃん」のクリアタイムは5分56秒26となった。
スキのない動きが魅力!女子ハンター決勝戦
「精一杯頑張ります!」と控えめな意気込みだった女子ハンターたちは、本番では個人のプレイスキルが光るハンティングスタイルを披露。2チームとも武器は「片手剣」と「チャージアックス」。
片手剣でのスピーディーな立ち回りと、「モンスターハンター4」新武器「チャージアックス」の格好良すぎる攻撃に開発陣からもため息が。激しく暴れ回るリオレイア亜種にひるむことなく、大胆にダメージを与えていく。属性解放攻撃もしっかり頭部にヒット!
結果としては、クリアタイム/5分34秒26で「るぴミニ。」が勝利となった。筆頭ヘタレニャンターズのクリアタイムは7分01秒79と、かなり差は開いてしまったようだ。表彰式では「モンスターハンター4」プロデューサー「辻本良三」氏から賞状や賞品が手渡された。女子ハンターの1人は当日体調が悪かったが、頑張ってタイムを縮められたとのことで、感極まって涙するシーンも。
「狩王決定戦 東京大会決勝戦」
こちらもモンスターハンターフェスタにて毎回開催され、たくさんのハンターがステージでしのぎを削る「狩王決定戦」の東京大会決勝戦。オープニングでは「教えて藤岡先生!ハンターライフ講座」で登場したモンハンフェスタ特別編成 金管五重奏「モンフェス音楽隊」による演奏で盛り上がった。本決勝戦でのクリアタイム上位3チームが、2014年に開催予定の頂上決戦に東京代表として参加できる。
制限時間は10分間で、ゴア・マガラの討伐を目指し、2チームごとに合計4試合、同時プレイでのタイムアタックとなる。上位3チームには豪華賞品の他、最速討伐のチームには「モンスターハンター4」の全14種類の武器がデザインされたオリジナルのトロフィーが贈呈される。
最新作「モンスターハンター4」を使用した最初の公式大会ということで、初戦の東京大会ですでに乱戦の予感が。武器種もすべて使用され、クリアタイムにもかなりの差が生まれた。これから開催となる各都市での結果も気になるところだ。会場を沸かせ、新たな大会の可能性を見せてくれた参加ハンタ-たちよ、ありがとう!そして上位3チーム、おめでとう!
狩王決定戦 東京大会決勝戦進出チーム
東京大会予選第1位:∞(インフィニティ)(クリアタイム/2分14秒53)
東京大会予選第2位:オイル of サラダ(クリアタイム/2分15秒10)
東京大会予選第3位:ゆっけーズ(クリアタイム/2分23秒93)
東京大会予選第4位:龍河洞(クリアタイム/2分24秒33)
東京大会予選第5位:Avalon(クリアタイム/2分30秒50)
東京大会予選第6位:桜勝(クリアタイム/2分34秒80)
東京大会予選第7位:猫と犬(クリアタイム/2分38秒96)
東京大会予選第8位:ひこすな(クリアタイム/2分39秒16)
第1試合:予選第7位 VS 第8位
「猫と犬」チームはランスと操虫棍を選択。モンスター乗り攻撃を自分で自由に繰り出せる操虫棍と、地上でのランスとのコンビネーションを披露。「ひこすな」チームは大剣とスラッシュアックスで、高い火力と計算された立ち回りでゴア・マガラを圧倒した。「ひこすな」チームは残念ながら制限時間内に討伐できなかった。
第2試合:予選第5位 VS 第6位
「Avalon」チームは、ランスと操虫棍を選択。暴れるゴア・マガラの頭部を的確に当てる安定した立ち回り。「桜勝」チームは、ヘビィボウガンとスラッシュアックスを選択し、地上での頭部を狙った火力の高い打撃と、遠距離から性格に狙うコンビネーションで会場を沸かせた。
第3試合:予選第3位 VS 第4位
「ゆっけーズ」チームが選択した武器はランス&ランス。とにかく火力と属性を生かした攻撃でダメージを与えまくる。「龍河洞」チームは、武器をランスと操虫棍を選択。操虫棍でピンポイントでのエキス採取と、ランスの安定した攻撃を繰り出した。
第4試合:予選第1位 VS 第2位
「オイル of サラダ」チームは、ランスと操虫棍を選択。モンスター乗りを積極的に狙っていく操虫棍の計算されすぎた攻撃に開発陣も驚き。「∞(インフィニティ)」チームも同じく、ランスと操虫棍を選択。ほとんどスキを与えず、狂竜化もあっという間に解除し、驚愕のタイムを叩き出した!ダメージもほとんど食らっていなかったのにはビビった。
結果発表
第1位:∞(インフィニティ)(クリアタイム/5分06秒10)
第2位:オイル of サラダ(クリアタイム/5分36秒40)
第3位:桜勝(クリアタイム/6分42秒43)
第4位:Avalon(クリアタイム/7分31秒10)
第5位:龍河洞(クリアタイム/8分33秒66)
第6位:ゆっけーズ(クリアタイム/8分34秒73)
第7位:猫と犬(クリアタイム/9分43秒93)
第8位:ひこすな(クリアタイム/記録なし)