一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は、「CEDEC 2014」において、開催テーマを決定し、講演者の公募を2014年2月1日より開始する。

本年のテーマ「Go for it!」には、保守的な枠から飛び出して、どんどん新しいことに挑戦していこうという意味を込められている。

技術と人の交流を進めるためのカンファレンスであるCEDECを通じて、参加者それぞれが、新しい技術や情報に触れ、新たな出会いの中でこれまでにはない刺激を受け合い、そして、さらに新たなコンピュータエンターテインメントの開発に挑戦していく場であることを鮮明にすることが狙いだそうだ。

テーマ設定の背景:CEDEC運営委員長 植原 一充氏 メッセージより

近年大きな進化と変化を続けているコンピュータエンターテインメント。2013 年はその変化がさらに加速した年だったと言えるだろう。ハードウェアそのものや、ソフトウェアの開発環境が、高機能化、低廉化、オープン化することにより、コンピュータエンターテインメント開発の現場、あるいはコンピュータエンターテインメントそれ自体が大きく変わり始めている。

それを取り巻く環境においても、ソーシャルネットワークは言うに及ばず、クラウドファンディングやクラウドソーシング、グローバルゲームジャムやインディーズ市場、などなど、今までに無かったことが、もう当たり前になってきた。さらに、我々が作り出したものを楽しんでいただくお客様一人一人の環境や意識も、急速に変化しているのではないだろうか。

こうした中、我々開発者に求められるのは、今までのやり方を守ることだけではなく、新しい技術や知識、方法を貪欲に吸収し、自ら考え、それを「とにかくやってみる」ことではないか。

また、2月1日からは「CEDEC 2014」セッション講演者の一般公募が開始となる。応募できる対象者は、コンピュータエンターテインメントの開発・研究、および関連する業務にかかわるすべての人。研究者、学生など職業、国籍、年齢など一切問われない。応募締め切りは3月31日だ。

「CEDEC 2013」では、ゲームにとどまることなく、ロボット、AR技術、プロジェクションマッピングなど、国内外からコンピュータを用いた多彩なエンターテインメント分野からの講演者約300人による197のセッションが実施された。会期中、のべ31,660人の受講者が参加し、活発な議論が交わされたという。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

関連ワード
  • CEDEC 2014