タイトーが運営する「NESiCAxLive」にて今夏配信予定の対戦格闘ゲーム「ヤタガラス Attack on Cataclysm」にエイジャ役で出演する、中原麻衣さんへのインタビューを紹介。以前インタビューを掲載した市来光弘さん、梶裕貴さんのサイン色紙プレゼントもあるので、ぜひチェックしてほしい。
「ヤタガラス Attack on Cataclysm」は、日本の同人ゲーム製作サークルであるヤタガラス開発チームと、英NyuMedia社が共同で開発するオリジナル2D対戦格闘ゲーム。クラウドファンディングサイト「IndieGoGo」を用いて、開発費の寄付を募り、完成に至ったことでも話題になった作品だ。
本作では、シンプルで奥が深く誰でも楽しみやすいゲーム性はそのままに、大幅に新キャラクターを追加。さらに、既存のキャラクター8名に加え、3名の新キャラクターも登場する。
今回、本作に出演する市来光弘さん、梶裕貴さん、内田真礼さん、中原麻衣さんにインタビューを実施。ここでは、暗い過去を持ちながら、芯の強さと熱い心を併せ持つエイジャ・ソールズベリーを演じた、中原麻衣さんへのインタビューをお届けする。また、いぜにんたビューを掲載した市来さん、梶さんのサイン色紙のプレゼントもあるので、ぜひ最後まで読み進めてほしい。
エイジャ・ソールズベリー(Aja・Salisbury)
「我が国の自滅回路はすでに動き出してしまった。……これより災禍を鏖圧する。」
イギリス出身。保守統一党において古いシキタリを守るための汚れ仕事をこなす諜報員であった。Order of the Blue flower(青華騎士団(せいかきしだん))と呼ばれる急進主義派の台頭から保守党の代表者達は次々と失脚、居場所を失ったエイジャは軍事同盟国の日本へと亡命する。
亡命後も結局は政治的しがらみから逃れる事はできず、意思を持つ事を許されない殺人人形として生きる事を望まれ世界に絶望していたが、とある出来事から世界の改革を望むようになる。
――まず、エイジャを演じてみての感想があれば教えてください。
中原さん:最初に台本とキャラクターのイラストをいただいたときは、凛として、格好いい女性なのかと思ったんです。台詞を見ても「~なのだ」といった固い口調が多いですし、とにかく芯が強い女性をイメージしながら演じました。
――演じた中で、印象に残ったセリフはありますか?
中原さん:特定のセリフというより、必殺技はもちろん、ちょっとしたセリフひとつひとつも格好いいので、演じていて楽しかったです。
――やはり必殺技を収録するときは、自然と熱が入るものですか?
中原さん:そうですね。私自身アーケードで格闘ゲームを遊んでいたので、テンションは上がりましたね(笑)。
――具体的に、アーケードではどのようなタイトルを遊んでいたのでしょうか?
中原さん:「ストリートファイター2」とか、「KOF(キングオブファイターズ)」、「サムライスピリッツ」あたりですね。「サムライスピリッツ」は特にはまっていました。ただ、考えて技を出すのが苦手で、すごく下手だったんです(笑)。
格闘ゲームって、必殺技が決まる瞬間にアップになったりと、演出がとても格好いいじゃないですか。それを見るだけでも楽しかったです。
――実際に遊ぶだけでなく、ほかの方のプレイを見るのも好きだったと。
中原さん:むしろ見ている方が好きでした(笑)。「ヤタガラスAC」も、上手い人が遊んでいる姿を見てみたいですね。
――アーケードの格闘ゲームに出演することは、以前にもあったのでしょうか?
中原さん:コンシューマ用タイトルに出演させていただくことが多く、アーケードゲームとなるとそれほどないですね。アーケードゲームの場合、パッケージを買うよりも気軽に楽しめますし、その分たくさんの方に触れてもらうチャンスがあると思います。そんな作品に出演できるのは本当に嬉しいですし、ぜひ遊んでもらいたいと思います。
――エイジャは、ユーザーがある程度勝ち進まないと出現しないという話を聞きました。そのことについてはどのような印象を抱きましたか?
中原さん:出てくるまでに相当勝たなければいけないらしく、レア感があるのは嬉しいです。その分かなり強いキャラクターになっていそうで、ユーザーさんに嫌われないか心配です(笑)。
――一方で、本当に強ければ強烈な印象として残りますよね。
中原さん:何もできずに負けたら記憶になりますよね。格闘ゲームで女性キャラクターが重要な立ち位置にいることって、あまりないと思うんですよ。そういう意味でも、ユーザーさんには珍しい体験になるかもしれませんね。
――ストーリー設定を見ると、大変な人生を送っているキャラクターなのですね。
中原さん:冷たいキャラクターに見えるんですけど、実際は熱い心も持っているんです。
――ゲームは映像がない中での収録になりますが、どのようにイメージを膨らませているのでしょうか?
中原さん:やっぱり過去に遊んだゲームをイメージしますね。ゲームをまったくやってこなかった人に比べれば、理解も早いと思います。
――中原さんは、柔らかく、女の子らしい雰囲気のキャラクターを演じる機会が多いと思いますが、今回のエイジャのような格好いいキャラクターを演じてみて、感覚に違いはあるのでしょうか。
中原さん:普段の喋り方であったり、パーソナルな部分とは真逆の性格なので、難しいと感じる部分もありますが、演じること自体はとても楽しいです。お腹に力を入れて、言葉のひとつひとつが流れていかないように…とは意識しました。
――ゲームならではの難しさもあるのですね。
中原さん:大変か、大変でないかで言えば、簡単な仕事はひとつもありません。ですが、どのキャラクターも大切ですし、収録の内容によってた難しい部分も変わってきます。ゲームの場合、必殺技を叫んだりするので、喉の管理は大変ですが、どれも貴重な体験ですし、携わられてもらい、本当にありがたいと思っています。
でも、掛け合いも1人で演じなければいけないので、ゲームの収録は孤独ですね。今誰と戦っているのかを想像しながら演じています。
――キャラクター同士の掛け合いがどのように仕上がっているかも、稼働後の楽しみですね。
中原さん:相手となるキャラクターが、一体どんな性格なのかは把握しきれないところですから、稼働してから「こうなるんだ!」と、楽しい発見があると思います。
――最後に、稼働を楽しみにしちえるファンへのメッセージをお願いします。
中原さん:今回エイジャというキャラクターを演じさせていただきました。勝ち抜いていかないと会えないキャラクターなので、ぜひ皆さん、腕を磨いて挑戦してみてください。
――ありがとうございました。
市来光弘さん、梶裕貴さんのサイン色紙をそれぞれ1名にプレゼント!
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賞品
市来光弘さん、梶裕貴さんのサイン色紙
提供
ヤタガラス開発チーム
当選数
各1名(抽選)
応募期間
2014年2月25日~2014年3月4日