「ドラゴンクエストX dゲーム版」がドコモスマートフォンやタブレットにも対応した。そのメリットはどこにあるのか、詳しく紹介していこう。

目次
  1. 「ドラゴンクエストX」がタブレット、スマホで遊べる
  2. dゲーム版「ドラゴンクエストX」対応機種
  3. 手軽に、快適に遊べるクラウドゲーム版
  4. 「ドラゴンクエストX」をするためのdtab

「ドラゴンクエストX」がタブレット、スマホで遊べる

2013年9月30日に電撃的に発表された、クラウドゲームとして遊べるdゲーム版「ドラゴンクエストX」。これは簡単に言ってしまうと、Wii/Wii U/Windows向けにサービス提供されている「ドラゴンクエストX」と同じ内容が、ドコモのゲームプラットフォーム「dゲーム」にて遊べるというもの。

dゲーム版のサービス開始当初はドコモの「dtab」のみの対応だったが、3月10日から対応機種が拡大された。タブレットだけでなく、スマートフォンにも対応し、現在は下記の全14機種に対応している。

dゲーム版「ドラゴンクエストX」対応機種

スマートフォン

AQUOS PHONE ZETA SH-02E/AQUOS PHONE ZETA SH-01F/SH-01F DRAGON QUEST/ARROWS NX F-01F/GALAXY S3 SC-06D/GALAXY S3 α SC-03E/GALAXY S4 SC-04E/Galaxy Note3 SC-01F/Xperia Z SO-02E/Xepria A SO-04E/Xperia Z1 f SO-02F

タブレット

ARROWS Tab F-02F/dtab/Xepria Tablet Z SO-03E

対応機種についての詳細はこちら

スマホやタブレットでも「ドラゴンクエストX」が遊べるというのは驚きだが、実際にプレイするには何が必要か、なかなかチェックできていない人もいるだろう。まずはその点を紹介していこう。

プレイに必要なのは、スマホやタブレットなどの対応機種と通信環境(Wi-FiまたはドコモLTE「Xi」)、spモード契約、docomo IDだ。Wii/Wii U/Windows版でプレイしているキャラクターでプレイする際には、そのスクウェア・エニックスアカウントも必要となる。docomo IDが分からない場合は、パスワードを「dメニュー」の「お客様サポート」から確認することができる。

これらの準備が整ったら、あとはドコモのコンテンツマーケット「dマーケット」から「dゲーム」にアクセスし、アプリをインストールしてdocomo IDでログインすればOKだ。アプリ本体は無料で配信されており、サイズは約13MBと非常に小さいので、タブレットやスマホでも容量を気にせず遊べるぞ。

なお、アプリをダウンロードしてから3時間は無料でプレイできるが、それ以降は3日間350円か10日間650円の利用券が必要となる。新規でプレイを始める場合はパッケージを購入する必要がないので、試しに3日間の利用券を買ってストーリーを楽しんでみる…といった感じで、手軽に始められるのだ。今なら先着10万名に初回無料プレイ時間が3日間(72時間)ついてくるのも見逃せない。

Wii/Wii U/Windows版でプレイしているキャラクターを使ってプレイする場合は、Wii/Wii U/Windows版の利用券に加え、dゲーム版でも利用券が必要となる。両方で利用券を購入しなければいけないとはいえ、dゲーム版は3日間と10日間という短期間のチケットが用意されているため、「出張の合間に」とか「実家に帰省している間に少しログインしたい」といった要望を叶えてくれる料金形態となっている。

もちろん、出張や長期休暇といったタイミング以外でも活用できる場面は多い。タブレットやスマホ単体だけで遊べるので、例えばお昼休憩で少しだけプレイするといったことも可能だ。友人同士でプレイするのであれば、リアルで会って顔を突き合わせながらアドホック通信のように遊べば、声を出しながらコミュニケーションを取ってプレイすることもできるので、普段とは違った新鮮な気持ちで楽しめるだろう。

どこにでも持ち運べるタブレットの手軽さと、短期間の利用券、それぞれのメリットが合致した形で遊べるので、遊びたいときにいつでも遊べる環境が作れるのは嬉しいところ。

ちなみに、料金は「ドコモ ケータイ払い」で毎月のケータイ料金とまとめて支払いができるので、利用券の購入ごとに手間がかかる心配もない。利用券を購入するとドコモポイントが獲得でき、貯まったポイントを支払いに充てることもできる。ゲームの利用券以外にアイテム課金は存在しないので、ついつい遊び過ぎて請求額が高くなってしまうこともない。

手軽に、快適に遊べるクラウドゲーム版

さて、dtabで遊ぶための準備やメリットを簡単にお伝えしたが、肝心なのは「タブレットでも快適に遊べるのか」「クラウドゲーム版って回線の遅延とか大丈夫なのか」といったポイントだろう。

結果から言ってしまえば「サクサク遊べる」の一言だ。フィールドの移動や戦闘でラグを感じることもないので、パーティを組んで魔法の迷宮に挑んだり、時間があればガッツリストーリーを楽しむこともできる。

もちろん、タブレットやスマホで手軽に遊べるという特徴を活かして、カジノや職人、畑のチェックをしたりと、ちょっとした時間で遊べるコンテンツを進めてもいい。

実際にプレイしていて思ったのは、Wi-Fiの環境が悪くて一時的に回線が遅くなってしまっても、すぐに切断されないところが嬉しい。回線の調子が悪くなると画質を落として配信され、継続してプレイできることが優先されるのだ。

通信速度に問題があっても、ゲームが終了されるまで5分ほどの猶予があるので、戦闘中にいきなり落ちて、復帰したらモンスターに倒されていた…ということもないだろう。無線でのオンラインゲームはよく切断されるという印象を持っている人も、一度触ってみてほしいと思う。

UIはボタン表示を消したり、別のモードで表示させることもできる。
チャットもキーボード配置ができたり、定型文が簡単に出せたりと、コミュニケーションも取りやすく作られている。

「ドラゴンクエストX」をするためのdtab

dゲームを楽しむためだけにタブレットを買うのは高い…と思っている人は、現在キャンペーンとして、ドコモのオンラインショップでは通常価格24,500円のdtabが9,500円で販売されているのでオススメ。dtabをタブレットとして評価すると10.1インチの大画面で高精細なディスプレイや、軽さに反した6020mAh大容量バッテリー、1.2GHzクアッドコアCPU搭載など、非常にバランスのとれた機種であり、ドコモユーザーならこの価格でdtabを買えるのはおトクである。

現在タブレットやスマホで「ドラゴンクエストX」をプレイできるのはドコモだけなので、興味を持った方はこのチャンスを逃さないようにしよう。

※ドコモの契約者でspモード、dビデオのご契約があれば1回線に1台限り。

また、「ドラゴンクエストX」が提供されているプラットフォームである「dゲーム」では現在約80のコンテンツがラインナップに用意されており、スクウェア・エニックスの「唯一性ミリオンアーサー」をはじめ、人気作やドコモオリジナルタイトルが基本無料(※)でプレイでき、他にもdtabは「ドラゴンクエストX」のゲーム体験の幅を広げてくれるだけでなく、ホーム画面である「dマーケット」を通じてさまざまなコンテンツが楽しめるので、dtabは初めてタブレットを使う人のデビュー機種としてもオススメだ。

※ゲーム内のアイテムは一部を除き有料です。

3月から5月にかけては、祝日が多かったり、学生には春休みがあったり、何かとまとまった休みが取れる人も多いだろう。実家に帰省するまでの移動時間をどう過ごそうか考えていたり、家族サービスでじっくりゲームを遊べないと悩んでいる人は、通信環境があればタブレットやスマホだけで遊べ、利用券も3日間と10日間という手軽さがウリのdゲーム版「ドラゴンクエストX」で遊んでみてはいかがだろうか。

※表示価格はすべて税抜きです。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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