イチオシのギャルゲーを大ボリュームで紹介する連載企画「ギャルゲー一本釣り!!」。第25回は日本一ソフトウェアより2014年4月24日に発売されるPS3用ソフト「ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった。」の魅力をお届け!

プレイインプレッションをお届け!

本作は、主人公・如月優也と3人のヒロインが所属する郷土歴史研究会を存続させるべく文化祭の成功を目指す共通パートと、凄惨な事件が発生した後のヒロインたちの狂気が描かれる個別パートに分かれています(便宜上、それぞれハーレムパートとヤンデレパートと呼称します)。どちらも文章を読み進めつつ、時折登場する選択肢を選ぶことで物語が進行していくのですが、それぞれに役割が異なります。

ハーレムパートでの選択肢は、3人のヒロインのうち、誰とより密接になっていくかというものになっており、その後のルート分岐に影響するものです。ヒロインたちは幼少期の思い出から主人公にべた惚れで、都度迫ってくるヒロインたちの中から1人を選ぶというのは、それだけでも苦渋の決断です。

もちろん、八方美人に全員のヒロインにいい顔をしようとしてもダメです。あまり誠実でない対応をしていると、ヤンデレパートにすらたどり着けないままエンディング、ということもありますので注意しましょう。

BAD END時にはこちらの画面が表示されます。
BAD END時にはこちらの画面が表示されます。

一方、ヤンデレパートはひとつでも選択肢を誤ると即BAD ENDという非常にシビアなものになっています。私は最初、佐優理さんのルートをプレイしたのですが、何度選択肢を誤って鋏で刺されたことか…(涙)。セーブをこまめにすることはもちろんですが、クイックセーブにも対応しているので、とにかく選択を誤ったらその場は諦めて殺されて(?)、何度も挑戦するようにしましょう。

さて、ここまでは選択肢という点にのみ焦点を当てて紹介してきましたが、ストーリーについてもネタバレにならない程度に紹介していきましょう。

ハーレムパートでの見どころはやはりというべきか、それぞれのヒロインの魅力です。抜群の運動神経と元気ハツラツさ、そして小柄ながらも胸に夢が詰まった陽佳、常に学年1位の学力を持ちながら、やる気がなくて人とも交流を持たないというギャップが目を引く神無、旧家のお嬢様でありつつも、鍛冶や裁縫が得意という女の子らしい面を持った佐優理と、個性たっぷりな女の子たちが全力でアピールしてくる状況は、男としては喜ばずにはいられないですよね!

主人公が彼女たちを幼いころに救ったことが、
現在の関係へとつながっています。
陽佳の着替えを見てしまう場面。
いろいろ破壊力が高すぎやしませんか?
トイレで神無の下着に手をかけている
この状況は言い逃れできないのでは…?
男の子の大好物であり、夢でもある美少女の膝枕。
この眺めはいいものですね!

昔の文献を読み解いた神無がいざえもんをデザインし、佐優理が持ち前の裁縫の技術を活かして着ぐるみを作り、それを着ながら陽佳が超人的な身体能力でジャグリングを披露するという、常人には収まらない能力を持った彼女たちとともに、優也は文化祭の成功、そして郷土歴史研究会の存続のために奮闘します。

その過程でいざえもんはゆるキャラとして町の人々の人気を得ることになるのですが、そこに目をつけた市役所の職員・香也子が学校に問い合わせたところから歯車が狂いだし、狂気をはらんだヤンデレルートへと突入します。

ちなみに、ハーレムルートでは彼女たちの魅力だけでなく、狂気も行動の中に見え隠れしています。それを感じ取ってもらって、その後の展開を想像してみるのもまたストーリーに深みを与えてくれると思います。

ヤンデレルートについては正直言葉が出ないほどに強烈な内容となっているのですが、サイコサスペンスとしてはさまざまなシチュエーションが用意されており、その手のものが好きな人にとっては刺さる部分もあるのではないかと思います。

また、いわゆる猟奇的な部分だけがピックアップされていますが、その裏にはそれぞれのキャラクターの背景であったり、登場人物同士の関係など、さまざまな伏線が張り巡らされています。そのあたりをしっかりと見極めつつ、物語を進めた先に衝撃のエンディングが待ち受けているのです。

最後に、ツンデレ生徒会長の静香についても触れておきます。当初は郷土歴史研究会を廃部に追い込む存在として登場する彼女ですが、デレてからは主人公の心のオアシスとなります。だからこそヒロインたちの反感を買ってしまう不遇な立ち位置ではあるのですが、作中における唯一といってもいい良心であり、私のみならずプレイヤーを癒してくれること間違いなしです!

静香が買い食いしている場面に遭遇。こんな感じに
歳相応な可愛らしさも持ち合わせているのです!
体育館の壇上、体中を傷つけられた無残な姿で
見つかる静香。こういったシーンも結構あります…。

第25回、いかがだったでしょうか。少なくとも被害者がゼロという状況にはならない、決して明るい作品ではない本作ですが、その中でもエンディングにはかすかな救いがあると私個人は思っています。題材はシビアではあるものの、キャラクターたちの魅力が加わることでただのサイコサスペンスではない、独特の魅力が描かれていますので、ぜひチェックしてください。

次回ですが、また来月あたりで1本紹介できればと思っています。引き続きギャルゲーを盛り上げるべく頑張りますので、今後もご覧いただけますと嬉しいです!

ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった。

日本一ソフトウェア

PS3パッケージ

  • 発売日:2014年4月24日
  • 価格:7,344円(税込)
  • 17歳以上対象
ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった。

ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった。

日本一ソフトウェア

PS3ダウンロード

  • 発売日:2014年4月24日
  • 価格:6,171円(税込)
  • 17歳以上対象
  • PS Storeダウンロード版
ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった。
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(C)2014 Nippon Ichi Software, Inc.

※画面は開発中のものです。

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