独立系ビデオゲーム開発スタジオのCitadel Studiosは、箱庭系RPG「Shards Online」をKickstarterで公開した。

約8ヶ月の開発期間を経て誕生したShardsのプレイアブルなプレアルファ版は、北米のPAX East 2014にて「トップインディーズ MMO」を受賞している。今回、本作のスクリーンショットやプレイ動画が公式サイトで公開された。

Citadel Studiosは「ウルティマオンライン」の元開発チームによって結成され、日本のユーザーにアピールし、今後充分なサポートとコミュニティの支持を得られた場合は本作の日本語版を作りたいとの意欲を見せている。

Citadel StudiosのCEO 兼共同創設者であるデレック・ブリンクマン氏は、「Shardsは、我々にとって無限の可能性を意味しています。それは我々からゲーマーへ、そしてゲーマーが自分自身に提供できる事の可能性です。」と述べ、「究極的には、我々は単なるシングルプレイヤーゲームのコミュニティを育むのではなく、プレイヤー自身が自らのインゲームコミュニティを構築するツールを提供しているのです。」と語っている。

神々や半神半人たちが争い合う広大な多元的宇宙の混沌において、未だ探求されておらず、今後の発見が待たれる宇宙が存在します。それぞれの規則、システム、そして歴史を備えた各プレイヤーは、これらの「shards = かけら」を探求する中で宝を見つけ、現代および過去の文明から新たな技術や能力を学習します。Shards Online の発売時には多様な公式規則群が備わっていますが、プレイヤーは自らの規則を作成・共有する事も可能となります。本格的なPvP 経験から、プレイヤーがファームのみ可能なshardまで、あらゆる事が可能です。ゲーマーは自身のサーバーを動作させ、人間のプレイヤー向けに Liveコンテンツを作成したり、他のサーバーに入り込み、生の仮想世界におけるオープンエンドなキャラクター開発、カスタム化可能ハウジング、戦術的戦闘等を利用できます。マップは、ハイファンタジーやSF、米国開拓期の西部、ジャングル、恐竜等、多岐に渡ります。

Citadel Studios のクリエイティブディレクター兼共同創設者であるティム・コッテン氏は、「クラウドファンディングに至った理由は、実に単純でした。我々は、プレイヤーに自由を与えたいのです。しかし、大企業や大手ソフトメーカーは自由を好みません。」と語り、「よって論理的に考えた場合、Shardsを実現させるにはインディーズに留まる方法しかありませんでした。そして、インディーズでありながらも成功を獲得するには、初めからファンを巻き込むのが唯一の方法です。」と述べている。

Kickstarterのインセンティブは、フォーラム、アルファ版(2014年末までに発表予定)、管理者プログラムおよびアーリービルダーズプログラムへの早期アクセスが提供される。支援者は無料のプレミアムサブスクリプション、特殊武器およびアーマー、ゲーム内における自身の似顔絵、主なクラスタステータス、開発チームとのVIPパーティ、ゲームボックス、マップ等を獲得できる。

Shards Kickstarterプロジェクト
http://shardsonline.com
https://www.facebook.com/shardsonline
https://twitter.com/ShardsOnline

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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