コーエーテクモゲームスの恋愛・育成シミュレーションゲーム「金色のコルダ」シリーズ。その最新作「金色のコルダ3」を原作としたTVアニメ「金色のコルダ Blue♪Sky」が4月より放送を開始した。今回は、TVアニメ最終回の収録を終えたばかりの声優陣にこれまでの感想などをお話し頂いたので紹介しよう。

当日インタビューしたキャスト

小日向かなで役:高木礼子さん
如月響也役:福山潤さん
如月律役:小西克幸さん
榊大地役:内田夕夜さん
水嶋悠人役:水橋かおりさん
八木沢雪広役:伊藤健太郎さん
火積司郎役:森田成一さん
水嶋新役:岸尾だいすけさん
土岐蓬生役:石川英郎さん
冥加玲士役:日野聡さん
七海宗介役:増田ゆきさん

――収録を終えての感想をお願いします。

高木さん:あっという間に終わってしまった感じがします。思い出深いシーンはたくさんあるのですが、かなでが自分の心を解放して音楽を奏でた時の表現が印象的です。

福山さん:響也は律を否定したり後ろ向きになってしまったシーンなどもあったんですが、回を重ねるごとにとても成長したのではないでしょうか。感無量です。

小西さん:もともとは恋愛シミュレーションゲームですから、音楽もありつつ恋愛面がメインになっている気がしてたんですけど、アニメではとてもスポ根アニメになっていたので(笑)、非常に楽しく演じさせてもらいました。甲子園を目指す高校球児というか、コンクールで1番になろうと燃えている学生の物語は楽しかったですね。感無量です。

内田さん:とても楽しかった反面、収録が終わってしまったのが寂しいという思いが強いです。10年以上続いている作品とはいえ、こうして皆で会う機会はそんなに多くなかった中、アニメだと毎週皆に会えていましたから。一言で言うなら感無量です(笑)。

水橋さん:やっぱり12回ですと早かったですね。あっという間に駆け抜けたなという気がします。最終回では、今まで部活のメンバーと頑張ってきた結果が出せて良かったなと思います。

伊藤さん:あっという間の12回でした。我々至誠館は至誠館らしくいられたのではないかと思います。朝一にコンディションを整えるのがちょっと大変でした(笑)。

森田さん:各キャラクターがとても個性的でバラエティに富んでいますから、12本で収めるには難しい作品だったのではないかなと思います。もし2クールあったら、もっと突き抜けた作品になったんじゃないでしょうか。そんな中、至誠館はやることを全部出し切ったという思いですね。あっ、でも廃部問題はまだ終わってないので、早く仙台に帰ります(笑)。

岸尾さん:もちろん至誠館なりのドラマはちゃんと描かれていたんですけれど、12話のうち半分ちょっとくらいの出番だったので、もっと演じたかったですね。それと「金色のコルダ」「金色のコルダ2」のキャラクターも結構出番があったので、ぜひ柚木にも出てほしかったですね。

石川さん:あっという間に終わってしまった気がしますね。あと、神南メンバーがアフレコで揃うことも少なかったので、ちょっと寂しかったです(笑)。

日野さん:冥加が活躍するのはだいぶ後半だったんですが、序盤から画面にはいたので「インパクトの強さを感じられたよ」と周囲からは言われていました。実際の出番は全体の半分くらいだと思うんですけど、序盤から一緒に出ていた気持ちで最後まで駆け抜けました。

増田さん:12話があっという間で、毎回笑いを堪えるのが大変な現場でした(笑)。ゲームでは色々な個性をもったキャラクターがたくさんいて、アニメーションになると「もっと濃い!」というのを再確認したというか。一緒の現場でお芝居をすると、メンバーの熱意が直に伝わってきて楽しかったです。放送時間には、全国のファンの皆さんと同じタイミングで盛り上がれるようにテレビの前にいたんですよ。それも間もなく終わってしまうかと思うと、少し寂しいです。今回のアニメからゲームに入ってくださる方がいたら嬉しいですね。

――印象的だったシーンはどこでしょうか?

高木さん:氷渡さんにさらわれた所ですかね。気配に気付いて、振り返ったところでシーンが終わっているので「どうやって地下室まで連れてこられたの?!」とずっと気になっています(笑)。

福山さん:ゲームの裏側で「こんなこともやってたんだ」と照らし合わせながら考えると面白い部分がたくさんあると思います。個人的には、冥加が外さないなと。彼はモノローグが多いんですが、口を開けば時代劇というか。1カ所に絞れないんですけど、冥加のセリフは本当にインパクトある美しい日本語を体現していると思いますよ。僕自身は「駄犬」って言われた立場ですけど(笑)。

小西さん:律はあまり人に説明せず「こうだ!」と一方的に決めてしまう所があって、そこも律らしくて面白かったんですけど、コンクールでのマエストロフィールドの風景でしょうか。至誠館の時に伊達政宗像が出てきたときは度肝を抜かれました(笑)。

内田さん:星奏学院はとくに演奏シーンが多いんですが、演奏中はメンバーがお互いの心の内をモノローグにのせて会話するんですよ。これができる星奏だからこそ、強いんじゃないかな(笑)。

水橋さん:ゲームの中で好きだったシーンが登場していたのが印象深いですね。響也のブランコとかすごく好きだったんですよ。一度心が折れていた所で、ヒロインによって立ち直っていく過程が丁寧に描かれていたので、そこがすごく嬉しかったです。あとは榊先輩と土岐さんが微妙に張り合っている部分もどの程度描かれるんだろうなと思っていたんですが、こちらもしっかり登場していて良かったです。映像になると何気ない部分もはっきり分かりますね。

伊藤さん:崩れ落ちた火積に「立て!」というシーンですね。僕らは小日向さんの関係ないところで盛り上がっている部分が多いんですけど(笑)、夜の公園で男5人が円陣を組むとか、至誠館らしさの出ているシーンが印象に残っています。

森田さん:伊達政宗像も印象的だったのですが、全体を通して演奏しているシーンの衣装がパワーアップしていた所ですね。今までは学生服でしたが、ステージ衣装が凄くて。たぶんオーダーメイドだと思うんですけど、より一層、各学校やキャラクターのイメージがしっかり作りこまれているんだなと印象に残りました。

岸尾さん:やっぱり1番印象的となると伊達政宗像なんですけど、オンエアで見たら政宗像よりも篝火のほうがすごくてびっくりしました(笑)。あとはものすごく個人的ですけど、完全に体育会系の顧問も印象深いですね。

石川さん:個人的には、東金の父親が出てくるシーンですね。演じられた銀河万丈さんが全部もっていったなと。あんなに説得力のある方に登場されたら、他のキャラクターが全く目立たなくなっちゃいますよ!(笑)。完全に負けてしまっていたので、ちょっと嫉妬しましたね(笑)。

日野さん:冥加の「野良犬に骨を投げ与えるように」というセリフが印象的でしたね。これから出てくる機会があると思いますので、要注目です!(笑)

増田さん:エンディングでは、皆が色っぽくて素敵な寝顔を披露してるんですよね。なので七海はどんなかなと思ってたんですけど「誰かに毒でも盛られた?!」という感じで(笑)。自分の中ですっごく面白くて印象に残っています。

――ゲームの収録と違いを感じる部分はありましたか?

福山さん:ゲームの収録では、周りが濃いキャラクターなわりにボケてる人ばかりで響也が1人でツッコミしてた感じなんです。今回のアニメでもボケてる人にツッコミを入れてるんですけど、誰も返してくれない(笑)。結果としては1人ぼっちというか、あんまり変わってないですね。色々と乗り越えた先にはだんだんとセリフもかみ合ってきて「1人じゃないんだな」と実感できました(笑)。

小西さん:ゲームでは基本的に1人なので、一緒に演じられることが嬉しかったですね。同じものを見ながら共有できるのが嬉しいです。

内田さん:1人でブースにいて1人で収録するのと、皆で一緒に収録するのではスタジオの雰囲気が全く違いますね。ちょっと失敗があったり、誰かが面白いことを言ったりすれば皆から笑いが起きますし。こういった雰囲気が作品の中にも入っていくような気がして好きですね。

水橋さん:私自身はアニメもゲームもイベントもあまり違いを感じていませんね。ずっとイベントを続けているせいなのか、皆さんのお芝居とかもよく分かっているので。そんなに変わらないんですよね、不思議です(笑)。

伊藤さん:イベントなどで顔を合わせてますからメンバーの雰囲気はもちろん把握しているのですけど、ゲームとは違って団体戦で臨めたのが良いところですかね。イベントではあまり機会のなかった氷渡君とか冥加の妹の枝織ちゃんとか、彼らとも立体的な感覚をもって付き合えたのが大きな違いでしょうか。

森田さん:イベントなどで会う機会もあるので、そこまで久しぶりという感覚はないんですけど、アニメの収録で毎週集まるというのはとても久しぶりでした。なので最初に集まったとき、やはり10年もやっているせいか「皆、年取ったな」というか。いや悪い意味じゃないですよ!!(笑) 現場が落ち着いていて熟しているというか、良い感じだなって思いました。最初から安心できる新番組だったので、そこは新鮮な経験でしたね。

岸尾さん:至誠館はチームワークの良さが武器ですから、アニメでは5人揃って政宗公のために頑張りました(笑)。

石川さん:皆さんのキャラクターを良く知っているので、アニメもゲームもあまり変わらないですね。10年の付き合いってすごいです(笑)。

日野さん:テスト収録の時にいつも以上の脱線を受け止めてもらえることですね。そこが非常に楽しい部分でした。

増田さん:私は人数の多いところがちょっと苦手なのですけど、今回のスタジオはとても楽しかったです。もう10年ですから、とても安心感のある空間なので皆と一緒に録っているほうが好きです。

――ありがとうございました。

(C)星奏学院オーケストラ部

※画面は開発中のものです。

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