一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は、「CEDEC 2014」の受講者数およびセッション数などが過去最大規模となったことを明かし、あわせて北海道札幌「SAPPORO CEDEC 2014」を11月21・22日に開催すると発表した。
「Go for it!」をテーマに、9月2日から9月4日まで横浜市・パシフィコ横浜で開催されたコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス 2014(CEDEC 2014)」は、受講者/セッション数などいずれも過去最大規模となり、盛況のうちに閉幕したとのこと。
参加者数は、CEDEC 2013の約5000人(会期中の受講者、講演者、ボランティア等含む。以下同じ)を上回る過去最多の6,564名を数え、昨年から大幅な増加となり、コンピュータエンターテインメント開発はもとより、関連技術に関わるより多彩な分野の人たちへの認知が進んだこと示された。また、CEDEC 2014のセッション総数は、CEDEC 2011の210セッションを上回る過去最多の236セッションで、展示ブースは57、スポンサー数70社と、いずれも過去最大規模を記録。
今回の盛況を踏まえ、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会はCEDEC初となる地方開催を、11月21・22日に北海道・札幌にて開催することを明らかにした。
CEDEC 2014講演資料は、CEDiLにて本日から、順次公開
CEDEC 2014の講演資料を、本日から、CEDiL(名称:セディル。正式名称:CEDEC Digital Library)にて、順次公開します。CEDiLは、CEDECで発表された講演の資料などの情報をインターネット上に公開するデジタルライブラリーとして2011年2月に開設しました。
これまで、コンピュータエンターテインメントの開発者はもちろん、関連する産業、アカデミック、メディア等に関わる方々にとって貴重な情報源となっています。過去のCEDECでの909セッションの講演資料等が公開されています。(2014年9月10日現在)CEDiLの利用は、無料の会員登録を行うことで、ダウンロードによる資料閲覧、講演動画、ページのタグ編集などが可能になります。
CEDiLウェブサイト
http://cedil.cesa.or.jp/
CEDEC 初の地方開催決定
CEDEC運営委員会では、日本全国のコンピュータエンターテインメント系企業から寄せられている、遠方からの参加が難しい、限られた人数しか参加できない、などの声に応えて、2014年11月21日(金)・22日(土)の両日、CEDEC初となる北海道札幌市での地方開催を決定しました。
このたびの地方開催は、北海道札幌市のコンピュータエンターテインメント開発会社が開催する技術カンファレンスに協力する形で、「SAPPORO CEDEC 2014」の名称で開催します。主催・運営は、地元企業有志によるSAPPORO CEDEC実行委員会(委員長 ゲームドウ有限会社 代表取締役 中村心)が行い、CEDEC運営委員会は講演内容に関する助言と講演者の紹介を行います。
参加対象は、北海道に在住するコンピュータエンターテインメント開発に関わる技術者やクリエイターなどです。プログラムは、CEDECで実績を持つ講演者によるセッションや、ツール・ミドルウェアの展示とソリューションの講演など、技術セッションを中心にした構成で15セッションの実施を予定しています。受講申し込みは、10月20日(月)より開始する予定です。受講料は、2日間2,000円(消費税込み)です。
開催概要
名称:SAPPORO CEDEC 2014
会期:2014年11月21日(金)・22日(土)
会場:TKP 札幌カンファレンスセンター (北海道札幌市中央区北三条西3-1-6 札幌小暮ビル6F)
主催:SAPPORO CEDEC 実行委員会
委員長:ゲームドウ有限会社 代表取締役 中村 心
運営委員:株式会社スマイルブーム 取締役 徳留 和人
実行委員:株式会社ジースタイル 代表取締役 澁谷 憲吾
実行委員:株式会社ロケットスタジオ 代表取締役 竹部 隆司
内容:エンターテイメント技術のセッションを 15セッションと、ソリューションの展示を行います
対象:コンピュータエンターテインメント開発技術者・クリエイター
セッション数:2日間で15セッションを予定。ツール・ミドルウェアの展示も有り。
参加費用:2日間 2,000円(税込)
参加方法:SAPPRO CEDEC 2014 ホームページ上の受付専用サイトから10月20日より事前に参加登録
公式URL:http://smileboom.com/sapporocedec/(9月19日公開)