フジテレビジョンとセガネットワークスは、グーパが運営するゲーム特化型クラウドファンディングサービス「クラウドライブ(Crowdrive)」を通してクラウドファンディング事業に参入することを発表した。
フジ・メディア・ホールディングスの子会社で、スタートアップ企業向けファンドの運営を行うフジ・スタートアップ・ベンチャーズとセガネットワークスは、フジテレビとセガネットワークスの両社が本事業に参入するため「クラウドライブ」を運営するグーパへ出資する。「クラウドライブ」を利用したクラウドファンディングサービスは、10月下旬に提供が開始される予定だ。
フジテレビとセガネットワークスは、“魅力的な企画(プロジェクト)の提供力”をスマートデバイス向けゲームアプリを展開するセガネットワークスが担い、“企画(プロジェクト)を認知させる発信力”を地上波を中心としたメディア力を有するフジテレビが担う形でこの事業の成功を目指すという。
また両社は、アニメ特化型クラウドファンディングサービスですでに実績のある、グーパが運営する「クラウドライブ」を本事業のプラットフォームとして利用することで、三者三様の強みを生かしゲーム事業における魅力的なクラウドファンディングサービスを提供していくとしている。
「クラウドライブ(Crowdrive)」 概要
「クラウドライブ」はゲームクリエイターとファンをつなぐクラウドファンディングサービスです。Webサイト上で公開するアイデアに対し、それらに共感したファンから小口で創作資金を募集する仕組みを「クラウドライブ」は提供します。そして支援の見返りとして、クリエイターより直接プロジェクトの成果物やグッズ、他では手に入れることのできない限定的なモノやサービスを提供します。