カプコンは、11月27日発売予定のPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PC用ソフト「バイオハザード HDリマスター」において、「リソースコントロールの楽しみ」と「探索要素」についてを紹介した。
制約によって際立つ「リソースコントロールの楽しみ」
サバイバルホラーの代名詞ともいうべき本シリーズ。今回はそんな本作の醍醐味の一つである、限られたアイテムや道具、そして知恵を駆使して窮地をどう脱するかというテーマについて紹介された。
本作ではゲームを進めていく上で、否応なくさまざまな制約を受けることになる。それは敵を倒すための武器にも当てはまることで、銃弾は本作では貴重品だ。敵と遭遇するたびに殲滅していては、とても補給が追いつかない。
銃で倒すのか、それともやり過ごすのか…はたまた、リスクを負ってナイフで戦うのか。ゲームを進めていくほどに降りかかる制約が、プレイヤーの緊張感を高め、さらなる恐怖感の演出へとつながっている。
携行できるアイテムの数にも制限がある。今の状況では弾薬が必要なのか、それとも回復アイテムを重視するのか。プレイヤーはここでも選択を迫られる。持ち切れないアイテムは洋館のそこかしこに存在する“アイテムボックス”に保管しておくことが可能だ。なお、持ち運べるアイテムの数量はプレイヤーキャラクターによって異なるので注意しよう。
館に点在するタイプライター。いわゆる“セーブ”はここでしか行えない。そしてセーブを行うと“インクリボン”アイテムを消費してしまう。弾薬、回復、記録…全てが制限されているからこその緊張感がさらなる恐怖を呼びこむ。
洋館を探索せよ
サバイバルホラーの原点と言える本作には、アクションゲームの要素が含まれながらもアドベンチャーゲームの要素も数多く盛り込まれている。数々の謎を解き明かさなければ、この“洋館“から脱出する事はできない。
美しいモザイク画。近くに飾られている色とりどりのステンドグラスとは何かの関連があるのだろうか? | |
抽斗(ひきだし)を開ける、また時には何かを“押す”事で謎を解き明かしたり、道を拓く。 いずれも「バイオハザード」シリーズでの探索の基本と言える動作だ。 |
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仮面を象った石像が4つ並んでいる。ここにも何かが秘されているのだろうか? |
また、洋館にはさまざまな謎に満ちた仕掛けが施されているので、丹念に探索を続けよう。そして手に入れたアイテムにも何か隠されていないか注意深く観察していこう。
当然、プレイヤーの命を奪っていく仕掛けも存在する。洋館内の閉ざされたドアを開けるためのカギに釣られて手に取ると、瞬間、逃げ場のない狭い通路をトラップが迫ることも。追いつめられてしまう前に回避する術があるか模索することも重要だ。