【ジャンプフェスタ2014】「テイルズオブゼスティリア」とのコラボに「バサラ祭2015」の最新情報もお披露目！「戦国BASARA4スペシャルステージ」レポート

カプコンは2014年12月20日、千葉・幕張メッセにて行われた「ジャンプフェスタ2015」にて、PS3用ソフト「戦国BASARA4」スペシャルステージを開催した。

大盛りあがりのゲーム大会
コラボや「戦国BASARA バサラ祭2015～冬の陣～」の情報が公開

スタイリッシュで爽快感抜群のアクションと個性的な武将が数多くのユーザーに支持されてきたアクションゲーム「戦国BASARA」シリーズ。3度のアニメ化、さらには舞台化などゲームに限らずさまざまなメディアで展開し、いずれも高い評価を受けている人気シリーズだ。

2014年7月24日にお得なダウンロードコスチュームも付属したスペシャルパッケージも発売された最新作「戦国BASARA4」。発売から1年近くが経ちながらも、現在も多くのファンが駆けつけた本作のステージの模様をお届けしよう。

大盛りあがりのゲーム大会

ステージでは、まずシリーズの生みの親である小林裕幸プロデューサーが登壇し、「戦国BASARA4」のプロモーション映像が上映。映像そのものは既に公開されているものながら、総勢40名もの個性的な武将達が大スクリーンに映し出される度に会場は大いに盛り上がり、上映後には自然と拍手が上がっていた。


小林裕幸プロデューサー

続いて行われたのは、PS3専用ソフト「戦国BASARA4」を使っての参加型ゲーム大会。ルールは単純明快、東軍と西軍に別れたプレイヤーが、自分の好きな武将を使って同じステージをプレイし、制限時間である3分の中で何人の敵を倒せるかを競う「斬数対決」だ。その日の来場者の中から参加者を募るというややハードルの高い内容だったにも関わらず、ほとんどの来場者が我こそはと名乗りを上げて手を挙げており、このファンのノリのよさも戦国BASARAだからこそだと言えるかもしれない。

各々好きなキャラクターを使っての参加するということで、実に多彩なキャラクターが出場。中でも人気が高かったのは「4」からの新武将である「柴田勝家」で、全体的に技が使いやすいこともさることながら、前方への突進を行いながら武器を回転させて攻撃する固有技「畏怖の切頭」が雑魚敵の殲滅力が高く、このルールでは非常に使い勝手がよい。

スクリーンには各プレイヤーの操作画面が一定時間ごとに切り替えられていたが、プレイヤーが勝家の場合は凄まじい速度で雑魚敵を蹴散らしていたのが印象的で、小林プロデューサーも「勝家はかなり優秀です」と太鼓判を押すほどだった。

一風変わった盛り上がりがあったのは第2試合目、数あるBASARAの個性的なキャラクターの中でも1、2を争うほどにアクの強い「大友宗麟」が選ばれた時で、まさかのチョイスに宗麟が選ばれた瞬間、思わず客席からは大きな歓声が上がったほど。惜しくも試合には敗れてしまったが「宗麟のかわいさをアピールできたと思います」と試合後のコメントでは満足気な様子だった。



	第3戦は、246対239という僅か7人差の接戦だった。

コラボや「戦国BASARA バサラ祭2015～冬の陣～」の情報が公開

その後には「戦国BASARA」シリーズに関する様々な告知が行われた。まずはバンダイナムコゲームスの人気RPG「テイルズオブゼスティリア」とのまさかのコラボレーションが発表。

6人の戦国武将達（幸村・政宗・家康・三成・左近・勝家）がデフォルメされ、ゲーム中のキャラクターに装着できるアタッチメントとして登場することという。そのかわいらしいデザインに会場の反応は上々で、共に多くの女性ファンに支持されている共通点をもつシリーズだけに嬉しいコラボレーションとなりそうだ。

また愛知県・イオンモール岡崎にあるカプコンの常設型アトラクション「チャレンジパーク」では、2015年1月7日から4月30日にかけて、新たに「伊達騎馬隊」のチャレンジが体験できるようになることのことだ。

さらに2015年2月1日に開催される「戦国BASARA バサラ祭2015～冬の陣～」の最新情報も公開。既に既知の通り、お馴染のゲーム版の声優陣に加え、舞台版「戦国BASARA」の出演者もかけるける超豪華キャストが実現したほか、T.M.Revolutionの西川貴教氏によるスペシャルライブが行われることが決定している。

今回は新たにそのイベント内容が少しだけ明らかにされ、「戦国ドラマ絵巻」「声優トークコーナー」「バラエティコーナー」「T.M.Revolutionライブ」「小林Pの最新情報コーナー」の5つが行われるという。「戦国ドラマ絵巻」では声優陣による生アフレコ、「バラエティコーナー」は声優陣と俳優陣の共演、小林プロデューサーが1人で行うという最新情報コーナーでは、戦国BASARAに関する「何がが飛び出す」とのことで、盛り沢山の内容に今から期待が高まりそうだ。

また当日販売される物販のラインナップも公開され、キャスト陣の撮り下ろしグラビアを多数収録したパンフレットに、それぞれの武将にあう漢字を背景にあしらった「トレーディング漢字イニシャルチャーム」（全14種類）の販売が決定。なおパンフレットのグラビアは、一緒に小林プロデューサーも新しい写真を撮影したそうで、ファンは一安心（？）といったところだ。

更に明言こそ避けたが、当日に出演するサプライズゲストについても準備を進めているとのこと。「戦国BASARA バサラ祭2015～冬の陣～」が、戦国BASARAファンにとって必見のイベントとなることは間違いなさそうだ。

最後には小林プロデューサーから「今年の1月から12ヶ月の間たっぷりと戦国BASARA4の宣伝をしてきましたが、最後にまた宣伝をすることになりました（笑）。2015年になるとBASARA祭も控えておりますので、来年は10周年記念も含めてBASARAの新しい展開をお待ちください！今は何も言えません！（笑）」と、来年に向けた新たな動きを匂わせるメッセージが送られ、大盛り上がりのステージは幕を閉じた。

なお「戦国BASARA バサラ祭2015～冬の陣～」は現在もチケットが入手可能とのことなので、ファンは是非足を運んで見て欲しい。