12月21日、スクウェア・エニックスは千葉・幕張メッセで行われた「ジャンプフェスタ2015」にて「ドラゴンクエストスペシャルステージ」を開催した。ここでは「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 トークショウ」の模様をレポートしよう。

このイベントには「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」のプロデューサーを務めるスクウェア・エニックスの青海亮太氏と本作の開発を担当しているコーエーテクモゲームスの小笠原賢一氏がそろって登場。本作の最新情報の公開やデモプレイなどを行った。

左からMCの碧井エリさん、青海亮太氏、小笠原賢一氏。
小笠原氏は本作に登場するホミロンのぬいぐるみを肩に乗せて登場。

今回発表された情報の中で特に会場を沸かせたのが、「ドラゴンクエストIV」に登場した魔剣士ピサロの参戦だ。もちろんプレイアブルキャラクラーで、人気声優の小野大輔さんがボイスを担当することもあわせて発表された。また、今回のイベントでは明らかにされなかったが、青海氏によると敵キャラクラーであるヘルムードの声もかなりの大物が担当しているとのことだ。

イベントの終盤で登場した堀井雄二氏より、追加キャラクターとしてピサロが参戦することが発表された。

イベント冒頭に行われたトークでは、今回の「ジャンプフェスタ」に出展されていた試遊版が話題に。会場では巨漢ギガンテスに苦戦する人が続出していたが、実は堀井雄二氏からギガンテスの強さをアピールするため、「10人にひとりがクリアできるくらいで調整してみて」というリクエストがあったのだという。実際、初日は約1400人がプレイしたが、ギガンテスを倒せたのはわずか79人だったそうで、この結果を聞いた小笠原氏は「ちょうどいいバランスですね」とホッとした表情を見せた。

MCの碧井エリさんが今回の試遊版で特に面白かった部分として挙げたのがクリフトの必殺技だ。ザラキを連発するのだが、まったく効果がなく、「しかし きかなかった」という無数のメッセージウィンドウが画面上を乱舞。もちろん、最後に巨大なドクロを呼び出して大ダメージを与えていたが、クリフトならではの演出に会場から笑い声があがっていた。

続いて、試遊版の紹介でも話題になった強敵ギガンテス戦の実機デモが行われた。バトル時にはLボタンで操作キャラを変更することが可能で、いかに的確にキャラクターを切り替えていくかがポイントになるという。ちなみに、力尽きたキャラクターは近づいて「世界樹の歯」を使えば生き返るそうで、今回のデモプレイでは4枚が使用可能になっていた。

主人公のアクトとメーアは基本的なアクションは同じだがアクトの使う技は炎系、メーアは氷系になっているという。攻撃力が高く、敵の守備力を下げる「かぶと割り」なども使うヤンガスは1対1向き、攻撃範囲の広い技や魔法が豊富なゼシカは多数の敵とのバトルに強いとのことだ。

小笠原氏によると、ゼシカの登場についてはコーエーテクモゲームスの
ゼネラルプロデューサーであるシブサワ・コウ氏の強い要望があったそうだ。

かくしてギガンテスとのバトルがスタート。ギガンテスは恐ろしくタフで、通常の攻撃ではなかなか体力が減らない。もちろん、攻撃力も抜群で、うかつに近づくと巨大な足での踏みつけや棍棒による一撃などで大ダメージを喰らってしまうのだ。

そこで役に立つのがフィールド内に設置されている「魔弾砲」だ。これを発射してギガンテスの目に命中させると、一撃で1000以上のダメージを与えられる上、ひるんでしばらく動けなくなるので、その間に追撃をかけることもできる。ちなみに、腕に当たった場合のダメージは400ほどで、小笠原氏は「ぜひ、目を狙ってみてください」とアピールしていた。

魔弾砲の装弾数は3発だけだが、しばらくすると砲弾が補充されてまた使用可能になる。

また、フィールドに出現する「さまようよろい」を倒して「不思議なタンバリン」をゲットすると、一気にテンションがマックスになって必殺技が使用可能なスーパーハイテンション状態になる。必殺技は一撃で大ダメージを与えられる上、敵をひるませる効果もあるので、使いどころが勝敗を分けるカギになりそうだ。ちなみに、今回のデモプレイでは、ゼシカのマダンテでギガンテスがひるんでいる間に、ヤンガスが「かぶと割り」からの連打で体力を削るといった使い方をしていた。また、氷結斬りやヒャド系の技や魔法で攻撃した場合にも、敵が凍って動けなくなることがあるもようだ。

このようにさまざまな攻撃方法を披露しながら、ギガンテスの体力を順調に減らしていった小笠原氏だったが、今回の試遊版はプレイタイムが10分間となっており残り時間があとわずかに。しかし、小笠原氏はいざというときのための「不思議なタンバリン」を1個残しており、これをアクトに取らせて必殺技のギガスラッシュを発動。見事、残り22秒でギガンテスを撃破し、デモプレイは終了となった。

今回のデモではゼシカのマダンテ、アクトとメーアのギガスラッシュを見ることができた。

主人公のアクトとメーアの関係がうかがえるムービーシーンも公開された。狂暴化したモンスターが城に押し寄せているところで、これによるとアクトは計画を立ててから動く慎重家、メーアはすぐに行動に移す直情タイプであるようだ。また、ふたりが幼なじみで、ともに王様に仕える親衛隊であることも明らかにされた。

アクトは計画を立てて慎重に動こうとするが、メーアはそれを無視してホミロンとともに正面から城へ乗り込んでいく。

倒した敵を仲間にできる「モンスターコイン」の情報も紹介された。戦闘時に倒したモンスターはコインになることがあり、これをゲットすると、そのモンスターが仲間になる。仲間にしたモンスターは画面左下の枠に表示され、自由に呼び出して戦わせることが可能。必要となる枠数はモンスターによって異なっており、今回紹介されたプレイ動画ではスライムベスが1枠、スライムナイトが2枠を消費していた。また、使用できる枠の数は主人公が成長するにつれて増えていくとのことだ。

仲間モンスターを自分で操作することはできない。

そのほか、パッケージビジュアルの公開や全国のローソンで実施されるキャンペーンの紹介なども行われた。また、12月23日にニコニコ生放送にて配信される「ドラゴンクエストXTV」にて、本作の最新情報を紹介するとのこと。今回のイベントで明らかにされなかった情報が公開されるかもしれないので、ぜひチェックしておこう。

最後にゲスト陣がファンにメッセージ。「現在、最後の追い込みを行っていますので、楽しみにしていただけたらと思います」(青海氏)、「開発メンバー全員がテンションマックスをキープした状態で最後の詰めを行っています。また今後出てくる情報にもご注目いただければと思います」(小笠原氏)とそれぞれ語り、イベントを締めくくった。

小笠原氏が肩に乗せていたホミロンのぬいぐるみも
スクウェア・エニックスのオフィシャルショップにて発売されるとのことだ。
イベントのラストで「ドラゴンクエストX」の齊藤陽介プロデューサーが乱入。
コメント画面が「出たがりおじさん」で埋めつくされた。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー