本日12月28日、東京ジョイポリスのステージにて、ファン向けイベント「ソニックファン感謝祭」が実施され、ソニックのライブやゲーム大会、イラストコンテストの入賞者発表、シリーズ最新作の発表などが行われた。本稿では、イベントの模様をレポートする。
オープニングでは、MCを務めるセクシー齋藤氏と、ソニックシリーズプロデューサーの飯塚隆氏が登場して会場を盛り上げる。
ひとしきり観客を温めたところで、いよいよここからが本番。ソニックシリーズのサウンドディレクターを務める瀬上純氏と大谷智哉氏による、ソニックのライブが始まった。ライブでは「Seaside Hill:Act2(from Sonic Generations)」、「The Deadly Six Theme(from Sonic Lost World)」、「His World [Instrumental](from Sonic the Hedgehog(2006))、「Endless possibility[Instrumental](from Sonic World Adventure)」など、人気の高い楽曲が次々に披露されていき、終始大盛り上がりとなっていた。
続いては、12月18日に発売されたばかりのWii U用ソフト「ソニックトゥーン 太古の秘宝」を使ったゲーム大会がスタート。会場の来場者から3名と、同作のディレクター中島玄雅氏が、最大4人まで参加できるマルチプレイのモード「コレクト・ボール」を使用して勝負を行った。
3名とも「コレクト・ボール」はプレイしたことがないとのことだったが、さすがは会場に足を運ぶほどの熱いファン。一回練習しただけで、実に堂々たるプレイを披露していた。
その後は、現在のところアメリカとフランスのみで放送されているCGアニメ「SONIC BOOM」(日本ではソニックトゥーン)が、日本初公開となった。音声は英語だったが、日本語字幕がついていたため、ストーリーの把握がしやすく、来場者の視線はスクリーンに釘付け。飯塚氏によると本アニメは従来のソニックと平行して展開していきたいとのこと。日本での放送はまだ未定だが、ぜひ期待したいところだ。
最後のプログラムは、「ソニックイラストコンテスト」の受賞者発表。この催しは、ソニックのポータルサイト「SONIC CHANNEL」で募集したイラストの中から、佳作、優秀賞、最優秀賞のイラストを発表していくというものだ。ステージには、ソニックシリーズのアートディレクター上川祐司氏が登場して、入賞作品を一つ一つ丁寧に解説。センス溢れるイラストの数々に舌を巻いていた。
その後はプレゼント抽選会をはさみ、いよいよエンディングへ。ここで飯塚氏からサプライズとして、iOSとAndroidアプリ「Sonic Runners(ソニック ランナーズ)」が、2015年に日本先行でリリースされることが発表された。詳細は順次発表していくとのことだ。