コーエーテクモゲームスは、2014年12月13日にパシフィコ横浜 国立大ホールにて、女性向け恋愛育成シミュレーションゲーム「金色のコルダ」シリーズの学校別オンリーイベント「ネオロマンス・フェスタ 金色のコルダ Featuring天音学園」を開催。ここでは、13日昼の部の模様をお届けしよう。
目次
出演者
日野 聡さん(冥加玲士/衛藤桐也役)
宮野真守さん(天宮 静/加地 葵役)
増田ゆきさん(七海宗介/天羽菜美役)
三浦祥朗さん(氷渡貴史役)
福山 潤さん(如月響也/志水桂一役)
KENNさん(ソラ役)
前野智昭さん(トーノ/不動翔麻役)
佐藤 朱さん(ニア/冬海笙子役)
堀内賢雄さん(アレクセイ・ジューコフ役)
演奏者
室屋光一郎さん(ヴァイオリン)
星野智也さん(チェロ)
有田紘平さん(フルート)
三浦コウさん(ピアノ)
平林 龍さん(ピアノ)
アンフィニ
Soriさん、ユーキさん、Kanさん
横浜&函館天音学園が終結!息を呑む展開のドラマパートも
開幕前のオープニングアクトでは、アンフィニが鮮やかな緑の衣装で「GREEN FOREST GREEN」を熱唱。そしてオープニングライヴとして、日野さんが宮野さん、増田さん、三浦さん、福山さんを導くようにステージに降り立ち、生演奏と共に「LILA LAVANDULA LILA」横浜天音学園バージョンを歌い上げる。
さらにKENNさん、前野さん、佐藤さん、堀内さんも登場し、ライヴコーナーでは宮野さんが情熱的なパフォーマンスで「Eternal Garden」を、佐藤さんが本イベントにて初お披露目となったニアの初のソロ曲「Träumerei ~夢の続き~」をファンに届けた。
ドラマコーナー:前編「凍てついたドラジェ ~くるみ割り人形~」は、「小序曲 ~くるみ割り人形~」の生演奏からスタート。天音学園の理事長室で、セミファイナル終了後、クリスマスに横浜天音学園と函館天音学園の合同演奏会を行うと宣言するアレクセイ。それぞれのクリスマスに対する思いを胸に秘めつつ、準備を始めていく。
臨海公園で演奏をしていたソラとトーノの耳に届いたのは、ヒロインが奏でるヴァイオリンの音色。通りがかった2人に対し、ヒロインは合同演奏会後にクリスマスパーティーを開くから一緒に楽しもうと提案する。しかしソラはヒロインの言葉に怒りを露にし、「こんぺい糖の踊り ~くるみ割り人形より~」を演奏してヒロインからマエストロフィールドの種を奪ってしまう。
「劇団天音」誕生から、ここでしか聞けない話まで盛りだくさんのトークコーナー
トークコーナー「響也の『お前らちゃんと答えろよ!』」では、ゲーム内ではツッコミや呼びかけになかなか応えてもらえない響也役の福山さんが司会を担当。いくつかのテーマに沿って話題を振り、それについて「キャストが答えてくれたら響也が幸せ」というものだ。
まずは、ドラマCDのテンションをたとえた「劇団天音」について。天音学園は非常に個性が立っていてまとまりのないメンバーが多いので、「AnotherSky feat. 天音学園」でツッコミ役の響也が加わったことでよりまとまったという宮野さん。福山さんも「会話がかみ合ってる気がした」と嬉しそうな様子をみせ、キャスト陣も今回が「劇団天音」の旗揚げ公演だと口をそろえる。
また「恋の師匠」というテーマでは氷渡(三浦さん)が冥加(日野さん)に「恋とは何なのか」を尋ね「くだらん!」と一蹴され、それでも「なるほど!恋とはくだらないものなんですね!」という、2人の関係性を表すコミカルな展開を即興で演じる「劇団」ぶりを披露。収録の思い出として、KENNさんは、オーディションの際に見たデザインは今のソラよりもっと大人びていたことを明かす。前野さんはトーノや翔麻として登場する前に、テレビアニメ「金色のコルダ ~primo passo~」へ出演した当時を振り返り、先輩達の行動をつぶさにメモしていたと語った。
翔麻&衛藤のクリスマスや函館天音の裏側が垣間見えたドラマコーナー
「100万人の金色のコルダ」コーナーでは、ドラマ:「メリー・クリスマス!~あなたへのプレゼントは?~」がスタート。クリスマスを目前に控えたある日、アルバイトに励む翔麻と天羽の前に衛藤が現れる。サンタクロースの格好でケーキを売りさばく2人の目的は、クリスマスパーティーに必要な交換用のプレゼントを買うためだ。
クリスマスらしいライヴ「FIREWORKS NIGHT ―X’mas Special Ver. ―」「First Noel」で「100万人の金色のコルダ」コーナーが終わると、ミニドラマ「悲哀!僕らの極貧生活!? ~函館天音学園~」へ。二番目の家へ、ご飯を奢ってくれと訪ねてきた響也。しかしニア、ソラ、トーノは驚きの極貧生活をおくっていた。そこへ、アレクセイがケーキを手土産に現れる。さらに「可愛くおねだり」できれば、極上の品を差し入れるというのだ。アレクセイの出した条件に、ソラとトーノはあっさりと陥落して非常に可愛いらしいおねだりを披露。ニアは苦悩するが、最後はあえなくおねだりしてしまう。
ドラマパート後編&ライヴでイベントの盛り上がりは最高潮!感動のフィナーレへ
ドラマコーナー:後編「奇跡のパ・ド・ドゥ ~くるみ割り人形~」では、ソラがアレクセイにヒロインのマエストロフィールドの種を渡してしまう。心を取り戻すことが本当に必要なのかと言う天宮、それを決めるのはヒロイン自身だという七海、ソラに自分の全てと引き換えてでも彼女の種を返してくれと懇願する氷渡。さまざまな思いが交錯する中、冥加と響也はアレクセイに立ち向かう。
「疾風怒濤 -MEIN HERZ-」「星のカケラ」と、ソラのソロ曲「夜空のナイル」も披露されたライヴコーナーの後は、生演奏「スケルツォ・タランテラ」に合わせ、全キャラクターがファンに挨拶。アンコールではソラ、トーノ、ニアを中心とした「LILA LAVANDULA LILA」の函館天音学園バージョンを全員で歌う。エンディングでも日野「座長」を筆頭に「劇団天音」らしいキャスト挨拶が続き、イベントは大盛況の中で幕を閉じた。