スクウェア・エニックスは、2015年4月23日に発売を予定しているPS4/Xbox 360用ソフト「トロピコ5」について、新要素「時代設定」の情報を公開した。
カリブの島国の大統領「プレジデンテ」として、世界一の独裁者、ひいては独裁国家の運営を目指していくシム型シミュレーション「トロピコ5」。本作では、島の成長と共に移りゆくさまざまな時代が設定されている。今回はその時代の移り変わりとあわせて、プレジデンテを待ち受ける試練や苦難についてを、ゲーム要素と一緒に紹介していこう。
「植民地時代」
「植民地時代」は帝国の支配下にあり、任期が終了すれば総督の地位を失うこととなる。任期終了までの間にさまざまなタスクをこなし、独立宣言を行えば晴れて「プレジデンテ」として、この島の正式な統治者に迎えられるのだ。
なお、植民地時代は単純な構造の建物のみを建設することが可能。経済の大部分は天然資源の生産に依存しているため、国民のための住まいや食糧を生産しつつ、交易によって国庫を潤していくことになる。「トロピコ」シリーズならではの風景といえよう。
「世界大戦時代」
「世界大戦時代」では帝国から独立し、トロピコの真の君主または独裁者として、初めて「プレジデンテ」として国政を執り行うことになる。この時代は高度な産業が新たにアンロックされるほか、政権に反対する反体制派も現れるようになる。
また、住民が選挙を要求するようになったり、国外勢力として連合国と枢軸国も出現する。友好関係を築ければ共に歩む心強い味方となるが、敵対した場合は島に侵攻されることも…。時代が進むにつれ、内政だけでなく外政にも気を配らなければならないのだ。
「冷戦時代」
「冷戦時代」は人口の増加、産業の成熟など、トロピコの国力が増加する時代。今後のトロピコの行方を左右する分岐点でもあるため、開発・運営にはプレジデンテの手腕がより一層問われることに。
人口増加に伴い、さまざまな主義主張を持った住民たちが登場するほか、トロピコを狙って諸外国からの圧力も増していくので気を付けたい。
「現代」
トロピコ発展の最終形態。天高くそびえる高層ビル、大量のエネルギーを生み出す原子力発電、宇宙を漂う人工衛星、風光明媚なベイエリアなど、まさに私たちが暮らす時代へと発展を遂げたトロピコの姿を見ることができる。
これまでは歴史を振り返りながら未来を想像することができたが、ここから何がおこるのか、それは誰にもわからない。しかし、ここまでトロピコを発展させてきたプレジデンテであれば、待ち受ける未来はそう暗くないだろう。