パル企画は、フリーホラーゲーム「死臭~つぐのひ異譚~」を題材とした同名映画を、4月25日よりユーロスペースにて上映すると発表した。
ホラーゲーム「死臭~つぐのひ異譚~」は、2014年に開催された“ニコニコ自作ゲームフェス3”にて「Xbox Liveインディーズゲーム賞」を受賞した、アイムシアン氏制作の作品だ。
RPGツクールで制作された1作目「つぐのひ」が2012年に発表されて以降、リアルな日常が浸食されていく恐怖演出が「本当に怖い!」とシリーズを追うごとにファンが増加し、シリーズ4作目まで発表された。
これまで映画化されたホラーゲーム「青鬼」「デスフォレスト恐怖の森」とは一線を画し、Jホラームービー的な日常に潜む異様な違和感を描く演出がプロデューサーの目に止まり、ニコニコ自作ゲームフェス受賞作として初めて、映画化が決定したという。
4つのエピソードを1つのストーリーにまとめ上げ実写映画化するのは、「ほんとうにあった怖い話」シリーズ演出の菊池正和監督。主人公・杏子を演じるのは、Popteen公式モデル、ガールズ・ユニット“ななのん”、また女優として幅広く活躍する前田希美さんだ。
壁の小さなシミ、通学路のカーブミラー、公園のトイレ、あなたの目に映る風景は、次の日もおなじだろうか…。
映画オフィシャルサイト
https://www.facebook.com/tugunohi.movie
ゲーム「つぐのひ」オフィシャルサイト
http://imcyan.web.fc2.com/
映画「死臭~つぐのひ異譚~」概要
あなたに“つぎのひ”はないかも…。
舞台は、とある閑静な住宅街。松本杏子は、大学から近いこの街に引っ越してきたばかりだった。最近、この辺りで一人の少女が行方不明になり、未だ発見されていないという。確かに、「三島かな」という少女を探すビラが街中いたるところに貼られていた。
ある夜、杏子は急ぎの連絡があるにも拘わらず携帯電話が壊れてしまった為、仕方なく公衆電話を探しに出ることに。やっと見つけた電話ボックスの受話器を取ろうとした瞬間、目の前の電話が鳴り始めた。恐る恐る電話に出てみると、砂嵐のような雑音とかすかな女の声。そして、電話は一方的に切れてしまった…。
劇場公開
4月25日(土)~5月1日(金)
ユーロスペース(1週間限定モーニングショー)
出演・スタッフ(敬称略)
出演
前田希美、長谷川とわ、吉田絵美、今野祐輔、鈴木楓恋、梅谷又朗、森本のぶ、寺岡万輝士、眞嶋優、神野愛莉(ステーション♪)、範田紗々
スタッフ
原作:アイムシアン
監督:菊池正和
脚本:住吉あれん
撮影:柳田純一
録音:弥栄裕樹
音楽:重盛康平、弥栄裕樹
メイク:小林あやめ
特殊メイク:土肥良成
助監督:淺雄望
制作:半田雅也
製作:日本スカイウェイ/コピーライツファクトリー
配給:NSW
(2015年/65分/カラー/日本)