ブシロードとKLabは、iOS/Android向けアプリ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」のリアルイベント「スクフェス感謝祭2015」を、6月6日・7日に池袋サンシャインシティ展示ホールにて開催した。ここでは6月6日に行われた開会式や記念トークステージ、会場の様子をレポートする。

目次
  1. ハイスコアチャレンジに飛び入り参加!
  2. うれしい発表&エピソード満載の記念トークステージ
  3. 会場の様子をフォトレポート
  4. 「スクフェス」はまだまだ盛り上がる!

「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」(以下、スクフェス)は、今やアニメファンはもちろん、ゲームファンもその名を耳にしたことがあるであろう、オールメディア展開をするスクールアイドルプロジェクト「ラブライブ!」のリズムアクション&アドベンチャーゲームだ。

2015年4月には配信2周年を迎え、またこの日に発表されたとおり、国内ユーザー数が1,000万人を、全世界ユーザー数が1,500万人を突破。「スクフェス」から「ラブライブ!」を知ったという人も多く、「ラブライブ!」のメディアミックス展開の一端を担うタイトルだ。

その「スクフェス」初のリアルイベントが、6月6日・7日に開催された「スクフェス感謝祭2015」。このイベントでは、「スクフェス」や「ラブライブ!」にまつわるさまざまな展示や、高坂穂乃果役の新田恵海さん、星空凛役の飯田里穂さん、矢澤にこ役の徳井青空さんによる記念トークステージなど、さまざまな催しが実施された。

ここでは、開会式やトークステージのレポート、そして各展示など会場内の様子をお届けしよう。

ハイスコアチャレンジに飛び入り参加!

開場後、すぐに行われた開会式だったが、指定席はもちろん、立ち見席もぎっしり。早くも熱気に満ちた会場に新田さん、飯田さん、徳井さんが登場すると、大きな拍手がわいた。3人は、この日販売されていた「スクフェス」オリジナルジャージを私服の上に着用するというコーディネートだ。

まずはいつもの自己紹介から。新田さんが「ファイトだよっ!」、飯田さんが「凛ちゃんといえば~? イエローだよー!」&「にゃんにゃんにゃ~ん」、そして徳井さんが「にっこにっこにー」からの「大銀河宇宙ナンバーワン」をそれぞれコールすると、観客も大きな声でレスポンスを返していた。

3人と観客全員による開会宣言がなされ、「スクフェス感謝祭2015」、いよいよ開催!

新田さん、飯田さん、徳井さんは、まず6日・7日に行われる催しを紹介。このあと13時から行われる記念トークステージで「重大発表」がなされることが早速明らかになり、会場も期待感に満ちる。

続いてはグッズの紹介。この日、本人たちも着用した「スクフェス」オリジナルジャージは「スクフェス」のカードイラストで実際にμ'sが着ているもので、9人全員分が販売されている。

ちなみに徳井さんは、このジャージを着た凛のURカードを持っているそうで、ゲーム内のライブでも「大活躍」(徳井さん)だという。

さらに、ネピアとのコラボティッシュや、徳井さんがずっと作ってほしいとリクエストしていた、ゲーム内で「勧誘」をした際に出てくる封筒を模したレターセット、そして特製缶ケース入りのラブカストーン型キャンディが、実物を交えて披露された。

続いて体験コーナーと展示を紹介。体験コーナーには、ゲーム内カードと同じフレームなども用意された特製プリントシール機や、マイクロファイバーコースターにチャーム、マグネットクリップの全27種類のうちいずれかが当たるカプセルトイガチャが展開されていた。

展示コーナーでは、μ'sメンバーが通う音ノ木坂学院のアイドル研究部部室を再現したものや、「スクフェス」全部員のカードイラストを展示。そして等身大アルパカ人形も設置された。新田さん、飯田さん、徳井さんは特に等身大アルパカが気に入ったようで、一緒に写真を撮ったり、“もふもふ”してきたのだという。

最後はCホールで実施されている大会コーナー。こちらでは両手いっぱいに広げたほどの大きさの「デカスマホ」で「スクフェス」がプレイできる。また、全国大会の東京地区予選、自由参加型のハイスコアチャレンジが行われる。

ここでエキシビションとして、3人がハイスコアチャレンジに参加することに。9つのタップ箇所を3人で分担し、「それは僕たちの奇跡」Normalに挑戦! 「μ's、ミュージックスタート!」の掛け声とともに始めると、序盤こそつまづくものの、その後は順調にコンボを重ねていく。観客に見守られながら緊張した面持ちでプレイしていたが、終わってみれば最高193コンボ、13,9544点をマークした。

開会式はここまで。ステージ中にも紹介された展示や体験コーナーの様子は本稿の最後にお届けするとして、次は午後に行われた「記念トークステージ」をレポートしよう。

うれしい発表&エピソード満載の記念トークステージ

午後1時から始まったトークステージは、目視する限りでは開会式以上の観客が集まっているように見えた。会場の熱気に迎えられながら新田さん、飯田さん、徳井さんが登場し、いつもの自己紹介を披露すると、早速トークへ。

まずは「スクフェス」の歴史を振り返るコーナー。「スクフェス」のこれまでの軌跡をたどる年表がモニターに映し出されたが、ところどころに「???」という穴が。どうやらクイズ形式で3人が穴埋めにチャレンジしていくようだ。

「スクフェス」は、2013年4月15日にiOS版が配信、そしてこのイベント当日からちょうど2年前の6月6日にAndroid版が配信された。9月21日にはユーザー数100万人を突破、12月15日に「タカラモノズ」が配信された。

「スクフェス」配信当初からプレイしているという3人。「どんなゲームになるだろうと思ってやってみたら、めちゃめちゃハマった」という徳井さんは、開会式直前の楽屋でもプレイしていたほど夢中になっている。しかし、曲に合わせてすぐ近くで飯田さんがダンスを踊っていたら、ミスを連発してしまったのだとか。

その飯田さんは音ゲーが大好き。音とリズムがぴったり合って、しっかり作られていることを繰り返し褒め称えていた。

iOS版の配信から5ヶ月少々、Android版も揃ってからはわずか3ヶ月少々でユーザー数100万人を突破した「スクフェス」。これにちなみ、突破したいものは? との質問を投げかけられた3人は、先日「μ's Best Album Best Live! Collection II」がオリコンデイリー・ウィークリーともに1位を獲得したことを挙げ、「もう突破してる!」と会場に訪れたファンたちと喜びを分かち合った。飯田さんは、今回はアルバムでの達成だったので今度はシングルで1位を“突破”したいと新たな目標を掲げた。

これだけたくさんのファンがいる「ラブライブ!」だが、「スクフェス」から知ったという人も少なくないようで、新田さんが観客に尋ねると何人かが手を挙げていた。さらに「スクフェス」を始めたきっかけを聞くと、「高校でやってる人がいた」という声も上がった。

ユーザー数100万人突破を記念して制作された「スクフェス」のテーマ曲「タカラモノズ」。先日の「μ's Fan Meeting Tour2015 ~あなたの街でラブライブ!~」東京公演でも披露されたが、この曲の振り付けはゲーム画面をイメージしたものだという。飯田さんは初耳だったそうで「そうなんだ!?」とかなり驚いていた。

2014年に入ると、1月23日には園田海未役の三森すずこさんと徳井さんによる実写CMの放映が始まった。実写CMは小泉花陽役の久保ユリカさんと飯田さんが出演した第2弾も放映されたが、どちらのCMも「カードゲット!」「フルコンボきたー!」などのセリフを、一般的な女子っぽく言ってほしいというディレクションが入ったのだとか。

このCM、4人の演技も見どころだが、背景にもさまざまな「スクフェス」ネタが散りばめられている。例えば徳井さん、三森さんが出演した第1弾では動物のぬいぐるみが背景に登場するが、このぬいぐるみはゲーム内カード「動物編」のイラストのモチーフになった動物たちのぬいぐるみ。巻かれてあるリボンの色は、もちろんμ's9人のメンバーカラーだ。

飯田さんと久保さん出演の第2弾CMではさらに小ネタが。ふたりの足元に置かれた紙袋は「RINNPANA」という架空のお店のロゴが印字されているほか、テーブルにあるケーキは、「スクフェス」で凛のカードイラストに実際に描かれていたものが再現されているという力の入れよう。

CMの小ネタにわいたところで、トークは再び年表に。2014年10月5日にはユーザー数が500万人を突破し、12月5日には新イベント「メドレーフェスティバル」が初開催された。

現在、「スクフェス」では矢澤にこのSRカードが手に入るメドレーフェスティバルが開催されており、にこ役の徳井さんはそのイベントにがっつり取り組んでいる様子。飯田さんが「(プレイ中になると)そらまる(徳井さん)全然しゃべってくれない」と愚痴をこぼす(?)ほどに入れ込んでいるようだ。

年表は2015年に移る。1月19日にユーザー数が700万人、2月22日に800万人、4月22日に900万人を立て続けに突破しており、文字で見るだけでもかなりの勢いを感じさせる。

トークは「???」と伏せられている5月30日と6月2日の箇所へ。ここで、「スクフェス」ユーザー数全世界1,500万人、国内1,000万人を突破したことが明かされ、会場は大きな拍手に包まれた。日本人の13人にひとりがμ'sの声を聞いていることに、3人とも驚嘆の声。

ここで会場では新CMが上映され、さらなる「重大発表」として、このユーザー数全世界1,500万人&国内1,000万人突破を記念したキャンペーンや機能の追加が発表された。

豪華ログインボーナス&新R衣装追加!

まずは6月22日より7日間、記念ログインボーナスが実施。こちらはラブカストーンに加え、勧誘チケットも手に入るという、いつもより豪華なログインボーナスとなっている。

続いて「Dancing Stars on me!」衣装のRカードの追加も明らかに。こちらは特待生勧誘と一般生勧誘で獲得でき、覚醒前はTVアニメ2期第6話でμ'sが着ていた部活風衣装、覚醒後は“ダンスタ”衣装になる。TVアニメでは剣道着に身を包んでまったく顔が見えなかったにこだが、カードではどうなっているのか気になるところだ。追加日などは追って発表される。

投票イベントがW開催!

また、投票イベント「真夏のフルーツガール決定戦」の開催も明らかになった。投票で1位に選ばれたメンバーとシチュエーションが、URカード化される。

既に誰がどのフルーツを担当するかは決まっており、会場では穂乃果がいちご、凛がスイカ、にこがリンゴを担当することが発表された。飯田さんは「なんといってもスイカは夏の食べ物ですよね皆さん!」と今からしっかりアピール。「甘いFruits dance」の歌詞から始まるサマーチューン「Mermaid festa vol.2 ~Passionate~」を歌う穂乃果、凛のコンビの結果にも注目だ。

加えて、もうひとつの投票イベント「第2回転入生総選挙」も同時開催されるとのこと。μ's以外の部員(オリジナル部員)を対象とした投票イベントで、上位に輝いた部員は記念イラストが描き下ろされ、スマホ壁紙として配布される。ちなみに飯田さんはオリジナル部員の中では田中さち子がお気に入りだそうだ。

新機能実装&ホーム画面が一新

ゲームのシステム的な部分もリニューアルされる。まずは新機能「シールSHOP」の実装が決定した。こちらは、R以上のレアリティの部員を転部させたときなどに手に入るシールを使って、現在ではもう手に入らない先行配信シリアルのカードなどと交換することができるという機能だ。なお、アルパカなどのサポートメンバーを転部させてもシールは手に入らないので注意しよう。

そしてホーム画面が一新。デザインががらりと変わったほか、「称号」「課題」「背景」といった項目が追加されている。

称号はさまざまな条件を達成すると手に入り、獲得した称号はホーム画面に表示させることができる。トークステージで考えた称号ももしかすると実装されるかもしれないと聞いた3人が考案した称号は、「にこちゃん大魔王」(徳井さん)、「がっつり穂乃果色」(新田さん)、「凛知ってるよ」(飯田さん)の3つ。果たして追加されるかどうか、楽しみにしていよう。

課題は、与えられた課題をクリアすると報酬が手に入る、いわゆる“クエスト”だ。背景は、特定の条件を達成すると手に入り、称号と同じく自分のホーム画面に設定することができる。

書き下ろし新曲制作決定!

そして最後に、「スクフェス」書き下ろし新曲第3弾の制作が明らかに! 新田さんたちが声を揃えて発表すると、会場はこの日一番の大歓声に包まれた。詳細は追って発表されるとのこと。「タカラモノズ」「Paradise Live」やユニットコラボシリーズに続く楽曲がどんな曲調・歌詞になるのか、期待に胸をふくらませながら待っていよう。

「スクフェス」の歩みを振り返りながらさまざまなエピソードも披露し、最後はうれしいお知らせも持ってきてくれた新田さん、飯田さん、徳井さん。最後は声援に送られつつ、笑顔を振りまきながら記念トークステージを締めくくった。

会場の様子をフォトレポート

ここからはステージ以外の展示や体験コーナーの様子を、写真をメインにお伝えしよう。

Bホール 展示コーナー

開会式でも紹介された等身大アルパカをはじめ、μ'sやオリジナル部員たちのスタンディなどが並び、写真を撮る人で大賑わいだった。

ノベルス「ラブライブ!School idol diary」の裏表紙になれるスタンドも。

「スクフェス」全カード展示では、改めてその数に圧倒された。

英語版や繁体字版の「スクフェス」を解説するパネルも。また、これまでの投票イベントで1位を獲得したURカードイラストも大きく掲載されていた。

スタンディはμ'sだけでなく、オリジナル部員のものもズラリ。μ'sに負けず劣らず個性的な女の子たちが揃う。

東雲学院 青藍高校
千歳橋高校 藤黄学園
紫苑女学院 Y.G.国際学園

トークステージでも披露された、「スクフェス」CM第2弾の秘密。おわかりいただけただろうか?

その高いクオリティで人気の、アルターのフィギュア。会場には、2015年7月、9月に発売予定の「南ことり」「星空凛」のサンプルが展示されていた。さらに残り7人の「スクフェス」衣装でのフィギュア化も決定! 続報が待たれる。

全世界1,000万人突破の際に、池袋駅で展開されていたアドも掲示されていた。こちらはウェディング風衣装に身を包んだμ'sが掲載されている。

展示コーナーで一番大きな人だかりができていた、音ノ木坂学院アイドル研究部の部室。かなり細かいところまで再現されている。

タロットカードや弓の筒などの小道具も完備 燦然と輝くラブライブ優勝旗とトロフィー
ミナリンスキーのサイン 花陽愛用の炊飯器も
学内に掲示されたポスターも忠実に再現 にこ愛用(?)の拡声器も
視聴者の涙腺を崩壊させたTVアニメ2期11話の「証明写真」

この日販売されていた「スクフェス」グッズも展示されていた。

Cホール 全国大会東京予選会場&デカスマホ

Cホールでは「スクフェス」全国大会の東京地区予選、そしてデカスマホでの試遊が実施されていた。予選会場ではウェディング風衣装、チャイナ風衣装のカードイラストがパネルになって展示。

「スクフェス」プレイヤーなら一度はやってみたいデカスマホでのプレイ。筆者が足を運んだときには既に120分待ちと、かなりの人気アトラクションとなっていた。

Aホール プリントシール機&カプセルトイガチャ

「スクフェス」風のさまざまなフレームでの撮影が楽しめるプリントシール機。女の子はもちろん、男性同士で撮る人も。

カプセルトイガチャは27種類のアイテムからひとつが当たる。のぞえり推しの筆者もチャレンジ!

結果は……、 希!!

「スクフェス」はまだまだ盛り上がる!

初のリアルイベントを経て、その来場者の数や熱気に、改めて「スクフェス」そして「ラブライブ!」のとどまることを知らない勢いを感じた。新機能の実装や新曲制作も発表、そしていよいよ始まる完全新作劇場版「ラブライブ!The School Idol Movie」も相まって、これからも「スクフェス」はどんどん盛り上がっていきそうだ。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル

KLab

iOSアプリiOS

  • 配信日:2013年4月15日
  • 価格:基本無料

    ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル

    KLab

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2013年6月6日
    • 価格:基本無料

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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