スクウェア・エニックスは7月5日、東京・ベルサール秋葉原にて、スマートフォン向けアプリ「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」のオフラインイベント「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト感謝祭」を開催した。

「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」は、国民的RPG「ドラゴンクエスト」に登場するモンスターたちを育成してバトルする「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの本格スマートフォン向けアプリだ。

今回行われた、初めてのオフラインイベントとなる「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト感謝祭」では、ゲームと同様の気分を味わえる「メタルスライムつかみ取り」や実装されたばかりの協力プレイを会場の仲間達を共にプレイする「みんなで冒険」、リアル闘技場ふくびきも貰える「勝ち抜き対戦」のコーナーなどさまざまなブースイベントが行われ、大きな賑わいをみせていた。

その他にも女優の能年玲奈さんが本作のCMの撮影で実際に使用したスライムのかぶり物や、2014~2015年間に行われた全てのイベントバナーにメッセージボードの他、7月の転生モンスター「デビルドラグナー」のステータスが描かれたパネルにおおきづちやドラキーら巨大モンスターフィギュアなどなど多くの展示も行われ、来場者の注目を集めていた。

ここでは、そんな盛り沢山のイベントの目玉でもある最強のプレイヤーを決定する「最強マスター決定戦」と、新情報がいくつも飛び出した公式生放送「らいなま」の模様をお届けしていこう。

1回戦から、客席から何度も歓声が上がる名勝負が展開

ステージが始まると司会の大澤彩乃さんに加え、プロデューサーの柴貴正氏、運営プロデューサーの千葉直人氏が登壇。まず会場では、TVCMでも縁の深い女優の能年玲奈さんからのメッセージが上映されるというサプライズが行われ、客席の度肝を抜く。実は能年さん自身もメタルスライムが大好きな「ドラクエ」シリーズファンなのだそうで、シリーズの中では特に「VIII」がお気に入りだという。家族が寝静まっている中一人でプレイしていたという思い出も語り、会場の熱心な「ドラクエ」ファン達の共感を集めていた様子だった。

大澤彩乃さん、柴貴正氏、千葉直人氏

その後は、本日の主役とも言える予選を勝ち抜いてきた8名のトッププレイヤー達が登壇し、プレイヤー達は事前に知らされていたというトーナメントの組み合わせが改めて発表された。自作のメッセージが書かれたTシャツを何枚も着ての入場となったじゅくちょー選手や、「胸を借りるつもりで全員倒したいと思います」と謙虚ながら強気なコメントを見せるcoco@東信会選手ら、個性的な面々が凌ぎを削る戦いが幕を開ける。

MORI@ズケ派選手、さくら選手、
じゅくちょー選手、あくえし選手
カイト☆乾杯勢選手、kc@DQX離コン男選手、
きくりん@東信会選手、coco@東信会選手

なお今回のレギュレーションはレベル制限なしのパーティのウェイトは100制限、2つのパーティを事前に編成し、先に2勝先取した方が勝ち上がりとなる。1勝1敗となり第3本目へともつれ込んだ場合、使用するパーティは2種類の中からプレイヤーがどちらかを自由に選択可能となる。

まず戦いの火蓋を切る第1試合は、共に圧倒的な強さで予選を勝ち上がってきたというMORI@ズケ派選手とカイト☆乾杯勢 選手のカードに。MORI選手は開幕にいきなり“つうこんの一撃”を炸裂させて相手の数を減らしつつ、ウルトラスライムのザオリクで倒れたばかりゴッドバロンの蘇生に成功する幸先のいいスタートで5対3という数の有利を作ると、そのまま畳みかけ、一気に1本目を先取。

2本目はお互いにエスタ―クを含んだデッキ同士の対決となるが、こちらでも先手をとったMORI選手のかいしんの一撃が2連続で決まり、5-3で有利を作るという一戦目の再現のような状況に。さらにそのあともかいしんの一撃が2連続で叩き込まれ、あっとういう間に勝負を決める。攻撃の半分が“かいしん”か“つうこん”という、凄まじい運を味方につけた圧倒的な勢いで勝ち上がりとなったMORI選手は、「この感じなら優勝できちゃうかもしれない」と、大舞台で発揮された運の強さに自信を覗かせていた。

その後もトッププレイヤー達による一進一退の熱戦が繰り広げられたが、中でも大きな盛り上がりとなったのは3回試合であるじゅくちょー選手とcoco@東信会選手の対決。お互いジャミラスをリーダーとしたパーティで、威力の高いサイコキャノンからかがやく息を連続でヒットさせたじゅくちょー選手がまずは1本目を先取。

だが2本目では一転、じゅくちょー選手の攻撃の直後に悉くcoco選手の回復が入るという、お互いにモンスターの頭数が減らないじわじわとした展開が続くことに。じゅくちょー選手の切り札であったデスストーカーのランドインパクトを斬撃よそくとザオリクで立て直すという読みも見事にハマり、coco選手が僅かなリードを保ったまま、行動可能な時間が残り3ラウンドという、決勝トーナメント初の時間切れが見えてくる事態に。

今回は10ラウンドの間で勝負がつかなかった場合、その時点で残っているモンスターの数が多い方が勝利となるルールとなっており、最後のラウンドの前には、じゅくちょー選手の攻撃の要であったデスタムーアが動きを封じられたことでcoco選手のモンスターを倒すのがかなり困難となる。ここで会場の誰もが守りに入ると予想するが、意外にもcoco選手は逆に一気に攻めに転じるという、ハイリスクな驚きの戦術を取る。結果としてじゅくちょー選手のモンスターをさらに減らすことに成功し勝利を納め、勝負を1-1の振りだしに戻すという熱い展開が繰り広げられる。

ラストとなる3本目では、やはりお互いそれぞれ勝利したラウンドでのパーティを選択するも、先ほどとは打って変わって序盤から大きく試合が動くことに。じゅくちょー選手がサイコキャノンでcoco選手のパーティの核であるゴールデンスラムを一気に倒すと、そのまま畳みかけるように連続攻撃で勝負を決め、見事息つく間もない接戦を制した。

お互いに長考を重ねての長時間の試合を終え、疲れ切った表情を浮かべて憔悴した様子の両者。しかし本日1番といってもいい名勝負を戦ったことへの満足感も強いようで、その後には満面の笑みを浮かべながらで互いの健闘を称え固い握手を交わし、客席からも割れんばかりの拍手が送られていたのが印象的だった。

最終的には、MORI@ズケ派 選手、さくら選手、じゅくちょー選手、kc@DQX離コン男 選手の4名が熱戦を制し、準決勝への切符を手に入れた。

広橋涼さんも出演!公式生放送「らいなま」では驚きの新発表が

そしてここからは声優の広橋涼さんも加わり、柴氏、千葉氏ら3名による本作の公式生放送「らいなま」出張版の収録も行われた(なおレギュラーのクロちゃんとVジャンプ編集のサイトーブイ氏は日程の都合で今回は欠席)。

今回は客席に大勢のプレイヤーを招いての放送ということで、会場・ニコニコ生放送の視聴者と共に、広橋さん・柴氏・千葉氏が三つのチームを結成し、ユーザーへのプレゼントを賭け、それぞれタイムアタックに挑戦することに。

プレゼントをゲットするハードルとなるクリアタイムは2分57秒と設定され、自信なさげな広橋さんに対し、「タイムをもっと縮めても構わない」と自信満々のプロデューサー陣。ところが蓋を開けてみると、柴氏チームが3分22秒、千葉氏チームが3分17秒に対し、広橋さんチームが2分39秒という圧倒的な早さでクリア。あまりの意外すぎる結果に客席から拍手喝采が送られるも、結果的にノルマをクリアできたのは広橋さんチームのみという状況に。

しかしここにきて、千葉氏のチームはマッチングのハプニングでスタートが大きく遅れるというハプニングがあったことという弁解に加え、日頃ユーザーからの声をエゴサーチして傷ついているという繊細な柴氏の評価を高めるため(?)、3つのチームともノルマをクリアした扱いでのプレゼントが行われることとなったのだった。

広橋涼さん(写真左端)

さらにその後は、プレイヤーにとってもっとも気になる部分であろう新情報のコーナーへ。

最初に発表されたのは、特に要望が高かったというモンスターの再育成を可能とする新たなアイテム「まほうの白地図」。これはモンスターに使用すると、そのモンスターの★の数+1枚のモンスターの地図と交換できるというもので、例えば★4のSキラーマシンに使用した場合、ランクBメタルハンター、ランクAキラーマシン、ランクSキラーマシンそれぞれ5枚の内、いずれかの1種類の地図が手に入るという仕組みだ。どの地図を入手するかはプレイヤーが選択できるが、ランクAの地図を2つ、ランクSを3つというように異なるランクの地図を選ぶことはできない。またSSモンスターに使用した場合は、きちんとSSランクの地図が入手できるようになっているという。

入手方法はジェムでの販売となり、高くとも3桁の金額に納められるように現在調整中。8月中には実装が予定されているとのことだ。

そして会場で一際大きな反響があったのが、もう一つの新発表である「新生転生」。これは今までにない新しい転生システムで、一部のモンスターがレベルやパワーアップはそのままに、新たなとくぎ・能力をもつモンスターとして転生させることができるというもの。新生転生には、新たな転生用のモンスターが必要になるが、その結果生まれた転生モンスターはこれまでの認識を一変させるほどのパワーアップを遂げる。

その例として今回公開されたのが、これまでネタモンスターとして(?)プレイヤーから愛されてきた「ヘラクレイザー」。その姿が映し出された瞬間、思わず会場では爆笑も巻き起こっていたが、その効果は絶大で、HPが50、防御が100上昇するのに加え、リーダー特性が「斬撃ダメージを15%アップ」に変更、さらに特性として「ときどきスカラ」、新たなとくぎとして「メタルむそう」「みがわり」が習得可能になるという至れり尽くせりだ(ただし、MPが少ないという欠点は抱えたままであるのだが)。

新生転生前に覚えている固有とくぎは付け外しが可能であるため、純粋にとくぎの選択幅が大きく広がることになるのは嬉しい。パワーアップ前とパワーアップ後、どちらのタイミングに転生を行ってもステータスは変わらず、パワーアップ後に転生進化を行った場合、追加される特技にも★の数だけレベルアップ判定が行われることになる。

新生転生が追加されるのは当然ヘラクレイザーだけではなく、第1弾のラインナップとして「デスプリースト」、「ゲマ」、「トロルボンバー」、「キングヒドラ」らのモンスターにも予定されている。その内会場では「デスプリースト」と「キングヒドラ」のステータスも公開され、デスプリーストの新たなとくぎである、HPが0になってもラウンド終了時まで死亡しない「亡者の執念」、キングヒドラが「かがやく息」と「恐怖のツメ」といった強力なとくぎを習得することが判明。これには客席にもかなり度肝を抜かれていたようで、今後転生進化が与えることになる影響は大きそうだ。なお、こちらも8月中に早くも実装が行われる予定とのことで、まほうの白地図と合わせ、8月は大きな節目となりそうだ。

勝ち進んだ4名による対決は、濃密な試合の連続に!

その後は、いよいよ「最強マスター決定戦」後半戦へ。これまでの激闘を勝ち抜いてきた4名による対戦……の前に再びスクリーンには映像が映し出されたかと思うと、「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である堀井雄二氏からの激励のメッセージが到着! まさに神様のような存在からの応援に会場も大盛り上がりで、そのありがたいお言葉に柴氏が両手を合わせて拝むような仕草をするという光景も見られた。

そうして会場のボルテージも最高潮に達する中、行われる第1戦目はMORI@ズケ派選手、kc@DQX離コン男選手の戦い。実はkc選手のパーティは前回の予選終了後にMORI選手から「これならイケる!」というお墨付きをもらったもの。手の内がわかっているだけにできれば戦いたくなかったが、同時に絶対に負けたくない相手でもあるという。

戦いもその縁に相応しい接戦が展開され、1-1で勝負は3本目へともつれ込むことになる。やはりお互い勝利したパーティを選択するが、結果としてどちらもメタルクラッシャー・ゴッドバロンという比較的構成の近いパーティでの対戦に。まったく同じタイミングでボミオスブレードを放つ両者だったが、MORI選手のパーティは核ともいえるウルトラスライムが最初に落とされてしまう不運の展開で、kc選手がその勢いのまま勝利。これまでポーカーフェイスでほとんど表情を変えなかったkc選手だったが、この対戦の時ばかりは両手を合わせて天に祈る姿が非常に印象的だった。

2戦目となるさくら選手とじゅくちょー選手の戦いは、予選でさくら選手に倒された幼馴染みの敵討ちに燃えるじゅくちょー選手に対し、さくら選手は「イケメンには負けられない」と普段とは一風違った闘志を燃やし、それぞれに会場からの熱いエールを集めつつ試合はスタート。

1本目はいきなりじゅくちょー選手がマヒャド・かがやく息を連続してヒットさせ、5-2の優位な状況を作り出したかに思えたが、なんとさくら選手のドメディが放ったマダンテがじゅくちょー選手のモンスター全てにヒットし、たった一撃で全てをひっくり返すというまさかのどんでん返しが巻き起こり、思わず会場も騒然。最後にドメディが攻撃を外してヒヤリをする場面もあるも、ワンチャンスを掴んださくら選手が見事リードを奪う。

一方2本目では、序盤順当に有利を作ったさくら選手に対し、じゅくちょー選手が1回戦でも見せたデスストーカーのランドインパクトで一気に逆転の目を作り出すという先ほどとは立場が逆転した展開に。数の上ではまださくら選手が有利ながら、モンスターはほぼ瀕死、じゅくちょー選手はみがわり持ちを残しつつ火力の高いモンスターも健在という互角の状況までもつれこむ。しかし最後の最後に、みがわりを行っていたメカバーンに、さくら選手の放った攻撃がまさかのかいしんの一撃として炸裂。柴氏も予選でその圧倒的な強さに度肝を抜かれたと絶賛するさくら選手だが、この戦いでもその強さを見せつけ、運も味方につけた鮮やかな逆転勝利を決めた。

その後行われた3位決定戦は、MORI選手が勝利。接戦に次ぐ接戦の連続で、
じゅくちょー選手の疲れは隠せない様子だった。

そして最後に行われたのが、奇しくも東京と大阪の予選をぞれぞれ勝ち抜いてきた2人のファイナリスト・kc@DQX離コン男選手とさくら選手による決勝戦。

1本目は先ほどのじゅくちょー選手との戦いと同様、1ラウンド目に数を減らされたところに、いきなりのマダンテでの一発逆転を狙うさくら選手だったが、それを読んでいたkc選手がマジックバリアを展開、大ダメージは受けるもののギリギリで4匹のモンスターを生き残らせることに成功。熱い読み合いを制したkc選手が、価値ある1勝目を手にする。

2戦目はお互いジャミラスをリーダー、ゾーマをパーティでの対決で、さくら選手は強力なサイコキャノンを持つ相手のゾーマを落とすべく集中攻撃を仕掛けるも、最後の攻撃がかわされ、ギリギリでゾーマが生き残り、ウルトラスライムのザオリクも発動するなど一気に窮地に立たされてしまう。しかし2ラウンド目にはすぐにゾーマ・ウルトラスライムを連続で倒し、ほぼイーブンへと持ち込んだと思われた所で、スライムキャンサーのザオラルがまさかの失敗。それでもまだ攻撃力では勝るさくら選手だったが、kc選手はこの展開を予期して2ラウンド目は攻撃の手数を減らしてでも素早さを高めるピオリムも2段まで入れておくという徹底した戦術で、さくら選手側のモンスター達が動くよりも先に一斉に畳みかける。もはや防御する猶予は残されていなかったさくら選手はこれには耐えきれず、kc選手が見事な快勝を決め、優勝の栄光を手にすることとなった。

その後には表彰式も行われ、3位決定戦を制していたMORI選手、惜しくも決勝で敗れたさくら選手、そして初代王者となったkc選手の3名に賞状とトロフィーが、拍手喝采の中手渡される(トロフィーは、この時点では何も描かれていないが、後日それぞれが選んだ好きなモンスターのイラストが刻印されて渡されるという非常に豪華なもの)。

さらに優勝したkc選手には特別な称号である「初代最強マスター」も贈られ、この時ばかりはポーカーフェイスのkc選手も喜びを噛みしめるような表情を浮かべていた様子だった。kc選手は「今回出場できなかった人達の中には、自分よりもっと強い人達もいる。その人達を倒してこそ、最強を名乗れるのかなと思います」と次回以降の大会への参加にも意欲を見せたコメントをしており、今後はkc選手を目標に、多くの強豪プレイヤー達が凌ぎを削りあうことになるであろうことは想像に難くない。

最後は柴氏の口から大会の総評として、「本日は朝からたくさんのユーザーさんに来場していただき、出場者の方々には約2ヶ月間ずっとこのゲームのことを考えて遊んでいただき、本当にありがたいという気持ちでいっぱいです。今日いただいた改善の要望などをバネにしつつ、もっといいものを作っていきたいと思っています。今後も一緒に遊びましょう!」とこの後の展開に向けた熱いメッセージも語られつつ、盛り沢山のイベントは幕を閉じた。

ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト

スクウェア・エニックス

MobileアプリiOS

  • 配信日:2014年1月23日
  • 価格:基本無料

    ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト

    スクウェア・エニックス

    MobileアプリAndroid

    • 配信日:2014年1月23日
    • 価格:基本無料

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