iOS/Android「チェインクロニクル～絆の新大陸～」ファンミーティング東京大会をレポート―大盛り上がりのステージイベント＆白熱の全国決勝！

セガネットワークスカンパニーは、「チェインクロニクル～絆の新大陸～」のイベント「2nd Anniversary 義勇軍の絆ファンミーティング2015」東京大会を、本日7月18日にベルサール秋葉原にて実施した。トークステージや全国決勝、そして新情報満載のファンミーティングの模様をお届けしよう。

この記事のコメントを読む

2周年の歩み＆精霊石プレゼントがかかった石油王チャレンジ！
新イベントやよもやのコラボが発表！
エリア決勝＆全国大会決勝は超高レベルの戦いに！
会場の様子

「チェインクロニクル～絆の新大陸～」（以下、チェンクロ）2周年を記念し、仙台、大阪、福岡、札幌、名古屋と続いてきた「2nd Anniversary 義勇軍の絆ファンミーティング2015」も、ここ東京が最後となる。

6会場で最も多くのゲストが集まる東京大会では、ステージイベントのほかに「チェンクロバトルロワイヤル」エリア決勝＆全国決勝、そして最新情報の発表とたくさんの催しがなされた。

当日はあいにくの雨模様であったが、その中でファンミーティングのラストを飾るにふさわしいほど多くの観客が足を運び、大いに盛り上がった東京大会の様子をレポートする。

2周年の歩み＆精霊石プレゼントがかかった石油王チャレンジ！

まずはゲスト陣勢揃いのステージイベントの模様からお届けしよう。この東京大会に出演したのは、声優の緑川光さん、稲田徹さん、柳田淳一さん、小林ゆうさん、三上枝織さん、大坪由佳さん、タレントの鈴木咲さん、ヴィジュアル系バンド・DuelJewelのShunさんと祐弥さん。

開発・運営スタッフからは、本作運営ディレクターの小林央氏、本作マーケ担当の川村弘幸氏、セガゲームス宣伝担当の西村ケンサク氏が登壇。MCは三浦麻美さんが務めた。

会場で配布されていたネームカードとともにゲストが自己紹介を行ったのち、早速チェンクロ2周年の歩みを紹介。2013年7月23日にAndroid版が、8月1日にiOS版が出て以来、さまざまな展開を見せたチェンクロのこれまでをスライドで振り返った。

柳田さんは、当初は6人の声優でキャラクターを担っていたが、頼もしい仲間たち、先輩たちが増えてうれしいと振り返った。また、緑川さんは三上さん演じる「“伝説を創る者”ヘロディア」が登場したところで初課金をしたと明かした。

続いては「石油王チャレンジ」！　川村氏扮する石油王が指定したゲーム内クエストやクイズにゲストが挑戦。その結果如何で、来場者へプレゼントされる精霊石の数が決まるというコーナーだ。

チェンクロクエスト

まずは石油王の出したクエストに、ゲストが自身の自慢のパーティーでチャレンジする「チェンクロクエスト」。

一戦目は「駆けまわる癒し手」（Lv.49）に、柳田さんが挑戦した。柳田さんは自らが声を担当するキャラクターのみでパーティーを構成。僧侶がいない超攻撃型パーティだ。

続々と迫りくるイノシシたちに苦戦しながらも、スキルを放つ時には実際にセリフをあてるなど、柳田さんはサービス満点でプレイ。見事にクリアした。

次に挑戦するのは祐弥さん。ステージは「監視塔戦線」（Lv.55）だ。祐弥さんは全員僧侶（助っ人だけ僧侶がおらずニンファを選択）という、柳田さんとは真逆のパーティで挑んだ。

危うい場面を何度も迎えたが、WAVE開始時の回復量が多く、最終WAVEが始まる時にはパーティ全員がHPMAXに！　ハラハラドキドキの展開で会場も大いに盛り上げつつ、無事にクリアした。

次に、公式コスプレイヤーのKANAME☆さんが「探せ！空を駆ける爪」に挑戦。Lv.60とかなりハイレベルなステージだったが、本日出演した声優がCVを務めるキャラで構成されたパーティーが本領を発揮。前の2人とは対照的に、危なげなくクリアした。

続いては鈴木さんが、祐弥さんと同じく「監視塔戦線」にチャレンジ。騎士で守りながら銃で射抜くという鉄板のパーティー構成で、終始順調にWAVEを進めてクリア。最後には小林ゆうさんが「“二重人格殺人鬼”アリシア」の、あのセリフを生“絶叫”アフレコするシーンも飛び出した。

最後はShunさんが「実戦教育」（Lv.54）に出撃。「“希望の闇”リヒト」を中心としたバランスの良いパーティーで、「“殿の不死鳥騎士”ガーランド」のスキルをふんだんに使いながらクリア。プレイレベルの高さを伺わせるゲスト陣のトリを見事に飾った。

チェンクロクイズ

お次はクイズコーナー。会場に集った声優6人のキャラクターにまつわる4択クイズが出され、石油王から指名された出演者が答えていく。問題文と解答はセリフになっており、生の演技を楽しむことができるコーナーだ。

問題は三上さん演じる「“大鎌の執行者”レリアン」や、稲田さん演じるガーランド、小林さんがCVを務めるアリシア、そして大坪さんがCVのイビサムから出題された。イビサムのイラストは今回が初公開だ。また、緑川さん演じるリヒトや、柳田さんがCVのヴェルナーからも問題が出された。

この問題の正否も来場者へプレゼントされる精霊石の数に関わっていたが、そんなプレッシャーも物ともせずに各者正解を連発。ゲーム内では芸人コンビとして登場するイビサムの問題では、緑川さんがノリツッコミを引き出すためにわざと間違えるシーンもあったが、その優しさが石油王の心を打ったか、こちらも正解となった。

最後はお絵かきチャレンジのコーナー。主人公を書こう！　ということで、ゲスト陣が3分間で主人公をスケッチブックにお絵かき。上手なイラストあり、どこか別のところで見た顔あり、芸術が爆発したイラストありと多種多彩な作品が集まったが、石油王の独断と偏見で採点された結果、ゲスト陣の総獲得ポイントは22ポイントまで見事アップした。

新イベントやよもやのコラボが発表！

次にレポートするのは、新情報発表ステージ。まずは7月15日に一周年を迎えたPS Vita用ソフト「チェインクロニクルV」の記念VTRが流れたのち、「チェンクロV」オリジナルキャラ・アトロポスとラケシスが発表された。

さらにTwitterキャンペーンの実施も発表。こちらのキャンペーンでは、PS Vita本体と、それを「チェンクロV」仕様にカスタムできるデコステッカーがセットでプレゼントされる。

松永純氏（右端）

続いて、開発総合ディレクターの松永純氏がステージに登場し、小林氏とともに「チェインクロニクル～絆の新大陸～」情報を発表。

まずはPVとともに、9月に「鉄煙の大陸篇」が配信されることが明かされた。歯車があしらわれたロゴからわかるとおり、テーマは機械。松永氏は、チェインクロニクルはあくまでファンタジーなので、その中に機械というテーマをうまく落とし込みたいと語った。

この日の時点でキャラクターは何人かできており、身体に機械を付けた者などが出てくる模様。さらにストーリーでは、いよいよフィーナの姉・リヴェラが登場するという。緑川さんは早くやりたい、楽しみにしていると心待ちにしていた。

続いては、8月から9月にかけて実施されるイベントなどを紹介。8月5日から8月18日にかけて魔神イベントが実施される。今度は鎧を着込んだ魔神が出現するというが、どんな相手になるか楽しみなところだ。

8月19日から8月25日の期間で、以前にテストも実施された「総力戦」が実装される。テストの段階で、大掛かりなプレイになるので普通のクエストと同じでは物足りない、大変だという声が多く寄せられたという。これに応え、まったく違う新イベントとして実装される。

会場では、総力戦のプレイ画面も披露された。ギルドからの依頼を受けて挑む形を取っている。獲得でいる宝箱の数がかなり多く、一気にアルカナを集められるイベントとなりそうだ。

また、8月25日から9月3日には、夏シーズンにぴったりな討伐戦が実施されるとのこと。こちらも続報を楽しみにしていよう。

7月31日に発売予定の「チェインクロニクル 2nd season イラストレーションズ」（3,564円）の表紙が公開された。こちらはイラストレーター・天野英氏の描き下ろしで、ヴェルナーとユギギが大役を担う。また、この2人のA武器も付録としてついてくる。

チェンクロで「本」といえばこちら。TVCMで使われていた「クロニクル」のPOP UP BOOKが発売決定だ。こちらはセガ公式ショップ「セガストア」にて販売される。ポップアップブックアーティストの紙成鳴美氏の監修を受けた本格的な一冊だ。

10月10日には、セガネットワークスアワーの2番組、チェンクロラジオとムラツボ研究所の公開収録がスカイツリータウン4階・スカイアリーナにて実施される。初の公開収録に、大坪さんはいつもオープニングトークがフェードアウトで終わるくらい盛り上がっているので、そんなところも見てもらえると思うとワクワクが止まらないと語った。

観客が大きく盛り上がったのは、LINEスタンプ配信決定の報だ。全40種のセットで、今秋配信予定となっている。チェンクロラジオで先にスタンプイラストを見たという緑川さんは、自身が演じるリヒトがどストライク、超好みでだったという。このイラストのグッズがほしいと“おねだり”していた。

幾多のコラボが続々発表！

高橋英士氏（右端）

ここで、iOS/Android向けアプリ「ブレイブフロンティア」（以下、ブレフロ）のプロデューサー・高橋英士氏が登壇し、7月23日より実施される両タイトルとのコラボレーションをPRした。

7月3日に一足先に2周年を迎えたブレフロ。このコラボは昨年のリリース1周年の頃から進められ、誰もまだやっていないコラボをやろうと話していたという。実際、チェンクロではゲーム同士のコラボは初となる。

ブレフロでは、グランドクエストにフィーナ、ヴェルナー、ユニが登場し、ブレフロキャラとともに冒険を繰り広げる。またチェンクロでもブレフロキャラが登場するシナリオが展開される。双方ともザッピングシナリオとなっており、両方を遊べばより物語を楽しむことができる。

ブレフロ風にアレンジされたチェンクロキャラはこんな感じ。

一方、チェンクロにもブレフロのキャラたちが登場。注目は、天野英氏描き下ろしの“艶傀の瞑儚神”ルナリスだ。また、Twitterコラボ記念キャンペーンも実施されている。

続いては「シャイニング・レゾナンス」とのコラボが発表。チェンクロVでも実施されていたこのコラボだが、現在スマホ向けに調整中とのこと。こちらでは、描き下ろしを含む総数10体のキャラクターが登場。会場では、Tony氏描き下ろしのソニアが披露された。

シャイニングシリーズに多く出演している稲田さんは、ドラゴンの役で出ているレゾナンスではコラボキャラになれなさそうだが、他作品では獣人などを演じているので、シャイニングシリーズ全体でのコラボをやってほしいと熱望していた。

さて、この日一番のどよめきと歓声が上がったのが「太鼓の達人」とのコラボだ。8月18日より実施され、同作のオリジナル曲「月下美人」にのせて、多彩なキャラが登場する。どんちゃんたちが次々と襲来する絵もさることながら、どんちゃん風になってしまったフィーナが目を引く。

また、チェンクロVではゲームのいたるところにどんちゃんとかっちゃんが登場。ガチャでは「運命回ったドン！」なんて言ったりもする。

「太鼓の達人」側でも、チェンクロコンテンツが楽しめる。PS Vita「太鼓の達人Vバージョン」では、「チェインクロニクル通常バトルメドレー」を含めた楽曲パックが発売中。8月6日には「チェインクロニクル最終決戦メドレー」楽曲パックが発売予定だ。また、iOS「太鼓の達人プラス」では、本日より通常バトルメドレーが先行体験可能。

AC版「太鼓の達人」では、上記2つのメドレーがプレイできるほか、称号「光をつかむ！」「クロニクルの使い手」がゲットできる。また、すべてのプラットフォーム版できせかえ「フィーナとピリカ」が獲得可能だ。

そして、「太鼓の達人」各プラットフォーム版をプレイすると、チェンクロで「太鼓の達人」をモチーフにした武器「フィーナどん」「どんちゃんハンマー」「どんちゃんハンマーV」が手に入る。もちろんいずれも打属性だ。

最後にPVとともに発表されたコラボは、今秋より実施予定のコーエーテクモゲームスの「アトリエ -アーランドシリーズ-」コラボだ。こちらはキャラクターの描き下ろしも予定されているとのこと。

さらに最新作「ソフィーのアトリエ」とのコラボも実施決定。アーランドシリーズとは別の形で、ソフィーが登場する。

TVアニメの続報も

既にショートアニメ化がなされており、また2014年12月にはTVアニメ化が発表されたチェンクロだが、この会場で2016年放映に向けて鋭意制作中であることが明かされた。ほんの少し公開された映像を見た緑川さんは、クオリティの高いものが作られてそうでワクワクすると期待を寄せた。

エリア決勝＆全国大会決勝は超高レベルの戦いに！

さて、ここからは「チェンクロバトルロワイヤル」のエリア決勝と全国決勝の模様をお届けしよう。

まずはエリア決勝。ステージイベント後に発表された東京予選通過者8名がステージに上がった。全員が40秒台で予選突破という、誰が優勝してもおかしくないメンバーだ。

エリア決勝では8名が2ブロックに分かれ、「エリア決勝」中級と上級に1回ずつ挑戦。クリアした順番によってポイントを獲得し、その総数で順位が決まる。各ブロック上位2名が準決勝進出だ。

まず実施されたAブロックの中級クエストでは、ぴよぴよさんが46.86秒をマークしてトップ。jojoさん、アツシさん、ふぃるさんと続く。続いての上級では、「“好奇心少女”ニウ」のスキル「フリーダッシュ」を、敵が出現するタイミングに合わせて当てるという上級テクニックを駆使したぴよぴよさんが65.79秒という成績でまたしてもトップ。結果、ぴよぴよさん、jojoさんが準決勝進出を決めた。

これには鈴木さんもかなり感銘を受けたようで、帰ったら早速ニウを育てると意気込んでいた。

続いてBブロック。Aブロックもそうだったが、中級に挑むパーティは遠距離攻撃をメインに組む人が多いようだ。Aブロックとは打って変わって接戦となったが、はずれさんが54.09秒でトップ。葵さくらさん、悟空さん、朧響＠魔櫻姫さんと続く。

強固で大型の敵が多い上級では、スキルで一気に倒していく人が目立った。マナのマネジメントを上手くこなしたはずれさんがまたもトップ、以下中級と同じ順位に収まり、はずれさんと葵さくらさんが準決勝に駒を進めた。

準決勝からは、「エリア決勝」上級を1回プレイして順位を決めるトーナメント方式だ。4人のパーティを見ると、いずれも戦士か騎士を前にして後衛で仕留めていくスタイルのよう。ここでもぴよぴよさんのニウが光り、唯一の60秒台を記録して決勝進出。約2秒差でjojoさんを振り切ったはずれさんがぴよぴよさんと対峙することとなった。

迎えたエリア決勝。両者とも70秒台とかなりの接戦になったが、わずか2秒足らずの差でぴよぴよさんが決勝戦を制し、全国決勝への切符を手にした。



	上位8名にライセンスカードが授与された。

圧倒的な力量を示し、500万人のトップに立ったのは！？

チェンクロ日本一を決める舞台に上がったのは、各地の予選を勝ち抜いた6名。出場選手は下図のとおりだ。緊張している人、楽しもうとする人、さまざまな表情を浮かべながらそれぞれ意気込みを語った。

レギュレーションは先ほどのエリア決勝と同じで、3人ずつのブロックにわかれてポイント制で争う。ステージは「全国決勝」中級と上級、ブロックを勝ち抜けるのは上位1名のみ。決勝は全国決勝上級を1度プレイし、雌雄を決する。下馬評では、会場に来た人もそのすごさを目の当たりにしたぴよぴよさんが支持を集めた。

まずはAブロック、ハゲにくるさん、月乃きつねさん、ぴよぴよさんの戦いだ。中級に挑む3人は、戦士or騎士を1人、弓（銃）を多めにという構成で共通していた。

しかし始まってみると、中央付近にキャラを設置して範囲攻撃を繰り出す人、マナをためるタイプ、スキルを使ってどんどんWAVEを進めるスタイルなど、戦略はバラバラ。各人の特色が出た非常に興味深い戦いとなったが、これを制したのは46.99秒でクリアしたぴよぴよさんだった。

続いて、この決勝が行われる少し前にオープンしたばかりの上級。スキルを封印してくるかっぱがたくさん出現するなど非常にやっかいなステージだ。初見に近い状態でのプレイとなったが、唯一130秒台前半を叩き出したぴよぴよさんが決勝進出！　ぴよぴよさんのプレイを見ていた緑川さんは、主人公って強いんだなぁと思わず声を漏らしていた。