【ChinaJoy 2015】華やかなセレモニーが行われたPlayStationブースと欧米タイトルを打ち出したXboxブースを紹介

長らくPCゲームやスマートフォンゲームが盛んだったChinaJoy。グッズやコンパニオン目当ての来場者も多かったのだが、昨年よりPlayStationやXboxといったコンソールゲームのブースが出展されるようになり、熱狂的なゲームファンの姿を多く見ることができた。ここでは、そんなゲームファンが集まったPlayStationブースとXboxブースの模様をレポートする。

PlayStationブース

PlayStationブースで行われたオープニングセレモニーでは、最初に上海東方明珠文化発展 総裁 添田武人氏が登壇。普段からイベントなどでユーザーと交流しているという添田氏は温かい拍手で迎えられた。それに続く形でデピュティプレジデント（アジア統括）の織田博之氏、ワールドワイドスタジオ プレジデントの吉田修平氏、代表取締役社長 兼 グローバルCEOのアンドリュー・ハウス氏が登場した。

中央左から織田氏、ハウス氏、吉田氏、添田氏

ソニー・コンピュータエンタテインメントのそうそうたる面々が揃う中、アンドリュー・ハウス氏による挨拶が行われた。

まず、今年3月にPS4とPS Vitaを中国で発売することができたことに触れ、政府関係者やビジネスパートナー、メディア、そして、中国のPlayStationファンに感謝を述べた。

すでに中国ではPS4とPS Vitaの20タイトルが発売されているが、今後は中国で提供するだけではなく、中国のクリエイターの作品をPlayStationを通して届けたいと意欲を見せていた。

挨拶終了後は中国らしい演出でファンとともにオープニングを祝っていた。ステージ前には終始大勢のファンが詰めかけており、ただでさえ暑い会場が熱気に包まれていた。

ステージ終了後の様子。熱量がすごい。

PlayStationブースでは、ステージのほかに、PS4を49台、PS Vitaを16台設置し、57タイトルを試遊することができるほか、Project Morpheus（Morpheus）を体験できるスペースも設けられた。

中国では初音ミクの人気が高く、4タイトルを出展したMorpheusエリアでは、「HATSUNE MIKU Project: VR Tech DEMO」を全面に出し、来場者の関心を引いていた。Morpheus自体は1人で体験するタイトルが多いのだが、試遊エリアではプレイヤーが見ている映像が映しだされたモニタが設置され、列に並んでいる人などが映像を確認することができる。同タイトルでは、ライブを体験することができるのだが、プレイヤーはもちろん、周りで見ている人もリズムに合わせて掛け声をかける姿がMorpheusの新しい楽しみ方を感じさせてくれた。

Xboxブース

PlayStationブースと向かい合う形で設置されたのがXboxブースだ。Xboxブースでもさまざまなタイトルを試遊することができるのだが、特に強く打ち出していたのが、「Forza Motorsport 6」と「Halo:The Master Chief Collection」の2タイトル。中国では欧米タイトルも人気だ。