ロジクールは、ソフマップ秋葉原本館4階にて「ロジクールGアリーナ」を本日8月7日にオープンした。ここでは、オープン記念セレモニーの模様をお届けする。
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「ロジクールGアリーナ」は、ゲーミングデバイスのブランド“ロジクールG”を実際に体験し、購入ができるフラグシップショップとなっている。
ショップでは、FPS/MMORPG/MOBAの3つのジャンルごとに製品が展示されており、それぞれのゲームに適した高性能なゲーミングデバイスが販売されている。そのほかにも“eSPORTS”体験ゾーンでは、長時間ゲームするのに開発されたゲーミングチェアのDXRACERの座り心地を体感することが可能だ。
オープン記念セレモニーでは、ロジクールのシニアクラスターカテゴリーマネージャーである古澤明仁氏が「ロジクールGアリーナ」のコンセプトなどについて語ってくれた。
また、ソフマップの代表取締役社長である行方伸介氏、SANKOの代表取締役である鈴木文雄氏、Detonation代表の梅崎伸幸氏、ロジクールGブランドアンバサダーのStanSmith氏が登壇し、現在の“eSPORTS”への想いを語った。
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ショップでは、プロゲーマーたちが使用しているロジクールGブランドの ゲーミングデバイスを体験することができる。 |
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フラグシップショップにはDetonatioN-BYCMのDustelBox選手(右)と DetonatioN Rabbit FiveのAwaker選手(左)が来店していた。 |
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自分の写真が写っているパネルにアスリートたちがサインをしていた。 |
アスリートにスポットを当てた売り場を展開
古澤氏は、ロジクールGを2013年に立ち上げてわずか2年間で多くの人に支持され、今回「ロジクールGアリーナ」をオープンできたことに驚いているという。
“eSPORTS”をコンセプトに作られた「ロジクールGアリーナ」は、PCの周辺機器メーカーであるロジクールが“eSPORTS”のテイストを取り入れた売り場にするために非常に多くの協議を重ねてできたものだそうだ。
古澤氏は「“eSPORTS”との親和性を高めた売り場を作ることで、一般のお客さんにも熱気が伝わるような仕組みにしている」と語った。また、世界15主要都市のゲーミングデバイスの販売実績と2017年までの売り上げの予測を公開した。
2015年の終わりまでには1850億円、2017年までに2360億円の売り上げが見込め、ゲーミングデバイス市場は今後さらに拡大が見込めるそうだ。PCが売れにくいなか、なぜゲーミングデバイスの売り上げが見込めるのかの理由として古澤氏は「“eSPORTS”がその要因の1つだ」と述べた。
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2014年で最もヒットした映画である「ハンガーゲーム」が週末の興行収入146億円なのに対して ゲームの「WORLD OF WARCRAFT:WARLORDS OF DRAENOR」は、わすか24時間で197億円の売り上げになったそうだ。 |
古澤氏は7500万人の登録数を誇る「LEAGUE OF LEGENDS」を例に上げて、“eSPORTS”の盛り上がりについて解説した。「LEAGUE OF LEGENDS」シーズン1の決勝大会をアメリカで開催したときには、会場来場者が200人、オンラインの視聴者で20万人弱しかいなかったが、2014年に韓国のオリンピックスタジアムで開催した大会では、会場来場者が4万人、オンラインの視聴者は2700万人で、昔と比べると大幅に拡大しているそうだ。
日本では、2年前に開催したファンイベントの来場者が20名、オンライン視聴者数は1400名しかいなかったのが、その1年後に東京ゲームショウで開催したイベントでは会場来場者3000名、オンライン視聴者数は10万人になったという。
そんな盛り上がりを見せる“eSPORTS”に対してロジクールGは、ゲーミングデバイスのスペックよりも、アスリートたちにスポットライトを当てていく方針にしたそうだ。
「ロジクールGアリーナ」と従来のショップとの違いは、FPS/MMORPG/MOBAのカテゴリーで活躍している日本屈指の強豪チーム「DetonatioN」のアスリートたちが使用しているゲーミングデバイスを体験し、購入できることにあるそうだ。
ロジクールと協力して“eSPORTS”を盛り上げたい
行方氏は、Windows10の発表で盛り上がっているが、パソコンの売り上げが良くない現状のなかで、ゲーミングパソコンの売り上げだけは好調なので、非常に重要視していると語った。
そこで、“eSPORTS”を盛り上げたいロジクールと協力して、今回「ロジクールGアリーナ」のオープンに踏み切ったのだとか。行方氏は、「今後新しい商品が出くれば“eSPORTS”の知名度が爆発的に向上するのではないか」とコメントした。
“eSPORTS”の盛り上がりを実感
SANKOが運営しているe-sports SQUAREを例にあげて、鈴木氏は“eSPORTS”の盛り上がりについて解説をした。最初に2011年11月にオープンした千葉市川市にあるe-sports SQUAREは、開店初日の来店者は1名だけで、その後2週間の来店者は来ない状況が続いたのだが、1年続けていると日本だけでなく海外のお客さんも来るようになったという。
日本でも“eSPORTS”を普及するであろうと開店した秋葉原のe-sports SQUAREは、毎週末イベントが開催できるまでに成長し、「“eSPORTS”が盛り上がっている」と実感できていると語った。
ファンが憧れる存在に!
DetonatioN代表の梅崎氏は、日本初の試みとなる「ロジクールGアリーナ」のオープンについて「うれしいというコメントしかでないです!」と喜びの声を上げた。
また、ロジクールとDetonatioNの出会いについて、最初に古澤氏に出会ったときには興味はあるかなという程度で話を聞いてもらっていたが、何回も話しているときに意見が合致して2014年4月に正式なスポンサー契約を結ぶことができたそうだ。
梅崎氏は「チームとしてのブランドを高めて、ファンが憧れる存在になれるように頑張っていきます」と意気込みを語った。
ロジクールGの成長はトップアスリートたちのおかげ
最後にロジクールGの立ち上げ当初からデモプレイヤーとして活動してきたStanSmith氏は、「非常に嬉しく思っている」と「ロジクールGアリーナ」のオープンについての感想を述べた
また、StanSmith氏は「ロジクールGの成長の裏にはAwaker選手、DustelBox選手などのトップアスリートたちの活躍があったからだ」と述べた。
「ロジクールGアリーナ」のオープンを記念したキャンペーンを開催
「ロジクールGアリーナ」のオープンを記念して秋葉原のe-sports SQUAREではキャンペーンを本日8月7日から9月3日まで実施する。来店した際にソフマップ、ビックカメラ、コジマのポイントカードを提示すると1時間無料になるそうだ。
また、ソフマップ秋葉原本館でロジクールGの製品を購入すると、先着50名に「ロジクールGアリーナTシャツ」がプレゼントされる。
そのほかにもソフマップ秋葉原本館で、キーボードとマウスがセットになったe-Sportsアスリートセットを数量限定で販売するとのことだ。
StanSmith選手セット…G502、G310
Ceros選手セット…G303、G710
DustelBox選手セット…G402、G910