ネクソンは、9月17日に実施された「東京ゲームショウ2015」にて、CyberZ主催の対談セッションに参加、イベントレポートを公開した。

イベントレポート

「アジアゲームマーケット最前線 韓国・台湾・中国のゲーム市場トレンド 2015」というテーマのもと、アジア展開を積極的に進めているCyberZ 台湾事業責任者・長島大介氏とともに、アジア3カ国におけるゲーム市場の変遷と最新トレンド、及び広告市場やマーケティングの動向に関して、意見を交わしました。ネクソンは現在、アジア(日本、韓国、中国)における売上が全体の約90%を占めております。長年にわたるアジア市場での経験やノウハウをもとに、熊谷は各国の市場を次のように説明致しました。

長島大介氏 熊谷峻平氏

「韓国及び中国のゲーム市場は、PCオンラインゲームが依然として大半を占めております。韓国のモバイルゲーム市場は、2012年から2013年にかけて急成長し、現在は安定成長期に入り競争が激化しております。一方、中国モバイルゲーム市場は、2013年以降、急成長をみせております。中国は世界最大規模のゲーム市場であり、世界の企業にとって魅力的な市場となっております。」

また、CyberZの長島氏は、最新のアジアマーケティングトレンドに関して「多くの企業が進出を狙うアジア市場においては、オフラインとオンラインを掛け合わせたマーケティングが非常に重要であり、双方をつなぐツールとして、動画への注目が非常に高まっています。」とコメント致しました。

最後に、「アジア市場、さらに世界で勝ち抜くためには、ワンストップでグローバル展開が可能かつ事業ノウハウを持ったビジネスパートナーを見つけることが、成功のポイントになると考えております。」と熊谷がコメントを述べ、セッションを締めくくりました。ネクソンは、東京ゲームショウ2015 一般公開日の9月19日(土)に行われるeスポーツ競技会「Cyber Games Asia」にて、主力タイトルである「サドンアタック」及び「アラド戦記」のイベントを実施予定です。

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