GameBankは、本日10月26日にiOS/Android用アプリ「みんなの釣りバカンス」のメディア向け試遊イベント「『みんなで釣りバカンス』出漁式」を、釣船茶屋ざうお 新宿店にて開催した。
「みんなの釣りバカンス」は、最大で8人同時に遊べるソーシャルフィッシングゲーム。一人で進められるストーリーモードはもちろん、友人などと一緒に遊べるマルチプレイ機能のほか、顔・髪型・服装から竿やウキなども自由にカスタマイズできるアバター機能も魅力となっている。
今回体験会の会場となったのは、釣船茶屋ざうお 新宿店。こちらでは店内で釣りを楽しみながら、実際に釣った魚を食べることができる。店内に設置された生簀にはヒラメや鯛などさまざまな魚が泳いでおり、みんなでワイワイ盛り上がりながら釣りが楽しめる本作にピッタリの会場となっていた。
本体験会では、本作の体験プレイはもちろん、マルチプレイ機能を利用した参加メディア対抗のゲーム大会やコラボレーションの発表なども行われた。ここでは、筆者による本作の所感を伝えつつ、会場の様子を紹介していこう。
大漁祈願の鏡割りが実施!ゲームの基本操作も紹介
まず、本体験会の司会進行役を務める声優の山下まみさんと、GameBank 代表取締役社長 兼 「みんなの釣りバカンス」プロデューサー・椎野真光氏が登壇。体験会の概要を説明しつつ、本作のヒットを祈願した鏡割りが行われることに。
鏡割りには、椎野氏を含む「みんなの釣りバカンス」の制作チーム4人が参加。「時間を割いた分、非常にいいものができた」と椎野氏が力強くコメントし、参加者も全員がフグやカニなどの魚介類の被り物をしながら登場するなど、本作にかける意気込みが窺えた。
続いてGameBank制作部の伏見育郎氏が登場、本作のゲーム概要やプロモーションビデオが紹介されたほか、実際にゲームに触れることができた。
本作は、3Dで描かれた多彩な世界を駆け巡りながら、さまざまな魚を釣ることができる。登場する魚は実際の魚類がモチーフにされているほか、本作オリジナルの魚も登場する。その象徴的な存在が、各地に潜む巨大なモンスター魚だ。
この魚はその名の通りモンスターに近い形状をしており、通常の魚とは比べ物にならないほど強力だ。そのため一人で釣り上げることは困難を極めるので、パーティプレイで気の合う仲間などと一緒に釣り上げることが基本となる。また、各地には幻の巨大魚である“ヌシ”も登場する。
釣りに出かける前の準備として、まずは装備を確認しておこう。先述した通り、本作ではアバターの服装から髪型、顔の形状に至るまで、さまざまな部位を自由にカスタマイズすることができる。カジキマグロの釣竿や水着のブイなど、非常にインパクトの強いアイテムが多数用意されている。これらの装備にはそれぞれ異なるパラメーターが付与されているので、性能を優先するか見た目を取るか、自分のプレイスタイルに合わせてアバターをカスタマイズしていこう。
実際に操作しながら、いざ釣りに!
装備を整えたら、いよいよ釣り場へ。「コーラルアイランド」や「リゾートビーチ」など、さまざまなステージの中から、まずは川釣りが楽しめる「リバーマウンテン」に出発。
本作では、リアルタイムで同じステージにいる複数のプレイヤーが表示される。ほかのプレイヤーはタップすることでプロフィールをチェックすることができるほか、ステージ内では上方のログにチャットや誰が何を釣り上げたなどの情報が流れるので、気軽にお喋りを楽しみながら釣りを楽しむことができるぞ。
ステージ内を散策し、好みをポイントを見つけたらさっそく釣りを始めよう。まずは、画面の中央を押しながら手前に引いてルアーを放出。このとき引いた長さに応じてより遠くにルアーを放ることができるので、水面に映る魚影に合わせてルアーの位置を調節しよう。
上手く魚の近くにウキを浮かせることができたら、あとは魚が飛びつくのをじっと待つだけ。もし位置が悪かった場合も何度でも放り直せるので安心だ。
魚がヒットすると、画面中央にHPとサークル状のゲージが出現。オレンジ色の部分を長押しし、ウキのマークが赤色のゲージに差しかかるギリギリで離すことで、魚にダメージが与えられる。またスキルも用意されており、ゲージの下にある小さな円形の部分をタップすることで任意に発動可能。スキルは魚にダメージを与えるものや、魚からの攻撃を軽減してくれるものなど、さまざまなものがある。これらを上手く活用しつつHPを0にして、魚の釣り上げを目指そう。
魚を釣り上げると、装備している各アイテムに経験値が入る。装備品はレベルが上がることでパラメーターが上昇していくので、たくさんの魚を釣り上げてどんどん装備を強化していこう。また、ステージ内にはさまざまなミッションが用意されている。ミッションをこなすことでさまざまなアイテムがもらえるので、まずはこれをクリアしていくことを目標にすると良さそうだ。
巨大なカメやタコも登場!?マルチプレイでヌシ釣りに挑戦
一通り操作に慣れてきたところで、ほかの3人とパーティを組んで本作の目玉であるモンスター魚を釣るレイドステージに挑戦。レイドステージでは、魚を釣り上げて既定のポイント数を稼ぐことで、巨大なモンスター魚が出現する。
出現したモンスター魚は、誰かがヒットさせていても近くにウキを投げ込むだけで釣り上げに参加することができる。モンスター魚のHPは非常に多く、また攻撃も強力なため、スキルなどを出し惜しみせず全力で釣り上げよう。
「ヌシ討伐チケット」を消費して挑戦できるヌシ釣りは、4人パーティによるマルチプレイではあるものの、モンスター魚釣りとは少しルールが異なる。
まずモンスター魚釣りとは違い、出現したヌシはパーティリーダー以外釣り上げることができない。しかし、ヌシはモンスター魚と同じく非常に強力な上、普通に釣り上げようとしても防御力が高くまともにダメージを与えることはかなわないだろう。
そのため、リーダー以外の3人は周囲のコブン魚を大量に釣り上げてヌシの防御力を減少させてあげる必要がある。コブン魚を釣り上げれば釣り上げるほどヌシの防御力は下がっていくので、いかに素早くヌシを弱体させるかが攻略のカギだ。
モノマネ芸人のくじらさんが登場!メディア対抗ゲーム大会の結果はいかに
体験会では、スペシャルゲストとして釣りやビリヤードなどの業界で有名な人物のモノマネを持ちネタにしている、モノマネ芸人のくじらさんが登場。数々の釣り名人のモノマネを披露し、会場を盛り上げた。
またメディア対抗のゲーム大会も行われた。こちらは一定時間内に一番多くスコアを稼いだ人が優勝というシンプルなルールながら、1位にはざうおで利用可能な3万円分の食事券と伊勢海老入りの海鮮丼が振る舞われるという、豪華な賞品がラインナップ。
もちろん、伊勢海老と聞いてやる気を燃やした筆者も参加し、一心不乱に魚を釣り上げた。同じステージでプレイした人々の中では2位に食い込み、これはなかなかいい成績なのではと淡い期待を抱きつつ、スコアの集計結果を待つことに。上位は僅差によるかなりの激戦だったようで、最終的に筆者は6位という位置に落ち着いた。
さらに会場では、アイドルグループの「釣りビット」とのコラボレーションも発表された。本コラボは、「釣りビット」の7thシングルの発売日となる12月16日に開始される予定で、彼女たちが着ている衣装のアバターなどが手に入るという。詳細は後日発表されるということなので、続報に注目だ。
最後に、椎野氏から「これからリリースに向けて最終調整に入る。さらにブラッシュアップしていくので、今後に期待してほしい」、伏見氏から「リリース後はさまざまな企画やコラボを積極的にやっていきたい」とのメッセージが贈られ、本体験会は終了となった。