カプコンは、本日12月19日に千葉・幕張メッセにて行われた「ジャンプフェスタ2016」カプコンブースにおいて、2016年に発売を予定しているニンテンドー3DS用ソフト「モンスターハンター ストーリーズ」のステージイベントを実施した。

2015年4月にタイトルが発表され、2016年のアニメ化も決定している「モンスターハンター ストーリーズ」のステージイベントが、本日開催の「ジャンプフェスタ2016」にて行われた。

本作は「モンスターハンター」の世界をより深く描く、シリーズ初のRPG作品だ。主人公はハンターではなく「ライダー」。人里離れた村でモンスターとともに暮らしていたライダーは、あるきっかけで村を飛び出すことに。一緒に冒険するモンスター「オトモン」と絆を深めながら、広い世界を冒険していく。

ステージには「モンスターハンター ストーリーズ」プロデューサー・辻本良三氏と、同作のディレクター・大黒健二氏が登壇し、実機プレイを交えながら本作のゲームシステムや概要を紹介していった。

辻本良三氏 大黒健二氏

まずは主人公の性別を選ぶところから。主人公は性別のほかにも顔のパーツが選べるなど、自分の好みのルックスにカスタマイズできる。外見を決めたら、いよいよゲームスタートだ。

プロローグでは、モンスターとともに生活する種族・ライダーの説明がなされる。従来の「モンスターハンター」シリーズでは、プレイヤーはモンスターと敵対していたが、本作ではモンスターと共存する種族になる。

ライダーたちが暮らす村では、イャンクックが飼われていたり、リオレウスの羽でできた風車があったり、クルペッコを模した風見鶏があったりと、モンスターとともに暮らす生活風景が伺える。

本作には新たなアイルーのキャラクター「ナビルー」が登場する。ナビルーはその名の通り、さまざまなナビゲーションをしてくれる存在だ。

アイルーとしては一風変わった外見だが、彼がなぜこのような風体になったのか、その理由もストーリーで描かれるという。

主人公の旅は、オトモンを見つけるところから始まる。オトモンを手に入れるには、モンスターの卵を手に入れなくてはならない。イャンクックの巣に赴き、卵をゲットするのだ。

イャンクックの追手を逃れて卵を手に入れたら、早速ふ化させよう。Aボタンを連打したり、下画面をタッチしたりしてふ化させるのだが、その際にはランダムでオトモンのステータスにボーナスが付く。

卵から生まれたのはドスランポス!

フィールドでは、オトモンに乗って移動することができる。オトモンに乗ると移動スピードが上がるほか、ドスランポスの強靭な脚で崖を飛び越えたり、イャンクックの固いくちばしで行く手を阻む岩を砕いたりして、ライダーだけでは行けないところにも行けるようになるのだ。ちなみに主人公は複数のオトモンを連れていける。

道中では「モンスターハンター」シリーズと同様にアイテムを採取できる。採取したアイテムは調合して別のアイテムにすることも可能だ。

さて、いよいよバトルに挑戦。本作のバトルはターン制で、パワー、スピード、テクニックの3つの基本コマンドからなる。それぞれ3すくみになっているので、相手がどの攻撃傾向が強いか見極めながら選ぼう。

またオトモンに指示が出せたり、プレイヤーにも「特技」があったりと、戦闘中にできることはさまざま。ちなみにライダーとオトモン合わせて3回HPがゼロになったらゲームオーバーだ。

攻撃を重ねると、下画面中央にあるゲージが溜まっていく。このゲージがMAXになったら、オトモンに乗って「絆技」が繰り出せる。ドスランポスの絆技は「ドスラッシュ」といい、その発達した脚で数多のキックをお見舞いする技だ。

またオトモンとの絆には、レベルが存在する。ゲージがMAXになった状態で通常攻撃を選び、3すくみの勝負に勝つと絆レベルが上がるのだ。絆レベルが上がると絆技の威力がアップするので、強敵が相手ならばまず絆レベルを上げるのも一手だ。

初のRPGだけあって、本作は従来の「モンスターハンター」シリーズとは一線を画したゲームデザインになっている。大黒氏は、今出ている情報はまだほんの一部で、もっと本作のおもしろさを伝えながら楽しいゲームに仕上げていくとコメント。そして辻本氏は、2016年1月10日より開催される「モンスターハンターフェスタ’16」で新しいPVと情報を披露するので、ぜひ来てほしいと観客に呼びかけてステージを終えた。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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