セガゲームスは、iOS/Android向けアプリ「サンリオキャラクターズ ファンタジーシアター」の配信を、1月28日よりApp StoreおよびGoogle playにて開始した。モデル・松井愛莉さんも登場した本作の発表会の様子をお届けする。
「サンリオキャラクターズ ファンタジーシアター」は、魔法の力で彩られた夢の劇場「ファンタジーシアター」を舞台に、紙人形となったサンリオキャラクターたちがシンデレラや赤ずきん、桃太郎などの有名な物語を演じるドラマチック・パズルゲームだ。
本日行われた本作の発表会では、セガゲームス 国内事業部 事業部長の木岡勝利氏、本作開発プロデューサーの佐藤大輔氏、開発ディレクターの城崎雅夫氏、そしてモデルの松井愛莉さんとキティちゃん、マイメロディが登場し、本作の紹介や実機プレイを行った。
海外展開も視野に
オープニングとゲームPVが放映されたのち、まずは木岡氏が登壇、本作の取り組みについて説明した。
木岡氏は、ゲームに普段あまり触らないカジュアルなユーザーにも、セガ作品の魅力を伝えたいという思いを持っていたと話し、本作はサンリオの魅力的なキャラクターとセガのこだわりのゲーム技術が掛けあわさった「WITH サンリオ」プロジェクトにふさわしい、市場を開拓する新しい一本になると胸を張った。今後は、サンリオと相談しながら海外展開も視野に入れているという。
続いて佐藤氏が登場し、本作の概要とコンセプトを紹介した。
本作は大人の女性をメインターゲットとしたカジュアルパズルだ。ゲーム内の劇場でサンリオキャラクターがおなじみの童話のストーリーを展開。プレイヤーはパズルを遊びながら、物語を演じる手伝いをする位置づけだ。
本作には20体以上のキャラが登場するが、今後もキャラとそれに紐づく物語を増やしていくとのこと。それぞれが主役になる物語があり、また別キャラの物語で脇役として登場したりするので、どのキャラがどんな役を演じるのかも楽しみの一つだ。
ビジュアル面では、衣装デザインや背景の色使いに大人っぽいテイストを加えたと佐藤氏は説明。これについては、正式サービス前にプレイした人のみならず、サンリオからも好評を得たという。佐藤氏は、シンプルながらついつい夢中になる作品だと自信を見せた。
最後に城崎氏がステージにのぼり、実機プレイを交えながら本作のプレゼンテーションを行った。
本作では、プレイヤーは上から落ちてくるピースをつかみ、同じピースにくっつけて消していく。5個以上消すと、ゲームを有利に進めるアイテムが出現する。
一定の条件を満たすと「フィーバーモード」になり、獲得スコアが3倍になったり、制限時間が伸びたりする。またキャラクターは全員異なる「キャストスキル」を持っており、周囲のピースを消すなど多彩な効果を発揮する。
城崎氏は、パズルの中には“隠されていること”があるとコメント。一体何が隠されているのか、それを探してみるのも楽しそうだ。
城崎氏によると、早く正確にプレイしてコンボをつなげ、なるべくピースを5個以上つなげてアイテムを活かすのがポイントとのこと。ちなみに城崎氏のハイスコアは1,200万点にまでのぼったという。
PUFFYがタイアップソングを担当!
本作では、デビュー20周年を迎えるPUFFYがタイアップソングを歌う。会場ではPUFFYからのビデオメッセージが披露された。
吉村由美さんは、サンリオで好きなキャラクターはキティちゃんだとコメント。ならばと大貫亜美さんはマイメロディを選ぶなど、PUFFYらしいやり取りも見られた。
気になるタイアップソングは「桜の咲く頃に配信できれば」とのこと。ムービーの最後には2人で「ゲームに出たいな」とちゃっかり“リクエスト”していた。
キティちゃんが松井さんに恋のアドバイス
ゲーム概要の説明が終わったところで、「キティさんの恋愛相談ムービー」が一挙公開された。本日初お披露目となる第3弾「夢篇」では、第2弾で超セレブとの恋に敗れてへこんでいる松井さんに、キティちゃんが人生の先輩として“魔法のアドバイス”を贈っている。
ムービーが終了したところで、満を持して松井さんがキティちゃん、マイメロちゃんとともにステージに登場した。
早速、話題はムービーでの共演に。小さい頃からキティちゃんが大好きだったという松井さんは、共演したキティちゃんについて「すごくかわいい」と率直な感想を述べる。
松井さんは、キティちゃんが自分でお化粧直しをして「どう?」と見せてきたという女の子らしいエピソードを披露。またキティちゃんの上手なポージングを見て「自分もがんばらなきゃ」と“モデル魂”を燃やしたようだ。
ちなみにこの日の松井さんのファッションポイントは、キティちゃんがシンデレラ風の衣装ということもあり、負けじとドレスアップしたとのこと。その美しさにはキティちゃんも太鼓判を押していた。
さて、12月26日に19歳になったばかりの松井さんに、司会者から「大人の女性にとっての恋愛とは?」というなかなか哲学的な質問が。回答に悩む松井さんに、キティちゃんからムービーさながらのアドバイスが寄せられた。
なるほどと頷く松井さん。すると、松井さんが好きなもう一人のキャラ・マイメロディが登場した。てっきり応援に来たかと思いきや、マイメロディもアドバイスを披露。ちょっと刺激的な“格言”に、松井さんもドキッとした様子だ。
2つのアドバイスが出揃ったが、松井さんは悩みながらも「がんばろうって思うのはキティちゃんのほう」と軍配を上げた。選ばれたキティちゃんは大喜び。選ばれなかったマイメロディも、拍手で祝福していたのが印象的であった。
ここで松井さんが本作に挑戦することに。本番前のプレイでは新記録もマークしたという松井さんは自信を持ってスマートフォンを手にし、目標を10万点に設定してスタート。
キティちゃんがシンデレラを演じるステージをプレイした松井さん。少々コンボが途切れる場面もあったが、うまくフィーバーで時間を稼ぎ、見事15万点弱を叩き出してクリアした。
ちなみに発表会後に筆者も試遊させてもらったが、初見では7万点ほどに留まった。松井さんはこの日に向けて、かなりプレイしたのではないだろうか。
目標スコアをクリアした松井さんにキティちゃんから、なんと本物のガラスの靴がプレゼント! 女の子の憧れともいえるガラスの靴に足を通し、松井さんも満面の笑みを浮かべ、感無量の様子だった。
最後に松井さんは本作について、キャラクターが可愛くて、サンリオは好きな人はもちろん、そうでない人も癒やされるとコメント。誰でも簡単にプレイできるので、ぜひハイスコアにチャレンジしてほしいと述べ、発表会を締めくくった。