1月30日・31日に千葉・幕張メッセにて開催されている「闘会議2016」。日本最大級のユーザー参加型ゲームイベントの様子を、たくさんの写真で紹介しよう。
目次
- ゲーム実況ストリート
- フードコート
- ゲームのセンター試験
- 闘会議GPグリーンステージ
- 闘会議GPブルーステージ
- リアルRPG「ファンタジーライフ2」
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント
- 携帯電話充電コーナー
- セガゲームス
- エイチーム
- バンダイナムコエンターテインメント
- ゲーム実況ステージ
- ingress:啓示の夜のパワーキューブ
- Wright Flyer Studios
- アナログゲームエリア
- KONAMI
- XFLAGスタジオ
- VRラジコン戦車バトル
- 任天堂
- 闘会議GPレッドステージ
- リアルサッカーゲーム
- マイクラ大運動会
- まるなげひろば
- デジゲー博
- 自作ゲームエリア
- 物販
- アーケードエリア
- レトロゲームエリア
- コスプレエリア
- ゲーム音楽ステージ
昨年より開催されている「闘会議」は、デジタルからアナログまで古今東西のゲームが集まる、ユーザー参加型ゲームイベントだ。初開催となった昨年は会場来場者35,786人、ネット来場者5,746,338人を記録し、大きな賑わいを見せた。
今年の「闘会議2016」は賞金・賞品総額が1億円以上にのぼるゲーム大会「闘会議GP」が行われるなど、規模を拡大して開催。ここでは、1日目の会場の様子を写真とともにお送りしよう。
今日行ってきた人は思い出を振り返りながら、また明日行こうとしている人は会場を回る参考にしてみてはいかがだろう。
ゲーム実況ストリート
ニコニコ動画とゲームといえば、ゲーム実況。入場口の目の前にある「ゲーム実況ストリート」では、先日配信されたばかりのiOS/Android「対戦!ボンバーマン」をはじめとするニコ生配信対応タイトルが体験できる。
また当日に参加できる大会も実施。「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」「F1 2015」「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」「マリオカートアーケードグランプリDX」などの人気タイトルがラインナップしていた。
このほか、ゲーム実況者と来場者との対戦企画も実施。「ニンテンドーランド」「ゲーム&ワリオ」といった作品から、PS Moveで実際に身体を使って遊ぶタイトルも顔を揃えた。
フードコート
フードコート「遊者の広場」では、RPGさながらのメニューが展開。「毒の沼地カレー」「火土風水エレメンタルうどん」「魔女風オーク煮込み」「オーデンソード」「体力回復ポーション」「リフレッシュポーション」が販売されていた。
中でも興味を惹かれたのが「薬草」。そうそうお目にかかれないメニューを試食してみた。お味は……、
ゲームのセンター試験
ゲームのセンター試験とは、あらゆるハードやジャンルの設問に解答し、“ゲーム学力”を判定する試験だ。点数は即日採点され、ブースに掲示される。試験は各日6回ずつ行われるので、2日目に行く人は挑戦してみては。
闘会議GPグリーンステージ
グリーンステージでは「『コール オブ デューティ ブラックオプスIII』全国ソロファイター最強決定戦」「『レインボーシックス シージ』マルチプレイヤー最強チーム決定戦」「METAL GEAR ONLINE 国内最強決定戦」が開催。多人数対戦ができるタイトルで、迫力ある試合が展開されていた。
2日目には「『みんなでスペランカー』冒険者最強決定戦」「Sudden Attack Japan Champions League 2016 1st Stage 決勝戦」が行われる。
闘会議GPブルーステージ
ブルーステージでは「あっちむいてホイ!日本最強決定戦」「ドラゴンクエストX TV杯 強ボスタイムアタックエキシビション大会in闘会議GP」「スーパーマリオメーカー『つくる王』決定戦」が開催。
ステージを訪れた際には、ちょうど「あっちむいてホイ!」の大会が行われていた。単純なルールかつ一瞬で勝敗が決まる競技性も相まって、ステージは熱気に包まれていた。
また2日目には「『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』niconicoチャンピオンシップ」「ウルトラストリートファイターIV TOPANGAコンセプトマッチ in 闘会議2016」が実施される。
リアルRPG「ファンタジーライフ2」
今回のリアルRPGは、レベルファイブの「ファンタジーライフ2」をテーマにした謎解きゲーム。3人1組で参加でき、それぞれバトル系、採取系、制作系の職業に就いて謎を解きながら、会場内を冒険していく。
ホール2とホール3の境目にあるコーナーには、巨大なドラゴンのバルーンが鎮座。また会場各地にはキャラクターパネルが設置されていた。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
ガンホーブースでは「パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション」を使用した「パズドラ インターナショナル チャンピオンシップ」最終予選大会が実施。またステージでは2日連続で「パズドラ生放送」が配信される。
そのほか「ディバインゲート」「ケリ姫スイーツ」「サモンズボード」のステージも実施。さらに「パズドラ」有名プレイヤーと協力プレイができる協力プレイダンジョンコーナーも設置されていた。
携帯電話充電コーナー
docomoによる携帯電話充電コーナーも設置。こちらは無料で利用できるので、いざという時も安心だ。
セガゲームス
セガゲームスのブースでは、メガドライブ、セガサターン、ドリームキャストといった往年の名機が顔を揃えた。もちろん、実際にコントローラーを手にしてプレイすることも可能だ。
また同社より発売されていた家庭用ピッチングマシーン「ロボピッチャ」の超巨大版も出現。バッティングセンターさながらのボールが飛んでくる。ちなみに近年では「セガ・ハード・ガールズ」でゲームハード以外で唯一擬人化されている。
エイチーム
エイチームブースではiOS/Android用アプリ「ユニゾンリーグ」にフォーカス。
指定されたアバターにいち早く着替える「アバター早着替えチャレンジ」が実施されていたほか、人気キャラ・ヴァルキリーの顔出しパネルが設置。また体験プレイも実施されていた。
バンダイナムコエンターテインメント
バンダイナムコエンターテインメントブースでは「太鼓の達人」企画が盛りだくさん。
力作ぞろいの「こんなどんちゃんは嫌だ!」イラストコーナーが展示されていたほか、世界大会課題曲の譜面への意見を送れるボードも。
ゲーム実況ステージ
ここではドグマ風見さんや百花繚乱さんをはじめとするゲーム実況者たちが、さまざまなタイトルでゲーム実況を実施。ステージ前は多くのファンが駆けつけ、実況者たちに黄色い声援を送っていた。
ingress:啓示の夜のパワーキューブ
会場内には「ingress」のポータル「啓示の夜のパワーキューブ」が設置。
ここと会場周辺のポータルを2つの陣営で奪い合い、その結果により展示そのものが変化するイベントが催されていた。
Wright Flyer Studios
WFSブースでは、試遊スペースで「消滅都市」のスコアアタック企画が実施された。また新作タイトル「ソウルアームズ」が初めて試遊出展。両タイトルともプレイしたい人が列をなし、賑わいを見せていた。
アナログゲームエリア
ここでは「どうぶつしょうぎ」「カタンの開拓者たち」「枯山水」をはじめとした22作ものアナログゲームを、来場者たちと一緒に楽しめる。やったことがないという人も、丁寧な説明を受けながら楽しんでいた。
マリオ花札大会や「テキサスホールデムポーカー」の講習会も行われていた。特にポーカーの講習会は大賑わい。ポーカーそのものは知っているが、ルールは知らないという人は2日目に受けてみるといいかもしれない。
また電王戦、叡王戦の出場者をはじめとするプロ棋士たちと対局ができる「多面指し」も開催された。多面指しとは、一人の棋士が同時に複数人と対局する催しだ。
KONAMI
KONAMIブースでは、同社のアーケードゲームプレイヤーの頂点を決める「The 5th KONAMI Arcade Championship」が開催。筆者が訪れた時には、「モンスターストライク マルチバースト」の大会が実施されていた。
またアーケードタイトルのみならず、パワプロアプリの選手を育成する腕前を競う「『実況パワフルプロ野球』サクセスチャレンジ優勝者決定戦」も実施された。
XFLAGスタジオ
ここではマックスむらいさんとHIKAKINさんによる「モンスト」チーム対抗戦をはじめとした、モンストにまつわるさまざまなステージ企画が行われていた。
またステージの周りでは未配信の新作「マーベル ツムツム」「ブラックナイトストライカーズ」の試遊コーナーも。Gamerでは「マーベル ツムツム」のアプリレビューを掲載しているので、ぜひチェックしてほしい。
VRラジコン戦車バトル
ここでは「Gear VR」を使用し、車載カメラの視点で操縦しながら戦車バトルが楽しめる。日本最大級の広さを誇るフィールドで、1/24ラジコン戦車での同時対戦が堪能できるエリアだ。
任天堂
任天堂ブースでは「Splatoon」「スーパーマリオメーカー」が出展。
「Splatoon」コーナーでは日本最強を決める「Splatoon甲子園」が開催されており、ステージの周辺はこの日一番多かったのではと思うほどの観客たちが集まっていた。
「Splatoon」は展示も充実していた。プレイヤーによる“自由研究”ではハンドメイドのブキが多数陳列されていたほか、「イカス号」も登場。また落書き(落書きとは言えないほどの上手さなのだが)コーナーも設置されていた。
また「スーパーマリオメーカー」コーナーでは「つくる王」「あそぶ王」体験会を実施。朝イチで既に整理券配布が終了していたほどの人気ぶりだ。あそんだ人には参加賞もプレゼントされていた。
闘会議GPレッドステージ
レッドステージでは「モンスターギア ブキバッカ王国 ハンター選手権2016」「ウイニングイレブン2016 日本代表決定戦」「『みんなのGOLF 6』闘会議GPマスターズ」が開催。筆者が訪れた時には「みんなのGOLF 6」の大会が実施されていた。
2日目には「ダンジョンストライカー・スピードスター決定戦」「モンストグランプリ2016」が行われる。
リアルサッカーゲーム
リアルサッカーゲームコーナーでは「ウイニングイレブン2016」を使い、プレイヤー1人が選手1人を操作する総勢22人で試合を行っていた。会場にはリアル実況&解説も登場。ゴールが決まると、プレイヤーたちはコントローラーを離して喜び合っていた。
マイクラ大運動会
マイクラ大運動会では、たくさんのユーザーが協力して作り上げた「俺たちの新国立競技場」が再現され、4人の競技マスターが制作したオリジナル競技にプレイする催しが行われた。
まるなげひろば
「まるなげひろば」は、ユーザーがさまざまなものを自由に出展できる場だ。
「ブラックジャック」体験会やバルーンアート制作などが行われていたほか、中には「自宅警備員」とレーザー銃でのバトルが楽しめるスペースも。
デジゲー博
個人が制作した同人ゲームやインディーゲームが展示・販売されるイベント「デジゲー博」が、闘会議内にて開催された。
アイディアをこらしたさまざまな作品が並ぶ中、昨年クラウドファンディングに成功した「クロックタワー」シリーズの続編「Night Cry」もプレイアブル出展されていた。
自作ゲームエリア
自作ゲームエリアでは自作ゲームの歴史をまとめた、約15mにおよぶ年表が出現。またこの中にも登場する、自作ゲームを体験できるプレイコーナーも設置されていた。なかなかお目にかかれない昔のPCゲームにも実際に触れることができる。
物販
物販コーナーでは「I♥GAME」をモチーフにした公式グッズが販売。また闘会議と各ゲーム作品のコラボ商品や、イベント限定商品がラインナップしていた。特に賑わっていたのは任天堂とXFLAGの物販で、「マリオ花札」などのグッズを求める人で長蛇の列ができていた。
アーケードエリア
ここでは「ポッ拳」「え~でる すなば」「マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケードゲーム」「CHUNITHM」「maimai PINK」「シンクロニカ」「太鼓の達人」などさまざまなアーケード作品がラインナップ。
各タイトルの試遊や大会が行われたほか、中には「ガンバード2」「ぷよぷよ通」「虫姫さま」の超絶プレイを披露している場も。
レトロゲームエリア
ファミリーコンピュータやPCエンジン、メガドライブ、スーパーファミコン、NINTENDO64、初代PlayStationといったハードが揃うレトロゲームエリアで目を引いたのは、名機「Atari2600」。試遊コーナーではAtari2600で「Kaboom!」をプレイすることができた。
また通常の約1000倍にものぼる横幅約2mの巨大コントローラーで、「スーパーマリオブラザーズ」「スターソルジャー」「魔界村」をプレイできる。必然的に2人で遊ぶことになるので、息を合わせることがクリアのポイントだ。
コスプレエリア
コスプレエリアでは、お立ち台や背景パネルなどが設置されており、気軽に本格的な写真が撮れるスペースが広がっていた。
また造形を得意とするコスプレイヤーによるコスプレアイテムも展示。鎧や兜、立体機動装置やハイパーバズーカなどがズラリと並んだテーブルは壮観だ。こちらは実際に手にしながら写真を撮ることができる。
衣装が壊れてしまった人のために、造形師が無料で衣装や小物の修理をする「コスプレドック」も展開。コスプレイヤーにはありがたいコーナーだったのではないだろうか。
ゲーム音楽ステージ
ゲーム音楽ステージでは日本初のゲーム音楽オーケストラ「JAGMO」による公演や、東京アクティブNEETsによる「東方爆音ジャズ」演奏、BEMANIスペシャルライブ、ゲームミュージックバンド「TEKARU feat. Kenji Nakajo」のライブ、シオカラーズによる「Splatoon シオカライブ2016」が行われた。
筆者が足を運んだ時は、ちょうどJAGMOによるオーケストラの真っ最中。多くの人々が管弦楽団の生音で奏でられる名曲の数々に聞き入っていた。
ステージや大会などがメインの「闘会議2016」だが、それ以外にもたくさんの見どころが用意されている。行ってみたい場所が見つかったら、ぜひ明日幕張メッセまで足を運んでみよう。
「闘会議2016」公式サイト
http://tokaigi.jp/2016/
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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