セガ・インタラクティブは本日2月19日、幕張メッセにて開催中の「ジャパン アミューズメント エキスポ 2016(JAEPO 2016)」にて、新作アーケードゲーム「三国志大戦」を発表した。

セガ・インタラクティブのJAEPO 2016公式サイト上で謎のカウントダウンサイトが公開されていたが、そのタイトルが「三国志大戦」シリーズ待望の最新作であることが、同社ブースにて明らかになった。

ステージでは、大戦シリーズの総合プロデューサーを務めるセガ・インタラクティブの西山泰弘氏がその内容を紹介。正統タイトルという意味合いも込めて、初代タイトルと同様の、「三国志大戦」という名称で制作を行っていることが明かされた。

西山泰弘氏

当時はリアルタイムでの対戦が楽しめるというチャレンジ、日本でも馴染みの深い三國志、トレーディングカードの要素もあり、自身の手で複数のユニットを動かすというチャレンジを行ってきた本作。サービス開始後も全国対戦でランキングシステムを搭載したり、さまざまな作品とのコラボレーションも実施してきた。

シリーズ10年間の稼働で累計プレイヤーは100万人以上、カード排出枚数は5億枚を突破しているが、いよいよ最新作の始動が発表。まだまだ制作段階ということでその詳細は明かされなかったが、戦場を表現するためにフラットリーダーを採用していることや、1vs1のネットワーク対戦、城を攻撃し合うゲーム性など従来の要素にそれぞれプラスαの要素を加えているという。

その一つとして、今回は両面印刷に対応し、ゲーム中で入手したカードがその場で印刷されて排出されるオンデマンド印刷を採用。リアルタイムで印刷されるため、ゲームの結果やプレイヤーの意向によってカード内容を変えられるような仕組みも考えているという。

曹操 イラスト/まじ 関羽 イラスト/日田慶治 孫策 イラスト/ほにゃらら

最後に、本作のイメージ映像が公開。上映後に西山氏より、プレイヤーが主人公というコンセプトで制作されてきたシリーズについて、本作では今の時代に合わせた工夫を行っていくとの発言もあった。今後の情報に期待したいところだ。

その後はゲストとして、お笑い芸人のダチョウ倶楽部とばーんを迎えてのトークショーを実施。ばーんの2人は、三国志における絶世の美女姉妹の大喬と小喬をイメージしたチャイナドレス姿で登場。ダチョウ倶楽部は、登場するやいなやおなじみのギャグを連発し、会場を盛り上げた。

竜兵会のメンバーを蜀の武将に例えたりと、三国志にちなんだトークが繰り広げられる中、諸葛亮のエピソードにちなんで肉まんが振る舞われることになったが、なぜか壇上に登場したのは土鍋に入った熱々のおでん。「どうぞどうぞ」など、最後までお約束のギャグの応酬がありつつ、ステージは終了となった。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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