4月2日より読売テレビ、日本テレビ系にて放送がスタートするTVアニメ「逆転裁判~その『真実』、異議あり!」の囲み取材が、都内スタジオで行われた。

「逆転裁判」はゲームボーイアドバンス用ソフトとして2001年10月に第1作がリリースされて以降、ナンバリングタイトルだけでなく「逆転検事」、「大逆転裁判」やコラボ作品でも話題となった人気シリーズ。6月9日(木)には最新作となるニンテンドー3DS用ソフト「逆転裁判6」がリリースされる。さらに、ゲーム以外にも宝塚や舞台、映画など多方面に展開しており、今回待望のTVアニメということで期待が集まっている。

囲み取材にはメインキャストの梶裕貴さん(成歩堂龍一役)、悠木碧さん(綾里真宵役)、玉木雅士さん(御剣怜侍役)、監督を務める渡辺歩氏、ゲーム「逆転裁判」の生みの親である巧舟氏が登場。TVアニメ「逆転裁判」の見どころや役作りについて語ってくれた。

(左から)玉木雅士さん、梶裕貴さん、
悠木碧さん、巧舟氏

――それぞれの役が決まった時の心境をお聞かせください。

梶さん:僕自身がゲーム「逆転裁判」のいちユーザーでしたので、まずアニメ化することに驚きと喜びを感じました。オーディションの話をいただいて、なかば記念受験のような気持ちで参加させていただいたんですが、オーディション台本のにも「異議あり!」や「待った!」や「くらえ!」などの御馴染みのセリフを疑似体験出来ただけでもありがたかったです。それが、まさかTVアニメ版の成歩堂龍一として作品に携われることになり本当に嬉しいです。ファンの方がたくさんいらっしゃる作品ですので、プレッシャーと責任を感じつつ演じさせていただいています。

悠木さん:私もゲームが大好きなので、本当に記念受験のつもりで受けさせていただきました。ほとんど言うことのない真宵ちゃんの「異議あり!」がオーディション台本にあって、それを言えて良かったなと思っていたら今回のご縁がありとても嬉しいです。真宵ちゃんとどう向き合ったら、原作ファンの方にもアニメで初めて知る方にも楽しんでもらえるかプレッシャーはありますが、伸び伸び楽しく演じることが真宵ちゃんに一番近づけると思っています。

玉木さん:僕はアニメのレギュラーも初めてですし、オーディションに受かったこと自体が初めてなんです。なので、受かった喜びでいっぱいでした。「逆転裁判」は受かってからプレイしたんですが、やるにつれてどんどんプレッシャーが増していきまして。合格の連絡から収録がスタートするまでの半年間はプレッシャーで地獄のようでした(笑)。収録が始まったら始まったで考えることがたくさんありますが、御剣というキャラが大人気で愛されすぎていて、少しでもファンの期待に応えたいなと思いでいっぱいでしたね。

――渡辺監督にお聞きします。監督の打診を受けた時はいかがでしたか?

渡辺さん:「あれ? アニメになってなかったっけ?」と思いました(笑)。さまざまな展開をしていたので、とっくの昔にアニメになっていたと思っていて。皆さんが知っているタイトルを手掛ける事が出来て、僕も喜びと驚きとプレッシャーでいっぱいです。

――巧さんは「逆転裁判」の生みの親として、アニメ化されると聞いた時の気持ちはいかがでしたか?

巧さん:僕も「アニメ化してなかったんだ」と思いました(笑)。当時、“ゲームで一番面白くなる形”を考えて作った作品が、宝塚や映画などいろいろな形で楽しんでもらい、ついにアニメが来たかという気持ちです。2001年にリリースした第1作目の世界は“15年後”という設定だったので、ちょうど今年(2016年)なんですよ。これも運命だなと感じました。アニメは(僕が関わらないで)お願いする形かなと思っていたら、渡辺監督が暖かく迎え入れてくださり、僕も片棒を担ぐ形になっています(笑)。逆転的なカラーには自信がありますし、アフレコでも微妙なニュアンスを汲みとっていただきましたので、オンエアが待ちきれないです。

――実際に演じられてみての感想をお聞かせください。

梶さん:印象的なセリフをゲームファンの皆さんにも極力違和感なく聴いていただけたらという思いでアフレコに臨みました。でも、実際にアフレコをしてみると“いい意味で、気持ちのいいくらいバカバカしい作品だ!“と気付かされました(笑)。決して視聴者を笑わそうとしているわけではなく、全員が全員ひとつの物事に対して真剣で熱いがゆえに、思わず笑ってしまうようなシリアスさがたくさん詰まっている作品なんだと改めて感じました。そういったところもアニメ版ならではの魅力だと思いますし、「逆転裁判」を楽しむためのアプローチのひとつとして感じていただけたら嬉しいですね。

悠木さん:真宵ちゃんは明るく元気で、人とゼロ距離で接するイメージだったんですが、アフレコで「真宵はおっとりほんわかした子です」と言われて。そうか、おっとりしているから人との距離がほぼゼロの状態なんだと気づきました。私自身、キャラクターを知っているがゆえに頭の中に根付いているイメージが強くて、ディレクションを受けて初めて気づいたんです。それから、掛け合いのお芝居やテンポのよい絵から原作ゲームの裁判での勢いを感じまして、逆に実際の裁判も見てみたいなと思いました。もっと粛々と行われているでしょうけど(笑)。

梶さん:僕は傍聴に行きましたよ。

玉木さん:僕も行きました。

梶さん:やっぱり雰囲気は全然違いました(笑)。「逆転裁判」は、ある意味アトラクションに近いんだなと。

悠木さん:アフレコでは“傍聴人ガヤ”もあるんですが、本当の裁判ではないでしょうね(笑)。この作品はそういうところも楽しんでいただけたらと思います。

玉木さん:御剣はキザでクールで格好良くて、でもどこか天然で。完璧なのに隙のある人間味あふれたキャラクターだと感じたので、よりリアルな人間らしさで臨もうと思いました。でも、アフレコでは「もっと格好良く、クールに、キザに」と言われまして、自分が思っている以上のものを出さないと立体的な演技にならないんだと勉強になりました。とはいえ、不安で悩みながらやるのは御剣に失礼だと思うので、とにかく堂々と自信を持って演じるようにしています。

梶さん:(玉木さんは)僕と同い年なんですよ。成歩堂と御剣も同級生で過去につながりや因縁のある2人なので、そういったところにも不思議なご縁を感じています。

――アニメではゲーム版にはなかったエピソードも用意されているのでしょうか?

巧さん:用意させていただきました。

渡辺さん:ゲームの中でときどき登場する幼い頃のエピソードとか、行間に織り込まれている物語を凝縮して今回表に出そうと思っています。

――アニメならではの演出や、アニメだから味わえるポイントについて教えて下さい。

渡辺さん:ゲームのテイストを大事にしつつ、第1話からいろいろな仕掛けを散りばめています。ゲームであまり語られていなかったことが浮き彫りになるので、アニメを観た後にまたゲームに戻りたくなるのではないでしょうか。演出面では、例えばゲームでの吹き出しの演出がアニメではどうなるのか、ご期待ください。

梶さん:まだ未完成のものですが、音楽が入った状態の第一話を見させていただいたら、ゲームの中の曲も重要な場面で使われていて、ゲームをプレイしていた側からすると、すごくテンションが上がりました。あれはとても嬉しかったですね。

玉木さん:僕も自分のお芝居を客観的に確認しようと思って映像を見たんですが、自分のお芝居よりも作品を楽しんでしまうぐらい面白かったです。

巧さん:いいなぁ~。僕も早く見たいですね(笑)。

梶さん:アフレコを監修してくださっている巧さんが、そんな風におっしゃるんですか!?(笑)。巧さんは毎週アフレコに立ち会っていただいていて、細かいところまでディレクションしてくださるんです。なので、きっと原作ファンも納得いただけるんじゃないかなと思います。

悠木さん:台本にたくさん付箋をつけてディレクションしてくださるんですよね。

巧さん:台本を(ドッグイアで)折っちゃうのがもったいなくて(笑)。

渡辺さん:“逆転濃度”は非常に高いです。演出もゲームとすごくリンクしている部分もありますので、ご期待いただければと思います。

――ゲームの初期の頃は巧さんご自身が成歩堂龍一の声を担当していましたが、そんな巧さんから見て3人の演技はどうですか?

巧さん:僕が言うなんて恐れ多いです。当時は7人しかいない開発チームのメンバーが、勢いで録ったものですので(笑)。でも、声質は近いですし、すごくイメージ通りです。正直、15年前に作った時は(スタッフが入れた)御剣の声に違和感があったんですよね(笑)。今回は皆さんが、我々の言ったものを一発で超えてきたのはさすがだなと。やはりプロは違いますね。感動しました。

梶さん:そう言ってだけるとうれしいです。

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

梶さん:「逆転裁判」を遂にTVアニメとして皆さんにお届け出来るタイミングが来ました。原作ゲームの良さは残しつつアニメならではの魅力もたくさん詰まっていて、老若男女誰でも楽しんでいただける作品になっていると思います。僕の演じる成歩堂龍一はまだまだ新人弁護士で青臭いところもたくさんありますが、彼が毎回全力で裁判にぶつかっている姿を見ながら、僕も一生懸命アフレコさせていただいています。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

悠木さん:アフレコ中に笑いをこらえるのが辛いぐらい面白い作品です。ゲームの時からすごく個性豊かなキャラクターたちでしたが、アニメで声がついて掛け合いをするとさらに愛着が沸く素敵な仕上がりになっています。私も楽しんでアフレコしていますので、皆さんにもその楽しさが伝わったら嬉しいです。でも、夕飯を食べながら見るとお鍋を吹いちゃう事態になりますので(笑)、落ち着いて楽しんでいただけたらと思います。

玉木さん:15年以上続く偉大なる作品の歴史の一部になれることを、本当に心から嬉しく思っています。皆さんに愛される御剣の魅力を少しでも引き出せるように、命をかけて演じていきますので、どうかご覧ください。

渡辺さん:ゲームを携えて見ていただくとより楽しいと思います。よろしくお願いします。

巧さん:ゲームとして作った「逆転裁判」がTVアニメ化されます。キャラクターに焦点を当てた熱いドラマにしたいという渡辺監督の思いで、また違った新しい魅力の「逆転裁判」になりました。本当に感謝しています。僕も4月2日を楽しみにしていますので、皆さん一緒に楽しみましょう。

TVアニメ「逆転裁判~その『真実』、異議あり!」公式サイト
http://www.ytv.co.jp/animegyakuten/

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(C)CAPCOM/読売テレビ・A-1 Pictures

※画面は開発中のものです。

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