ニコニコ超会議実行委員会は、本日4月29日より幕張メッセにて「ニコニコ超会議2016」を開催した。史上最大級の規模で行われたイベントの様子を、写真たっぷりで紹介!
2012年から始まった「ニコニコ超会議」も、今年で5回目。本日4月29日に行われた「ニコニコ超会議2016」は、幕張メッセの全ホールに加え、隣接するQVCマリンフィールドで開催された千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズの試合も企画の一環とし、超会議史上最大級の会場規模での開催となった。
ここでは、伝統文化からサブカルチャーまで古今東西さまざまな文化が集結した「ニコニコ超会議2016」の様子を、ゲーム関連エリアを中心に写真で紹介する。今日行った人や明日行く人、残念ながら行けない人も、会場の雰囲気を味わってみてほしい。
超ゲームエリア
まずはホール1に展開された超ゲームエリア。ここではアーケードゲームや自作ゲーム、スマートフォンゲームなど、さまざまなジャンルのゲームが楽しめる。
アーケードブースには「太鼓の達人」「MUSECA」「新甲虫王者ムシキング」などがラインナップ。特に「太鼓の達人」は開場直後から列ができており、人気の高さが伺えた。
「ドラゴンクエストIII」のクリアの早さを駅伝形式で争う「電脳王日本一決定戦!ゲーム駅伝~ドラゴンクエストIII~」の予選会場もこちら。超会議会場では、1次予選(個人戦)に挑戦できる。
PC・自作ゲームブースでは「ニコニコ自作ゲームフェス2016」投稿作品や「ニコニコゲームマガジン」連載作品に触れられる。独創性豊かなゲームを楽しみたい人は足を運んでみよう。
「ニコニコ闘会議2016」にて姿を現した巨大コントローラーが、ここでも登場。通常の約1,000倍の大きさのコントローラーで「マリオブラザーズ」などがプレイ可能だ。
超ポケモンブースではWii U版「ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT」の試遊ができるほか、ポケモンシリーズの年表や“赤・緑”パッケージのフォトスポットも設置。ボードには作品へのメッセージが書き込める。
企業&作品ブース
超ゲームエリアの目の前にある「剣と魔法のログレス」ブースでは、iOS/Android「剣と魔法のログレス いにしえの女神」を使用した催しを実施。ゲートをくぐって登壇する特別なステージで、「超 ログレス大戦」や試遊に参加できる。
ゲームをプレイした人はリアルガチャに挑戦可能。1等はなんと魔晶石1年分とログレスグッズだ。
電子楽器メーカーのRolandは、iPad版「太鼓の達人プラス」を電子ドラム「TD-1KV」でプレイできるブースを展開。その日の最高得点者には、この「TD-1KV」がプレゼントされる。
「マジック:ザ・ギャザリング」ブースでは、古城風の雰囲気豊かなロケーションで無料体験会「ティーチングキャラバン」が開かれていた。スタッフもゾンビの特殊メイクを施しており、本格的。歴史ある作品に触れられるチャンスだ。
平和ブースではパチスロ作品「戦国乙女」を大々的に展開。リリースが決定したスマートフォン向け2Dタワーディフェンスゲーム「戦国乙女~天下無敵の乙女バトル~」の試遊や、フィギュアの展示が行われていた。
本日リリースされた、DLsiteのiOS/Android向けVRゲーム「なごみの耳かき」体験コーナー。バイノーラル録音とVRで二次元の世界にダイブし、癒しの空間が味わえる。体験者の傍らでは、浴衣美人が見守っていてくれる。
グッドスマイルカンパニーブースでは、今春配信予定のiOS/Android向けRPG「グランドサマナーズ」の体験が可能。4人でのマルチプレイ以外に、ソロでも遊ぶことができる。
試遊した人やその場で事前登録をした人、既に事前登録をしている人には、特製うまい棒がプレゼント。もちろん同社の新作フィギュアの展示も行われている。
「真空管ドールズ」ブースでは、リリースを目前に控えたiOS/Android向けアプリのゲーム実況ステージや製品発表会、TCGをはじめとしたグッズ販売を実施。ガラスケースの中にコスプレイヤーが入っての撮影会は、そのシチュエーションの特殊性も相まって人気だった。
「ファイナルファンタジーXIV 超F.A.T.E. in TOKYO マクハリ・ゴールドソーサー」では、対人戦バトルコンテンツ「ザ・フィースト」4対4モードの試遊コーナーや、2人1組で巨大コントローラーを操作する「アラグの操作盤」など、実際にゲームを使って楽しめるアクティビティが展開。
スプリガンのフォトスポットや、スペシャル缶バッジが手に入る「サボテンダーキャッチャー」など、ゲーム以外でも楽しめる催しが実施されている。中には開発スタッフとの交流コーナーも。
「スプラトゥーン ガチ盆まつり」では、すっかりおなじみとなったイカス号がこの超会議2016でも登場し、「元祖正調塩辛節」に合わせて盆踊りが楽しめる。もちろん対戦企画も随時行われている。
人気の「ホラーゲームお化け屋敷」が今年も開催。今回は「青鬼」「怨みっ子 つぐのひ」をはじめとする6タイトルが再現されており、昨年に引き続き長蛇の列が形成されていた。
ゲーム以外のブースも紹介!
超フードコートは昨年よりさらに充実。おにぎりやドーナツ、アップルパイなどオール500円で購入できる軽食メニューは、片手で持ちながら食べられることもあって盛況だった。
同じハンディタイプの食べ物でももう少しボリュームがほしいという人は、「肉の万世」コーナーに行ってみよう。万かつサンドをはじめとしたサンドイッチが購入できる。
マンナンライフは看板商品「蒟蒻畑」のクラッシュタイプを凍らせて販売。これに練乳やチョコなどをトッピングできるコーナーも用意され、特に女性に大人気だった。
その隣、永谷園の「超お茶づけ処」では、たこ焼き茶づけなるものが1杯300円で販売されていた。マグカップつきでこの値段はお買い得。長蛇の列で残念ながら口にできなかった筆者の代わりに、ぜひ味わってきてほしい。
超ローソンブース2016では、1粒で3つの味が楽しめる「でからあげクン」や、「魔法少女まどか☆マギカ」「プリパラ」などの限定グッズが販売。6月7日よりキャンペーンが実施される「アイドルマスター プラチナスターズ」の缶バッジがついてくる自動販売機も設置されていた。
JALによる「超ネ申ヒコーキ」ブースでは、JAL認定準指導員に正しい折り方をアドバイスしてもらいながら、紙ヒコーキを作成できる。出来上がった紙ヒコーキは、タラップ車の上から飛ばしてみよう。見事指定の場所に着陸・通過できれば、航空券などが当たる抽選会に参加できる。
ファーストクラスやビジネスクラスのシート体験や飛行機エンジンの展示、JALの制服を着て記念撮影ができる「なりきり“制服”体験」など、多彩なイベントが盛りだくさん。大人も子どもも楽しめるエリアだ。
コスプレエリアでは、超会議・闘会議では恒例となった、コスプレパーツを手にして撮影ができるスペースが展開。その場で壊れた衣装を直してくれるコスプレドックなどもあり、気軽にコスプレが楽しめる。
「小林幸子 Ishow the Ride」では、否が応でも目を引く小林幸子さんを模した巨大立像や、小林さんが第66回NHK紅白歌合戦で「千本桜」を披露した際の衣装が展示。その迫力と職人の技を身近に感じることができる。
9~11ホールこそおもしろい
1~8ホールがついメインストリームに思われがちだが、別の建物である9~11ホールも見過ごせない。
ニコニコユーザーが自分のスペースで思い思いに作品を披露できる「超まるなげひろば」が今年も登場。ストーンナイフや、実物の大きさを再現した大剣、ドットフラワー、セーブポイント(を模した置物)など、“まるなげ”ならではのそそられる作品が顔を揃える。
自衛隊ブースでは、航空自衛隊より名戦闘機・F-15J/DJ航空機用のエンジン「F100-IHI-220E」が、陸上自衛隊からは初めて民間出展された機動戦闘車が展示されていた。どちらもものすごい迫力だ。
注目は「超VRアトラクションズ」。VR元年とも言われる2016年、超会議でも多くのスペースを取ってVRが体験できる場所が設けられた。
「拡散性ミリオンアーサー」「マブラブ」といったゲームファンにはおなじみのタイトルのほか、お台場・ダイバーシティ東京にオープンしたバンダイナムコエンターテインメントの「VR ZONE Project i Can」でも楽しめるVR作品が出張展示。
中にはロデオマシンに乗って楽しむものや、扇風機とクレーンを使ってVRでスカイダイビングが味わえるものもある。まだVRに触れたことがない人は、ここで体験してみよう。
恒例の「痛Gふぇすた」が今年も超会議で開催。さまざまな作品の痛車が集結した光景は圧巻だ。中にはコンパニオンが待っているクルマも。
さまざまなブースを紹介してきたが、「ニコニコ超会議2016」ではまだまだたくさんの催しが行われている。お目当ての場所以外にも会場を回ってみて、この巨大な“文化祭”を存分に味わってみよう。
「ニコニコ超会議2016」公式サイト
http://www.chokaigi.jp/