5pb.が2016年10月13日に発売を予定しているPS Vita用ソフト「プラスティック・メモリーズ」。5pb.祭り2016でのステージ開催に併せ、同作のディレクターからのコメントが届いたので紹介しよう。
「STEINS;GATE」をはじめとする科学ADVシリーズのシナリオを手掛ける林直孝氏による、儚くもそして純粋なラブストーリー「プラスティック・メモリーズ」。2015年に放送されたアニメが大団円を迎えた中で、新たな物語を描くのが今回PS Vitaで発売が決定したゲーム版「プラスティック・メモリーズ」だ。
本作はプレイヤーがツカサとなり、物語を読み進めていくテキストアドベンチャーとなっている。アイラと過ごす日々を楽しめる交際ルートでは、アニメの結末のほかにゲームオリジナルエンドも2本用意。アイラと交際しないルートでは、サブキャラクターたちにスポットを当てた物語が展開するという。
「プラスティック・メモリーズ」のゲーム化にあたってはどのあたりを意識したのか、そしてゲーム内容のポイントはどのようなものになっているのか、5pb.祭り2016でのステージ開催に合わせ、ディレクターの水野枝里子氏からのコメントが届いたので紹介する。
「プラスティック・メモリーズ」のゲーム化について
昨年アニメが放送され、私自身とても好きな作品だったので、ゲーム化するにあたってシナリオをどういった内容にするか非常に悩みました。アイラと過ごす時間は決まっているので、その限られた時間をどのように描いていくのか、またエンディングはどのようにするのがいいのか、原作の林と相談しながら進めていきました。結果、アニメのストーリーを追いつつ、オリジナル要素もふんだんに盛り込めたので、アニメを見た方も見ていない方も楽しめる内容になったのではないかと思います。
ゲーム内容について
アイラとの想い出を作る、ということをテーマに3つのモードがあります。アイラとの限られた時間をどう充実させるか、ということを楽しんでいただきたいですね。ミチル・カヅキ・エル・シェリーのルートもバラエティに富んだ内容になっていて、サブキャラルートをクリアしてからアイラルートに入るのもありだと思います。ツカサとの恋愛要素はないですが、キャラクターの日常や、パートナーへの想いが描かれています。
システムについて「スケジュールモード」
「想い出づくり」というテーマに欠かせないモードです。アイラに残された約1ヶ月間、毎日をどのように過ごすか、60以上のイベントの中から予定を選ぶことができます。デートに出かけるもよし、出社するもよし、寮でのんびり過ごすもよし。付き合いたての初々しいさから、距離が近くなった関係性まで存分に楽しむことができます！
たまにサブキャラクターも登場して、エルが重要な役割を担っていたりします（笑） また、イベントを1つこなすと、おまけとしてその日のアイラの日記を読むことができます。女の子の日記を覗き見ているようで、なかなか良いコンテンツになりました。
システムについて「ふれあいモード」
このモードは、E-moteといういうシステムを使っていまして、動きを付けた演出が可能になっています。ころころと表情を変えるアイラがめちゃめちゃ可愛いです。好感度・触り方（タッチorスワイプ）・場所・衣装によって変わる、アイラのセリフや反応を楽しむことができます。ボイスも結構録りましたね。ツカサのように純朴な気持ちで触ってください（笑）
システムについて「お着替えモード」
「ふれあいモード」と対になっていて、E-moteのアイラに色んな衣装を着せることができます。水着・浴衣など夏らしいものから、着ぐるみ・ナース服などちょっと面白いものまで用意しました。個人的には着ぐるみがオススメです。スケジュールモードの一部イベントでは、持っている私服の中から好きなものを選んで外出することもできるので、よりデート感が味わえるのではないかと思います。
最後に
アニメの世界観を引き継ぎつつ、新キャラクターを交えてより深くプラメモを描いたゲームになっています。今後も様々な情報を出していきますので、ご期待ください。そして、暖かくて切なくて純粋なラブストーリーを楽しんでいただけると嬉しいです！
(C)MAGES./Project PM (C)MAGES./5pb.
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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