5pb.は本日7月3日、ベルサール秋葉原にて開催した「5pb.祭り2016」において、PS Vita用ソフト「プラスティック・メモリーズ」のステージを実施した。
5pb.の林直孝氏が原作・脚本を手がけ、TVアニメとして放送された「プラスティック・メモリーズ」。同作が5pb.によってゲーム化されることを受けて実施された本ステージでは、内匠靖明さん(水柿ツカサ役)、赤﨑千夏さん(絹島ミチル役)、そして林氏が登壇。吉田尚記氏(ニッポン放送アナウンサー)の司会により、作品にまつわる多彩なトークが繰り広げられた。
まずは今回、アニメを元にしてゲームを制作するという流れについて。これについては、林氏自身が元々ゲームのシナリオライターだったということもあって、アニメの原作を手掛ける時点でゲームとしても展開していきたいという考えがあったそう。また、内匠さんは一本道だったアニメと違って選択肢があること、赤﨑さんはアニメで一度結末を見ていたことで泣きそうになるシーンがあったと話すなど、それぞれ自身の収録を振り返っていた。
気になるゲーム内容については、アイラとイチャイチャするというテーマの元で制作しており、アニメ10話でツカサとアイラが付き合い始めてから、11・12話で過ごした甘い時間を長くしているという。
またアイラルートに関しては、アニメのエンディングのほか、複数のエンディングを用意していることが紹介される。大変なことになっていると噂に聞いた赤﨑さん、そして収録に臨んだ際、台本を一度開いて一度閉じたと話す内匠さんの様子を見るに、アニメとはまた違った展開に期待していいだろう。
ちなみに恋愛関係になるわけではないが、ミチルをはじめ、ほかのキャラクターとのエンディングも用意されているそうなので、そちらにも注目だ。
さらに本作の主軸となる、アイラとの恋人同士の1ヶ月間をさまざまなデートの計画を立てて過ごすスケジュールモード、全15種類の衣装を用意し、服装によっては特定のデートを見ることのできるお着替えモード、PS Vitaのタッチスクリーンを使い、さまざまな反応を楽しむふれあいモードの3つを紹介。赤﨑さんはステージ裏で男性では触れづらい胸の部分にタッチしてみたそうで、具体的な反応には触れなかったものの、ほかとは違うということなので、そちらは実際のプレイ時に試してみたいところ。
その後は「これが私の夏休み!」と題して、小学生時代の夏休みの一日の過ごし方をそれぞれ紹介、誰が一番小学生らしかったかをステージ観覧者たちの拍手で決めることに。一番拍手が少ない人には罰ゲームとして、タイトルのエピソードにちなんで何かを“告白”するという中で、それぞれにクセのある一日の流れを紹介していった。
その中でも、竹を割って、鹿児島ならではの「そうめん流し」をしたり、川・山・田んぼを巡っていたというアクティブな一面を覗かせた赤崎さんが拍手を集める。野球とバラエティで大半が占められた内匠さん、親に隠されたファミコン探しから一日が始まったという林氏の、奇しくも名古屋出身の2人による最終結果は、内匠さんの敗北。罰ゲームとして、舞台上での失敗談を告白し、会場を笑いに包み込んだ。
ここでオープニングムービーが初公開となり、そのままの流れで佐々木恵梨さんが登場。TVアニメのオープニングテーマである「Ring of Fortune」、そして今回が初披露となる「Last Diary」を歌唱した。「Last Diary」を収録した佐々木さんの2ndシングルは10月26日に発売となるので、こちらも併せてチェックしてみてはいかがだろうか。