声優の三宅麻理恵さんが気になるゲームを実際にプレイして紹介する「マリエッティのゲーム探訪」。第4回は10月13日に発売日も決定して盛り上がる「PlayStation VR」の体験会に潜入してきました!

目次
  1. バットマン:アーカム VR
  2. FINAL FANTASY XV VR EXPERIENCE
  3. JOYSOUND VR
  4. サマーレッスン(仮)
  5. サイバーダンガンロンパVR 学級裁判
  6. KITCHEN
  7. Until Dawn: Rush of Blood
  8. 三宅麻理恵さんプロフィール

先日、PlayStation VR(PS VR)の体験会にお邪魔してきました。VRヘッドセットを被ると360度全方向に迫力のある3D空間が出現するといわれるPS VR。予約が開始されてはおりますが、まだどんなものなのか解らずに購入に二の足を踏んでいる方も多いのではないかと思います。今回はPS VRとはどんなものなのか、一部のゲームコンテンツと併せて体験して感じた事をお伝えさせていただきます。

バットマン:アーカム VR

「バットマン:アーカム VR」は、バットマンの伝説的なガジェットを使ったVR体験により、「究極のバットマン体験」を楽しめるPS VR専用タイトル。

新しいアーカムの物語とゴッサム・シティを、世界最高の探偵の目を通して体験できる。

VRヘッドセットを装着すると、そこはゴッサム・シティでした。周りを見渡すと、現実と見紛うばかりのバットマンの世界が展開。個人的に感動したのはVRヘッドセットを顔に密着させているので、下を向いても現実に引き戻されることなく、バットマンとして存在していること。自分が爪先までバットマンになっていることに感動すること間違いなしです。恐らく映画などでは絶対見られないであろうバットマンのアイドルのような可愛らしいポーズや変なポーズをとってみたりして遊んでしまいました。

そして、殺人現場で事件の様子を再現しながら真相を探るのですが、実際に目の前で起こっているのかと錯覚するような臨場感が視覚や聴覚に迫ります。PlayStation Moveを使用して色んな角度から事件の不可解な箇所を指摘します。操作がとても簡単なので、コントローラーを持っているという感覚がなく、ストレスがないのが印象的です。

FINAL FANTASY XV VR EXPERIENCE

「FINAL FANTASY XV VR EXPERIENCE」は、「FINAL FANTASY XV」のPS VR対応コンテンツ。本編とは異なり、主人公にプロンプトを据えた本作は、彼の武器である銃を使用したシューティングでVR化された「FINAL FANTASY XV」の世界を体験することができる。

ノクティスたちと共闘し、ベヒーモスとの激しい戦いに挑もう。

登場人物のプロンプトとなり、仲間達と共に、ベヒーモスの討伐を目指す体験をさせていただきました。以前から発売を楽しみにしていたタイトルなのですが、VRで体験できるなんて夢のようですね。好きな作品の世界の中にここまで同化できるのかという感動が味わえる作品の一つです。

仲間たちの戦いぶりに見惚れながら、銃を撃って戦うのですが、ベヒーモスの大きさや硬そうな質感に圧倒され、こんなの倒せないよ! とめげそうになりながらも、弱点になりそうな部分を探して撃ち続けました。強敵だからこそ、倒せたときはフルマラソンを走り切ったような爽快感がありました。

ドライブシーンもドキドキ! なぜかこちらのコンテンツにだけ不自然に椅子が二つ不揃いで置かれてあったのですが、助手席のドアとして置かれていたようです。そういったVRを使ってより体感できる環境を自分で作るのも面白そうですね。助手席から身を乗り出して見渡していると、風を感じたような錯覚を覚えました。実際に自宅でプレイするときは扇風機も使ってみようかなと思いました。

ちょっと気取ってみたり リラックスしてくつろいで楽しい一時でした。

JOYSOUND VR

「JOYSOUND VR」は、オリジナルの「360°パノラマ映像」と「3Dサウンド」により再現されたVR空間で“究極のヒトカラ”が体験できる次世代のホームカラオケ。「VR背景映像」と「VR本人映像」の2つで構成されている。

「VR背景映像」では、カラオケボックスで女の子と一緒にカラオケに来たというシチュエーションでカラオケができたり、桜が舞い散るロケーションでミュージックビデオ撮影をしているようなシチュエーションでカラオケができました。歌詞も見やすい位置で流れてくるので、新しいヒトカラ体験をしているようでした。

「VR本人映像」では、大好きなアイドルやミュージシャンのライブシーンのステージで、メンバーの一人として歌い踊るもよし、ライブ最前列の特等席で応援するもよしと、さまざまな可能性を感じました。いつかVRでライブを楽しむという未来がくるかもしれませんね…。

サマーレッスン(仮)

「サマーレッスン(仮)」は、キャラクターとのふれあい・コミュニケーションが楽しめるタイトル。

プレイヤーはPS VR ヘッドセットを装着することで、360度全方向を3D空間に囲まれ、違う世界に入り込んだような没入感と、まるでキャラクターが本当に目の前にいるかのような実在感が堪能できる。

お部屋で女の子と二人きり…。あわよくば、自分の妄想をアレコレ試しまくってみよう。そう思っている方もたくさんいらっしゃるかと思います。私もそう思っていました。しかし、体験していくうちに、自分の考えの浅はかさを知ることになるのです…。

女の子に至近距離まで近づいて「近いよ」と言われ、悪ノリしてしまった思春期の少年の気持ちになり、会話をし、部屋の中を動き回る彼女を見ていくにつれ一個人の人間として接することになるでしょう。少しでも好かれたい、でも気恥ずかしい、話をしたい。けれども言葉が出ないから意地悪をしてしまう…。そんな甘酸っぱい体験を味わえる、素敵な作品でした。ちなみに、私は彼女とどうしても恥ずかしくて目を合わせることはできませんでした。発売されるバージョンでは、もっと積極的に触れ合えるといいなあ。

スカートを触りたいのをごまかす私。

サイバーダンガンロンパVR 学級裁判

「ダンガンロンパ」シリーズの学級裁判を再現したPS VR専用のデモ。飛び交う証言の中から怪しいセリフを見抜き、“言弾(コトダマ)”で撃ち抜いて、論破する。時には証言台を乗り越えてキャラクターが迫りくる、躍動感あふれる映像を楽しめる。ラストに待ち受ける戦慄の“おしおき”にも注目だ。

大人気のダンガンロンパシリーズの学級裁判をVRで体験できるということで、シリーズファンとしても気になるタイトルでした。プレイさせていただいた学級裁判なのですが、実際に自分が苗木君になって、証言台に立っているのにまず興奮。モノクマが目の前で可愛く不気味に動き回ります。他の証言台に立っている生徒達も縦横無尽に動き回り、見所満載になっていました。

そしてこのゲームの見どころの一つであるおしおきシーン。予想のつかない残酷だけどどこかポップなおしおきが犯人を待ち受けるのですが、アトラクションのようでワクワクするのに最期は本当に恐ろしい!! ぜひ苗木君の立場となり、共に絶望に堕とされて見てください。モノクマの残虐性を改めて感じられて、この絶望に一層立ち向かいたくなることでしょう。

KITCHEN

カプコンが誇るバーチャルリアリティにも完全対応した新規エンジン「REエンジン」で制作され、高度なグラフィック表現と緊張感溢れる演出が一体化することで、視覚と聴覚に止まらず、プレイヤーの痛覚すら揺さぶるデモ。これまでとは異なる次元の“恐怖”に満ちたホラーゲームの原点がここにある。ここから「バイオハザード7 レジデント イービル」へと繋がってゆく。

今回の体験会で新発見だったのが、VRとホラーゲームの相性の良さ。ゲームは手錠をかけられていて身動きが取れない状態で始まります。他の人物が包丁で手錠を切ろうとしてくれるのですが、手元は恐怖でガタガタ震えている有様。

誤って手を勢いよく切られたらどうしようと不安を覚えて悲鳴をあげながら避ける私。VRで起こっているはずなのに足はガクガクと震えっぱなしで、冷や汗が出るほどの取り乱しようでした。

数々の怖いゲームをプレイしてきた猛者の方も油断することなかれ。ホラーゲームの一つの到達点がここにある気がします。

Until Dawn: Rush of Blood

「Until Dawn: Rush of Blood」は、一人称視点のホラーシューティングゲーム。プレイヤーはコースターに乗り込み、PS4用ホラーアドベンチャーゲーム「Until Dawn -惨劇の山荘-」の世界をテーマにしたお化け屋敷へと進んでいく。

屋敷の中では襲い来る怪人達を両手に持った銃で撃退したり、迫り来る回転ノコギリを首を傾けて避けるなど、スリリングなシューティングアクションが楽しめる。機器を回避しつつ、各所に設置された的を破壊してポイントを獲得しハイスコアを目指そう。

ついに自宅に遊園地のアトラクションがやってきた! 楽しい! でも怖い! コースターに乗って実際に動いているようにな疾走感がありつつ、襲い来る怪人達を銃で撃っていきます。

木の板にぶつかりそうになると、ちゃんと避けないとこのようにダメージを受けます。

こちらですが、私がプレイさせていただいた動画があるので、ご紹介します。コースターに乗っていて、突然まわりに大量の怪人達が現れ、怯えて無我夢中で銃を撃ちまくり、攻撃されてゲームオーバーになった様子です。

VR装着者の視点がテレビ画面に映されるので、VRを遊ぶとしたらこんな画面とプレイヤーになるという雰囲気を掴んでいただければと思います。周りで見ている人たちにも雰囲気が伝わりうれしいですね。ちなみに、熱さも煙たさも実際にはございません! それだけ没入してしまいました!

さまざまな可能性を感じるPS VRをいくつかの作品と共にご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

百見は一体験に如かず、と謳われているPS VR。発売日までに東京・名古屋・大阪・福岡のソニーストアや、一部の販売店でも体験会が実施されているので、まずは体験していただければと思います。そして、これが自宅で遊べるようになるという衝撃を打ち震えてください。きっと、あなたもPS VRが欲しくなる事間違いなし!

三宅麻理恵さんプロフィール

生年月日:1985年6月7日
出身:大阪府
趣味:読書・落語・ゲーム
主な出演作品:「輪るピングドラム」萩野目苹果 役、「銀の匙」御影アキ 役、「緋色の欠片」春日珠紀 役、「アイドルマスターシンデレラガールズ」安部菜々 役

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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