GMOクラウドは、オンラインゲーム開発向けネットワークエンジン「Photon」シリーズの「Photon Realtime」が、「CEDEC AWARDS 2016」エンジニアリング部門にて優秀賞を受賞、ならびに最優秀賞にノミネートされたと発表した。
「Photon」の「CEDEC AWARDS 2016」受賞について
「Photon」シリーズは、リアルタイム、マルチプレイヤー(1)、マッチメイキング(2)対応の、ネットワーク通信を行うオンラインゲームの開発・運営に必要なツールを取り揃えたネットワークエンジンです。
ドイツのExitGames GmbH(CEO:Christof Wegmann以下、Exit Games社)が開発・運営しており、日本においては、2013年からGMOクラウド社が日本ロケーションの提供や販売、マーケティング、日本語サポートなどを行っています。これまでに、約6,000件の日本の開発者にご利用いただいており、2015年からは韓国、2016年4月からは台湾でも販売を開始しております。
この度、「Photon」シリーズの1つで、オンラインゲームに必要な基本機能をゲームに搭載できるSaaS型サービス「Photon Realtime」が、「CEDECAWARDS 2016」のエンジニアリング部門の優秀賞を受賞し、それに伴い最優秀賞にノミネートされました。
(1)マルチプレイヤー:少人数から大勢まで遊べるゲームのこと。
(2)マッチメイキング:プレイヤー間の自動マッチングを行うシステム。オンラインゲーム内において、プレイヤーのレベルに応じた対戦相手を自動で選出することで、ゲームバランスを調整する。
受賞概要
ノミネート部門:エンジニアリング部門
ノミネート対象:ネットワークゲーム開発の低コスト化を実現
受賞者:「Photon Realtime」開発チーム
選考理由:オンラインゲーム開発を簡単かつ低コストで行えるようにすることで、開発に対する敷居をさげた点を評価。
Exit Games CEO Christof Wegmann氏のコメント
今回の優秀賞受賞にあたり、サービス提供元であるExit Games社よりコメントをいただいております。「日本有数のイベントである「CEDEC AWARDS」の優秀賞受賞に感謝し、大変喜ばしく思っています。Exit Games社は、今後もパブリッシャーおよび開発者にマーケット上で最良のネットワーキング技術を提供してまいります。