セガゲームスは本日9月17日、千葉・幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2016」において、「セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE」のステージを実施した。

これまで数多くの往年タイトルを3D立体視化し、さらに追加要素を加えてニンテンドー3DS向けにリリースしてきた「セガ3D復刻アーカイブス」シリーズ。その新たな展開として先日発表されたのが、「セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE」だ。

本ステージ上では、これまでのシリーズに携わってきた下村一誠氏(リードプロデューサー)、奥成洋輔氏(シリーズプロデューサー)、堀井直樹氏(エムツー代表取締役)の三氏が登壇。開発に関するエピソードに加え、未発表タイトルのひとつが明かされた。

(左2人目から)奥成洋輔氏、下村一誠氏、堀井直樹氏

冒頭で雑談を挟みつつ、まずはシリーズの概要を紹介。これまで4年にわたって展開してきた同シリーズだが、プレイヤーが評価してくれたことで、ニンテンドーeショップのDLランキングでも上位に入っているという。堀井氏は、プログラムをいちから手間ひまかけて作っているおかげで、ユーザーが楽しめているのではないかと振り返った。

続いて移植希望アンケートの結果発表を紹介し、「ターボアウトラン」が収録された経緯が語られる。アンケートの当初は2位の「バーチャレーシング」が頭一つ抜けていたそうで、開発としてもそのまま「バーチャレーシング」を収録する予定で3DSにのせる直前までいったそうだが、最後に一気に追い抜くかたちで「ターボアウトラン」が1位となったため、またいちから作りなおしているというエピソードが飛び出した。

制作にあたって特に苦労していると話すのが60fpsへの対応。過去のタイトルで取り組んでいることから、今作に関しても入っていて当然だと思われているであろうことに触れたのは、ゲーム開発ならでの悩みといえそうだ。その一方で、3D立体視への対応によって、ゲームが遊びやすくなるのは間違いないと、その出来栄えに自信を覗かせていた。

新井直介氏

ここでゲストとして、元テクノソフト開発室 室長の新井直介氏が登壇し、収録タイトルとして、新たに「サンダーフォース3」が追加されることが発表された。その理由として下村氏は、「セガ3D復刻アーカイブス」シリーズで横スクロールのシューティングを入れたかったと述べた。

「サンダーフォース3」は、1990年にメガドライブでリリースされたタイトル。新井氏は発売当時、プレス発表会を開き、セガの担当者にも登壇してもらったそうだが、今回26年の歳月を経て、逆にセガステージに招かれたことに胸熱だと話していた。

今回の発表に際して、テクノソフトブランドIPのライセンス許諾や著作権管理を行うトゥエンティワンから、テクノソフトの全タイトルの権利をセガゲームスが取得したことが明らかになった。今後、ファンの期待が高ければほかのタイトルもリリースしたいということなので、引き続き注目だ。

セガゲームスへのIP移譲に関しては、社長だった大園富美男氏のテクノソフトのブランドを残すため、セガに引き継いでもらいたいという遺志もあったという。そのため、新井氏が個人的に奥成氏にコンタクトを取り、ようやく今回の発表を迎えたとのこと。

なお、、トゥエンティワンは今後もテクノソフトブランドを冠するグッズ、及び音楽商品のデジタル配信を継続して行っていく。現在では音楽アルバム商品6作品が各デジタルミュージックストアにて配信中だ。

ここで「サンダーフォース3」の映像も加わった、プロモーション映像が公開に。「サンダーフォース3」についても実機で触るような環境もあるなど開発を進めているということで、発売前には実際に見せる機会を作りたいと奥成氏も意欲を見せた。

さらに「サンダーフォース3」のイラストも加わった、杉森建氏(ゲームフリーク)によるパッケージデザインが初公開に。ただし、残り2タイトルがまだ未公開のため、今回はモザイクだらけという締まらない感じに。この2タイトルに関しては来月には公開予定、ユーザーが待ち望んでいるタイトルだということなので、続報に期待しよう。

「セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE」は2016年12月22日に発売予定、シリーズ3作をまとめたトリプルパックも用意されている。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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