9月18日まで幕張メッセにて行われた「東京ゲームショウ2016」の会場にて、MobiMonとシーナ・ゲームスによる新作ゲーム発表会が行われた。
MobiMonは台湾・香港・マカオなどでサービスを提供するパブリッシャーで、日本でもおなじみのタイトルを多数運営している。一方、シーナ・ゲームスは台湾の独立開発チーム。今回、同社が開発する3つの新作アプリが発表されたので、各タイトルを紹介していこう。
発表会では、プロデューサーの呉以尋氏をはじめ、声優の荒浪和沙さんと大橋歩夕さんが登場し、各タイトルを紹介した。
iOS/Android「フラグシップ」
「フラグシップ」は、帝国陣営と統合連邦軍陣営のいずれかに所属する新人指揮官となって、艦隊を導きながら勝利を目指す戦略ファンタジーRPGだ。戦闘はもちろん、非戦時には宇宙海賊の消滅や軍備を運送するクエストも用意されている。
戦闘は、ラウンド制のリアルタイムバトルを採用。3ラウンドまで戦闘を行い、毎回、指揮官の戦略カードを引きつつ、効率よくカードを使って進めていく。勝利するには、戦艦の改造や艦長をパワーアップさせるといった準備も欠かせないようだ。サービス開始は、2017年Q3が予定されている。
iOS/Android「トリオ・ソナタ」
「トリオ・ソナタ」は、2016年Q4のサービスが予定されている共闘音楽RPGで、3人でプレイできる共闘システムを搭載している。双剣やキャノンなどさまざまな武器が登場し、出撃や武器の切り替え、回避といった操作を片手で行える簡単操作が特徴だ。
sonataシステムでは、プレイヤーの端末に保存されている音楽を使ってさまざまなバフ効果を生み出すことができる。自分の選んだ曲で必殺技を繰り出せるぞ。
iOS/Android「レムルクロニクル」
台湾で高い人気を誇るというSRPG「レムルクロニクル」。日本では、2016年Q4に配信されることが発表された。本作の世界観は剣と魔法の王道ファンタジー。かわいらしく日本らしいイラストが印象的で、100万字にものぼるシナリオテキストと100人以上のキャラクターが用意されている。
戦闘は王道シミュレーションとなっており、地形やキャラクターの属性、仲間のスキルの采配などさまざまな要素が用意されている。その反面、背後から攻撃することでダメージが変化するといった複雑なシステムを排除し、誰でも楽しめる形にしたそうだ。
発表会では、本作でマリー役を演じた荒浪さんとローセ役を演じた大橋さんによるアテレコも披露され、世界観や雰囲気を感じることができた。
今後、これらの作品を順次日本市場に投入していくとのことなので、続報を楽しみに待とう。