コーエーテクモゲームスより2017年3月30日に発売予定のPS4/PS Vita用ソフト「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」。本作に登場する15人の少女を見たGamer編集部メンバーによる、独断と偏見が存分に盛り込まれた“ブルリフ推し少女”座談会の模様をお届けします。
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人間の本質・絆をテーマとした、少女たちの等身大の青春を描く「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣(以下、ブルリフ)」。その魅力の一つとして挙げられるのが、本作の監修も担当するイラストレーターの岸田メル氏がキャラクターデザインをした15人の少女たちです!
3月初旬、編集部のスタッフにキャラクターのビジュアルや現在公開されている設定などを事前に見てもらい、どの少女を推せるかを議論する、“ブルリフ推し少女”座談会を実施することに。キャラクター数が多いこともあり、公平性を期すために各人3人ずつをランキング形式で選定し順番に発表、それぞれに熱のこもったキャラクター評が展開されました。発売を間近に控えた今だからこそぜひチェックしていただければと思います!
ここで一点だけご注意を。こちらはあくまでも編集部の面々がゲームはプレイせず、自由気ままに妄想を繰り広げているトークとなります。本編の内容に触れているわけではありませんので、寛大なお心でご覧いただけますと幸いです。
編集部メンバー
TOKEN:座談会の発起人にして進行役(筆者)。可愛い女の子とジュブナイルが大好きで、まさに今作のために召喚された存在(自称)。
ばかいぬ:キャラクターの内面を掘り進めるのが好きな、編集部随一のリア充(筆者談)。ファッションも嗜んでいるようです。
ささみ:編集部の最年少にしてムードメーカー。筆者以上に可愛い女の子に目がなく、社内PCの中ではお気に入りのあの子がいつも微笑んでいます。
ヨッシー:オンラインゲームとさわやか系ポジションを中心に担当する若手編集員。キャラについて語るイメージはあまりないですが果たして…。
ここのつ:時折放つ一言がインパクト大な、編集部の紅一点。女性向けタイトルを中心に担当しつつ、可愛い女の子も愛でまくるハイブリッド。
3位:見た目に反したラップに注目!?
TOKEN:では本日はよろしくお願いします。主旨としては「ブルリフ」に登場する15人の女の子の中で、編集部のメンバーが選ぶ推しキャラを発表し、その上で魅力をアピールしてもらいます。まずみんなからもらった3位のキャラクターを発表します!
TOKEN:森川更紗
ばかいぬ:西田早苗
ささみ:菅本しほり
ヨッシー:西田早苗
ここのつ:白井日菜子
TOKEN:じゃあまずは2人が同じキャラクターということで、ヨッシーが早苗を選んだポイントは?
ヨッシー:やっぱりメガネですね。メガネが好きなわけでなく、メガネを取った時のギャップに期待したいです。それとラップが滅茶苦茶気になります(笑)。大人しそうなのにラップを口ずさむという、そのギャップにも期待を込めて☆5です。
TOKEN:同じく早苗を選んだばかいぬはどうでしょう?
ばかいぬ:幸薄そうな感じが惹かれるなという。日菜子に憧れているというのがポイントかなと。日菜子に憧れつつも自分の意見が主張するのが苦手というところで、なりたい自分となれない自分という葛藤があるんじゃないかなと思っていて、物語の中で彼女がどう乗り越えていくのかを見ていきたいと思いますね。
TOKEN:「ブルリフ」では、キャラクターそれぞれが悩みを持っていて、それを日菜子が一緒になって解決していくというのが物語の軸のひとつになっているので、そこに対して注目するのは良いポイントですね。
ばかいぬ:あとはやっぱりラップ! このルックスとこの性格でどんなバイブスが出てくるのか、どんな歌詞が出てくるのかとても気になりますね。
TOKEN:続いてはしほりを選んだささみ、お願いします。
ささみ:ばかいぬがこんなまともなコメントをしたあとで恐縮なんですけど…、3位なので個人的には完全に体しか見てないです。
一同:(笑)。
ささみ:何も深いこと考えてないです。セクシーですし、髪型もサイドテールというのは個人的にポイントが高いです。後はお姉さん的な雰囲気でほんわかしていそうで、包容力も感じます。
TOKEN:男友達も結構いて、男性と2人きりで出かけることもあるようですね。
ささみ:それもいい感じですよね。デートもしてみたい。
TOKEN:ここのつが日菜子を選んだのはどんな理由?
ここのつ:日菜子ちゃんは清楚そうでちょっと闇も抱えている感じで、最初はあまり興味がなかったんですけど、ムービーを見ると結構面白いことを考えているのが印象的でした。人と関わっていくことでいろんな面が見れそうだなという気がしています。
TOKEN:日菜子は等身大の女の子という感じが出ているように思いますね。思春期って思考に一貫性がないじゃないですか。
ここのつ:あとバレエダンサーなんですけど、滅茶苦茶いい身体しているんですよ。しほりちゃんとも負けず劣らずな身体で、そのギャップも良いですね。
ばかいぬ:グッズのイラストとかを見ても、岸田さんのイラストでこんなに乳がクローズアップされていることってなかなかないですよね。
TOKEN:ナチュラルな色気がありますよね。
ばかいぬ:これ、みんながどこを見ているのかが分かって面白いなー。
TOKEN:自分は普段見せている一面とは違う部分があるキャラクターが好きで、更紗もそういった目線から選びました。更紗は環境や現状の境遇の結果として、日菜子に対する当たりが厳しくなる一面はあるけど、結局根の部分では優しい子なんですよね。…という勝手な想像なんですけど(笑)。
ばかいぬ:面倒見は良さそう。
TOKEN:映像を見ていると、そういった部分が声でも表現されているなと。加隈さんはキツイ声の表現が上手い方だと思っていて、その声色を残しつつも、みんなを取りまとめたり、リーダーシップを発揮して、力強く引っ張れる側面も持っていて、一粒で何度も美味しいキャラクターだと思います。
2位:日菜子と夕月・来夢姉妹との関係は?
ささみ:意外とみんな内面を見ているんだなあ。
TOKEN:続いて2位を見ていきますか。
TOKEN:白井日菜子
ばかいぬ:斎木有理
ささみ:井上千紘
ヨッシー:真田凛
ここのつ:多谷史緒
TOKEN:まずはヨッシーが選んだ凛ちゃんからですね。
ヨッシー:凛ちゃんは、自分が高校の時にテニス部だったので、テニス部という時点でポイント高いですね。一緒にテニスしたいですね。
ばかいぬ:そういうのすごく良く分かる!
ヨッシー:元気っぽいキャラが結構好きなので、ポニーテールも活発な感じでいいですね。片思い中というのも女の子っぽくていいなと。他校の男子、というところに憧れを抱いているような感じがありますね。
TOKEN:ばかいぬは有理を選んだんですね。
ばかいぬ:IQ300ということで、全てが分かる天才少女という触れ込みですが、全てを分かってしまうがゆえに面白いものがなかなかないんじゃないかなと思っていて。人の感情も分からないし、面白いものや生きがいも少ないんじゃないかなと思いますし、壁ばかりの彼女が誰とどんな交流を経て、人としての強さを掴んでいくのか、その強さが何なのかが気になります。人の弱さを知るのもある意味強さなんじゃないかなと思うし、それが段々と分かるようになってくれたらいいんじゃないかなと。
TOKEN:保護者か、というね(笑)。
ばかいぬ:ムービーで何かのデータを取ろうとしている時に、「心より楽しみだ」と言っていたのがすごく印象的でした。そこに楽しみを見出しているんだな、それが何なのかを見たいですね。
TOKEN:日菜子との交流はもちろんですが、ほかのキャラクター同士の交流も垣間見られるようなので、どのキャラクターとの組み合わせで新たな一面が見えるのかにも注目したいなと。
ばかいぬ:芳村梨佳ちゃんは何でも楽しめちゃうみたいな子だったので、正反対なのは面白そうだよね。
TOKEN:そういう組み合わせを想像するのも楽しいですよね。
ヨッシー:(ムービーでパフェを食べているシーンを見て)有理は甘党なんですかね? 美味しそうだなと。
ささみ:そこか!(笑)
TOKEN:ささみはどう?
ささみ:千紘は、見た目の話から言うと完全にどストライクなんですよ。ツインテールで、セーターを着ていて。頭に何かが2つ付いているのは基本的に好きなんですよ。あとピンク色の髪で女の子らしいですよね。
いろんな人の話を聞いてて思ったんですけど、自分がキャラクターを見る時は“To”なんですよね。ばかいぬはこの子がどう変化していくかという点で見ていましたけど、自分の場合は実際に関係性を持つという点で考えています。
そう考えると、この子は正直張り倒したい。1位のキャラクターとの関連もあるんですけど、この子は言動がうだうだしているので、はたきたい気持ちもありつつ、放っておけないキャラクターでもありますね。
ばかいぬ:ある意味、女性的な楽しみ方かもね。女の子が楽しむアニメやゲームって、好きなキャラクターへの愛情を罵倒などで表現しようとしていて、それに近い楽しみ方なんじゃないかなと。
ささみ:どちらが良いというのはないと思うんですけど、自分はキャラクターを見て、頭の中で妄想して「うん!」ってなるような感じですね。3位のしほりちゃんは相手が上ですけど、千紘の場合は自分のほうが上になるような関係性ですね。
TOKEN:なるほど。じゃあ次はここのつが選んだ史緒ですね。
ここのつ:史緒ちゃんは見た目が一番好きなキャラクターです。幸薄そうな雰囲気を私はこの子に感じていて、祖母に育てられたり、ピアノを続けていたりと育ちが良さそうじゃないですか。育ちの良い子が好きなんですよね。何でもかんでも口に出してしまう素直さもいいです。
ばかいぬ:由緒正しいところで育てられている感じはするね。
ここのつ:お金持ちとかではなくても、おばあちゃんに育てられている子で悪い子っていないじゃないですか。あと癖っ毛で適当に束ねている感じも可愛いです。
TOKEN:自分は日菜子なんですけど、これも先ほど言ったように一面だけじゃ語れない子というイメージですね。あとルックスもありますし、ショートまでは行かなくても、髪の長さはこれぐらいが好きなんですよね。あとは記事を通じて一番見ているキャラクターなので、見ている中でいろんな絵とかを見るといいなあと思ったりと、この子に関しては見た目の部分が大きいですね。
キャラクターとしても一言では語れなさそうな子だなという感覚はあります。普通の女の子としての側面と、足を痛めて一度は閉ざされてしまったバレエの道が、リフレクターになることでまた開けるかもしれないという葛藤が見えてくるなと。物語との兼ね合いも含めて、いろんな面が見える女の子なんじゃないかなと思います。
それと、日菜子は感性が割と今っぽいと思っていて、こういう子を客観的に見ているのは楽しいですね。こういう思考回路なんだ、ここでこういう発言をするんだ、というところが今までのムービーや画面写真から断片的に見えてきて。この子が主体になってどういうやり取りが繰り広げられていくのかを想像するのが楽しみですね。
それと司城夕月・来夢の姉妹との関係性も個人的に楽しみだと思っています。2人は日菜子のことを想っているのですが、逆に日菜子は、なし崩し的に関係が生まれた2人に対してどういう感情を抱いていくのか、どう付き合っていくのかが気になっています。
ばかいぬ:ささみの1位は夕月だと思っているんですけどね。
ささみ:どうかな~(笑)。
TOKEN:ではいよいよ1位を発表していきたいと思います! 最後は1人ずつ紹介していきましょう。
ヨッシーの1位:菅本しほり
ヨッシー:自分は本当に見た目で選びました(笑)。
TOKEN:ほかになんか理由はないの?
ヨッシー:サイドテールと前方に垂れてきている髪の毛が好きですね。可愛いです。
ささみ:わかる~!
ここのつ:この男を惑わす感じが良いんですかね。
ヨッシー:そこも良いんですよね。
TOKEN:ささみもそうだけど、なんかホイホイ付いていっちゃいそう。
ヨッシー:奥手なんで、リードしてほしいんです。ギャルの三井香織さんとも悩んだんですけど、あっちはちょっと怖いんで(笑)。優しい人が良いです。
ばかいぬの1位:菅本しほり
ばかいぬ:僕も菅本しほりちゃんです。
TOKEN:ヨッシーと3人中2人が被るという。どのあたりが良かったんですか?
ばかいぬ:まずフェミニンなルックスに惹かれたんですよね。先ほど出たサイドテールも、ただサイドテールにしているだけでなく、ウェーブかけているところがポイントだと思いますし、ファッション好きというのも僕は結構ポイントが高いです。全体的に見ると自分の女性性を意識している子なのかなと思っていて、僕はそういう女の人がすごく好きなので惹かれますね。
男友達が多数いたり、男性と2人きりで出かけたりするという壁のない危うさというのも惹かれるポイントです。でも逆に、それが同性からはどう映っているんだろうというのも気になるところです。
TOKEN:ばかいぬとしてはファッションというところがキーワードになりそうだね。
ばかいぬ:僕もファッションが好きなので、同じ趣味というのも大きいですね。さほど苦労した経験がないというところで、そんなしほりちゃんが欲しがる強さってなんだろうというところを、もっと掘っていきたいなと思わせる女の子です。
TOKEN:映像の中でも一瞬見える影のようなものがありましたからね。あれが実際、何に対してなのかもいろいろ考えてみたくなりますね。
ばかいぬ:パッと見明るいんだけれど、一瞬そういう暗いところを見せられると、「そこをちょっと見せてください、もっと!」みたいになりますね。
ここのつ:総合すると、女性版ばかいぬさんみたいな感じですね。
一同:(爆笑)。
TOKEN:2位までとは見方も違いますよね。
ばかいぬ:しほりちゃんに対しては、ささみみたいにちょっとToなところがあると思います。
ささみの1位:一之瀬亜子
ささみ:僕は一之瀬亜子ちゃん! まずは頭2つ結び。これが大事なところですね。さっき好きそうだと言われた夕月ちゃんも確かに2つなんですけど、違うんです。三つ編みで房が細い2つ結びではなく、自分は房が太くてボリュームのあるほうが好きなんです。
亜子ちゃんはツインテールじゃなくておさげ、これははっきりさせておきたいです。房があって、リボンも大きくてチャームポイントになっています。
TOKEN:左右にボリュームがあるのがポイントなんですね。
ささみ:なので見た目的には100点ですね。性格的にも動画を見てもらうと分かるんですけど元気な子で、絶対に波長も合いそうだし、一緒にいると楽しそうなキャラクターです。ここが2位の千紘との大きな差ですね。
ばかいぬ:靴にも活発っぷりが表れていますね。
TOKEN:ジャーナリスト志望ですからね。
ささみ:やっぱり大きいリボンは熱いですね。ただ、ジャーナリストのところとかはあまり関係ないです。好きなものはお金と書いてありますけど、そこも別に大事じゃなくて、この子の性格自体が好きという感じです。
ここのつの1位:井上千紘
ここのつ:私は井上千紘ちゃんです。千紘ちゃんって、現実には絶対にいない女の子じゃないですか。それも好きだし、トラブルメーカーではあるんですけど、親切心が空回っているだけで、行動に出している面が見えてるので、それがいいなと思います。あとムービーを見てもらえれば分かるけど、可愛いじゃないですか。守ってあげたくなるような母性が芽生えるキャラクターですね。
ささみ:基本的には可愛いんですけど、あざとすぎるようにも感じるところもあるよね。
ここのつ:あくまでも実際にいない女の子というのが前提ですね。
ばかいぬ:良い子が好きだね。
ここのつ:気持ちのある女の子が好きですね。それが空回りしているのも可愛いですし。
TOKENの1位:真田凛
TOKEN:自分は凛ちゃんですね。最初に情報を見たときからずっとこの子です。
ささみ:1位はそういうビジュアル的なインパクトが強いですよね。
TOKEN:さっきヨッシーは全然触れなかったんですけど、自分はぽっちゃり系の体型が好きなんですよ。基本的に痩せている子よりはちょっと肉付きの良い、健康的なのが好みです。元々岸田さんが描く絵って身体のラインが細いんですけど、凛ちゃんは太ももの肉感があって、そこがポイントなんですよね。
ばかいぬ:TOKENさんのフェチポイント初めて聞いた気がする!
TOKEN:確かにあまり言わないですね。
ささみ:確かにTOKENさん、見た目というよりも内面から入ってくるイメージでした。
TOKEN:せっかくの企画だし、自分のフェチもアピールしていかないとね(笑)。ポニーテールも好きなのでそこもポイントですね。
あと内面的なところとして、女の子っぽい女の子が好きなんですよね。二次元的な可愛さもあると思うんですけど、凛ちゃんの場合は年頃って感じがします。恋に恋しているんだろうなと。自分は元々二次元に対して切り離して考えるんですけど、その中でのリアリティはポイントですね。
凛ちゃんの悩みも作中ではどうでもいいことかもしれないけど、この子の中では決して狭い世界のことではないんですよね。そういう感覚は思春期の高校生女子の感覚なのかなと思います。
あなたの推し少女は!?
TOKEN:全員の1位が出揃いましたが、こういう結果になりましたね。
TOKEN:真田凛
ばかいぬ:菅本しほり
ささみ:一之瀬亜子
ヨッシー:菅本しほり
ここのつ:井上千紘
ヨッシー:総合すると一番人気は誰なんですかね。
ささみ:しほりじゃないですかね。
TOKEN:自分もしほりは好きだもん。あとは亜子も好きです。
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この後も20分弱に渡ってほかのキャラクターにまつわるトークが繰り広げられましたが、今回はあくまでも“推し少女”を紹介する企画のため、ここらでお開き。みなさんは15人の少女でどの子が気になっていますか? 発売を前に改めてチェックしてみるのも楽しいかもしれませんね。