3月26日の「AnimeJapan 2017」RED STAGEにて、「刀剣乱舞」スペシャルステージが開催された。
このステージでは、昨年放送され2期の放映も決定しているアニメ「刀剣乱舞-花丸-」、2017年7月に放送予定のアニメ「活撃 刀剣乱舞」、そして両作品の原案である「刀剣乱舞-ONLINE-」の最新情報が、各作品の出演者らのトークとともに発表された。
吉田尚記さんの司会で「刀剣乱舞-ONLINE-」の情報紹介から始まったステージは、ニトロプラスより「刀剣乱舞」原作プロデューサーのでじたろう氏、DMM.com Laboより「刀剣乱舞-ONLINE-」エグゼクティブプロデューサーの花澤雄太氏、おっきい こんのすけが登壇。少ないプロモーションの中でこれだけ大きなコンテンツに育ち3年目を迎えられたのは、審神者の力あってこそと語った。
天下五剣も続々実装され、今年も新たな刀剣男士の登場が予定されているという「刀剣乱舞-ONLINE-」。このステージでは、鳴狐、長曽祢虎徹、大倶利伽羅・同田貫正国の近侍曲が実装予定であることが発表された。また、「AnimeJapan 2017」ニトロプラスブースで行われた「阿蘇神社 復興支援」チャリティイベントについても、チャリティーアイテムが完売、たくさんの支援を受けたと感謝のメッセージを伝えていた。
続く「刀剣乱舞-花丸-」のコーナーでは、大和守安定役の市来光弘さん、加州清光役の増田俊樹さん、へし切長谷部・長曽祢虎徹役の新垣樽助さんが登場、それぞれの台詞を一部「AnimeJapan」バージョンで披露した。
第1期で3人の印象深かった場面を振り返るトークでは、市来さんは「花丸」というタイトルから想像していたものと異なる殺陣の迫力に興奮したという、1話池田屋出陣での「首落ちて死ね!」のシーンを、増田さんは普段は隠している清光の表情が印象的だった、12話の暴走する安定を説得する清光のシーンをそれぞれチョイス。そして新垣さんは、へし切長谷部では2話燃える本能寺を前に見せた真剣な表情、長曽祢虎徹では11話で池田屋出撃の際に蜂須賀虎徹と言葉を交わしたシーンから兄弟の絆を感じられたと語った。
兼ねてより発表されていた第2期の放送時期が2018年1月であること、1期の刀剣男士が引き続き登場することが明らかになり、会場からは喜びの声が上がった。3人それぞれの2期に向けた意気込みを語ると、ステージと客席全員で“花丸ポーズ”でコーナーを締めた。
最後に和泉守兼定役の木村良平さん、陸奥守吉行役の濱健人さん、堀川国広役の榎木淳弥さんが登場し、「活撃 刀剣乱舞」の最新情報を発表。7月からの放映を控えている本作だが、作品の情報はあまり明かされていないということで、今回は物語の舞台が「幕末」であると名言されたイントロダクションが公開された。
木村さんは1話の収録時に、全体の流れと“音”で作品の雰囲気を把握、演技するにあたって刀剣男士の関係性を確認するなどの過程があったと振り返り、作品にかける制作サイドの熱を感じたと語った。なお、第1話は5月に先行上映会が開催されることが決定。木村さん、濱さん、榎木さんの出演や、日程、場所が公式ホームページにて告知されている。
そのほか、オープニングテーマを斉藤壮馬さん、エンディングテーマをKalafinaが担当することや、新スタッフの情報が公開。数々の大河ドラマに参加してきた山村竜也氏が時代考証に、玄黄二刀流の渡邉鋼玉氏が剣術指導に、そして剣戟アニメーターとして小船井充氏、木村豪氏、國弘昌之氏が参加することが明らかになった。その凄さは新たに公開された動画をチェックしてほしい。
ゲームの展開はもちろん、今夏以降のアニメ2作品への期待が高まる「刀剣乱舞」。最後は出演者全員と観客による「刀剣乱舞」「始めよう」のコール&レスポンスでイベントを締めくくった。