バンダイナムコエンターテインメントは、2017年6月1日よりPS4/XboxOne/PCでリリースされる対戦格闘アクションゲーム「鉄拳7」(Steam版は6月2日配信)をモチーフにした、同社初のe-sports bar「e-sports TEKKEN BAR」を、5月29日~5月31日の3日間限定で都内のe-sports SQUARE AKIHABARAにてオープンする。
同店では一般発売に先駆け、家庭用版「鉄拳7」が自由にプレイできることに加え、プロゲームチーム「Rascal Jester」に所属する、鉄拳シリーズのトッププレイヤー・pekos(ペコス)さんとのバトルも可能とのこと。さらに、来店者による店内トーナメントの開催や勝ち抜きバトルなど、「鉄拳7」を「観て楽しめる」プログラムが多数予定されている。
本稿では、TEKKEN BARの名誉店長に就任したIWGP ヘビー級王者、オカダ・カズチカ選手もゲスト出演した、オープニングイベントの模様をまとめてみたい。
「e-sports TEKKEN BAR」公式サイト
http://e-sports-square.com/event/tekken-bar
まずは、鉄拳プロジェクトチーフプロデューサーの原田勝弘氏が登場。氏によると「鉄拳7」は前作「鉄拳6」から7~8年ぶりの新作であるため、今年は「鉄拳の年」として同作を盛り上げていきたいと語った。続いて語られたのは、TEKKEN BARのコンセプト。氏は「気軽に立ち寄って試合観戦をし、イベントに参加できること」と同店のセールスポイントを述べ、「入場無料なので、路上サッカーのような感じで気軽に観戦してほしいですね」と勧めていた。
また「鉄拳7」にはオンライントーナメントモードが搭載されているのだが、原田氏いわく、オフィシャルでトーナメントモードを入れている対戦格闘ゲームは非常に少なく、これまで友達同士で各自行っていた大会のような催しを、オフィシャルな形で手軽に行えるのは非常に良いことなのでは、とコメント。
さらに原田氏は、「鉄拳7」のストーリーについても言及。1994年からスタートした「鉄拳」シリーズだが、一貫しているストーリーのコンセプトは「親子喧嘩」。初代から続いてきた一八と平八の因縁が本作でついに決着を迎えるため、ストーリー的にも注目してほしいとのことだ。そのほか、過去作の映像も収録したギャラリーモードや、初心者でも爽快に技が出せるアシストモード、豊富なキャラクターカスタマイズなど、ブルーレイディスクの容量いっぱいまで詰め込んだ大ボリュームを楽しんでほしいと述べた。
ここで、スペシャルゲストのオカダ選手が、オカダ“KING”カズチカとして、「鉄拳」のキングをイメージしたコスチュームで登場。アーケード版「鉄拳7」ではすでに行われている新日本プロレスとのコラボだが、家庭用でも行われることについて、オカダ選手は非常にワクワクしているとコメントした。
コスチュームについてオカダ選手は「レインメーカー感を残しつつ、素晴らしいものを作ってくれた」と満足そうな表情。なお、オカダ“KING”カズチカのコスチュームや、Tシャツ等のコラボアイテムは、家庭用「鉄拳7」にも収録されるとのことだ。
名誉会長に就任した意気込みを尋ねられたオカダ選手は「こんな大役を任せていただけるとは。これもう、盛り上げるしかない」とやる気満々の様子を見せる。
ここで、名誉店長就任記念に作られたカクテル、その名も「レインメーカー」をオカダ選手がその場で作ることに。ゲストとして登場した鉄拳女子部の面々は、「フルーティで女子でも飲みやすい」と絶賛していた。
イベント終盤では、バンダイナムコエンターテインメント公式日本王者決定戦が開催されることも発表される。5月29、30日にTEKKEN BAR店舗内での予選、5月31日には店舗内予選+本戦。オンライン予選は2017年夏、全国決勝大会は2017年秋に行われるとのことだ。
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オカダ選手と鉄拳女子部ユウミィさんとの、「鉄拳7」対戦も実施。果たして結果は……。 | |
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ユウミィさんに大敗してしまったオカダ選手。 勝ったご褒美として、ユウミィさんがオカダ選手にお姫様だっこをしてもらう一幕も。 そしてなぜか、原田氏もお姫様だっこ……。 |
TEKKEN TM 7 & (C)2017 BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
※画面は開発中のものです。
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