【マリエッティのゲーム探訪】第11回：東京・高円寺のボードゲーム専門店「すごろくや」に遊びに行ってきました

子供の頃、家族と友達と、よく遊んだアナログゲームを覚えていますか？　ドンジャラ、トランプ、オセロ、ボードゲームやポケモンカードゲームなどのカードゲーム？　はたまたテーブルトークRPG？

ちなみに私は「ディズニー家庭盤デラックス」というタイトルのボードゲームがたくさん入ったものを家族みんなでたくさん遊んだ記憶があります。その盤に収録されていたダイヤゲーム（頂点が6個ある星形の盤面を使って、自陣から体格の自陣へ駒を動かすゲーム）が、色がカラフルで見た目が楽しくルールもわかりやすく、勝つまで何度も両親と対戦していました。

つい先日もアナログゲームの大きなイベントである「ゲームマーケット」が東京ビッグサイトで開催されました。電源を使用しないアナログゲームのイベントで、出展者が製作した様々なジャンルのアナログゲームが販売され、ゲームに関わる書物やサイコロなどのグッズなどの販売もあり、実際にゲームも遊べるといったイベントです。

年々増々日本で普及しつつあるアナログゲーム。私自身もお仕事や友人からの勧めで遊ぶ機会が子供の頃以上に増えてきた気がします。今回はそんな盛り上がりを見せるアナログゲームに興味を持ったら必ず行きたいお店！　東京都高円寺にある「すごろくや」にお邪魔させていただきました。

「すごろくや」はJR高円寺駅を北口から出たらすぐの場所にありました。オレンジ色の背景にサイコロを持ったネズミの看板が目印のお店です。

真っ先に向かったのがキッズ＆お手軽なアナログゲームが置いてある一角。ゲームのおいてある位置も低めで、お子さんと一緒にアナログゲームを物色するのも楽しそうですね！

簡易版「人狼」ともいえる「ワンナイト人狼」も種類が揃っています。未体験なのでこの機会に購入させていただきました。仕事で遠征するときのお共にさせていただきます。左側に見えている「DiXit」は三宅お薦めのアナログゲームの一つです。

あ！　こ、このキャラたちは…！！

「ナンジャモンジャ」のカードに描かれたキャラクターのクッションです！　癖になる可愛さで見つけて思わず笑顔になってしまいました。

他にも、「すごろくや」が紹介されているアナログゲームを取り扱った漫画「放課後さいころ倶楽部」なども販売されていました。以前から「放課後さいころ倶楽部」を読んでいたので、聖地巡りをしているような気分でした（特にカウンターあたりが個人的に見所でした）。

海外製を中心としたゲームが多いだけあって外装からオシャレです。女子会でも学生同士でも、大人の方々でも、幅広い世代の方が遊べるアナログゲームが沢山販売されています。

こんなに種類があるとどれを買おうか迷っちゃう。そんな時はぜひ、「すごろくや」のスタッフさま方に尋ねてみてください。探していたアナログゲームの在庫や場所が驚きの速さで見つかります。今回は代表の丸田康司さんに、まだまだひよっこの三宅に合いそうなアナログゲームを選んでいただき、実際に遊ばせていただきました。

選んでいただいたのは、「大人も子供も楽しめてルールが単純で、友達と盛り上がれる」アナログゲーム。特にルールが単純ですぐに遊べるものでお願いしました。するとあっという間に見繕っていただきました。プレイヤーは丸田さん、立ち会ってくれた弊社マネージャー（なぜか二人も）、三宅の4人です。アナログゲームの知識がさまざまなメンバーでもゲームプレイは成立するのでしょうか…？

「マウスマウス (ムムムッ！) 」（Mmm!）

2～4人用／所要時間：15分
全員で協力して相談しながら、盤面の食材にサイコロ3個の印に応じてネズミチップを置いていき、ネコが到着するまでにマス目をすべて埋め尽くすことを目指すゲーム。

ネコを進ませないように考えてマス目を埋めつつ、ダイス運にも左右されるので、マス目を埋め尽くした時の達成感が気持ちいいです。視覚で理解しやすく家族で遊びたいアナログゲーム。

「クイビット！」（Quibbit!）

2～4人用／所要時間：15分
睡睡蓮の葉や花の円環マスをコースに展開される、カエルたちの脱落式レースです。

手持ちのカードを使用してカエルの駒を進めて他のカエルを脱落させていくのですが、他のプレイヤーが何のカードを出すのか読みあうのが楽しいゲームでした。

「DO DE LI DO」（ドデリド）

2～6人用／所要時間：10～20分

プレイヤーには、5種類の動物がそれぞれ5色で描かれているカード＋ワニのカードが配られます。順番に自分の山札の一番上のめくり、表にして置きます。

置く場所はプレイ人数に関係なく、3カ所に置いていき、色または動物の種類が2：1または3：0になったら、その色または動物を宣言します。

色も動物も2：1または3：0になった場合は「ドデリド」といいます。なお、カメが出ていたら、その数だけまず「オ～」と言わなければなりません。ワニが出てきたら素早く自分の山札に手を置いてかばう必要があります。

宣言を間違えたり、すぐに言えなかったり、ワニから身を守るのが遅れたりしたら、場に出ているカードをすべて取って、自分の山札に加える必要があります。自分の山札を最初になくした人の勝ちというルールです。

カードをめくる自分もどんな絵柄が出るのかわからないので、緊張します。慣れてきたところで宣言間違えをしてしまうこともしばしば。ワニが出た時の盛り上がりはプレイヤーも傍から見ていても面白いです。

ゲーム探訪的にも選んでいただいた3つのアナログゲームは短時間で、かつ誰でも遊べてお薦めです。ぜひ遊んでみてくださいね。

「すごろくや」にお邪魔して感じたのは、みんなで、誰とでも楽しく遊べる環境が整っている事。友達や仲間同士で遊ぶゲームを見つけられて、一人でも定期的に「すごろくや」主催のゲームイベントが行われていて同じようにアナログゲームを遊びたい人と遊ぶことができます。楽しさを誰かと共有してプレイヤー当人だけが体験する数々のかけがえないひとときを過ごせるのは、デジタルアナログ問わずゲームの魅力なのかもしれません。

すごろくや公式サイト
https://sugorokuya.jp/