戦国の風から女の子の香りまで―五感を刺激する「VR センス」の完成&新作ソフト発表会をレポート!

戦国の風から女の子の香りまで―五感を刺激する「VR センス」の完成&新作ソフト発表会をレポート!

担当:

アーケード

コーエーテクモウェーブは、多機能VR筐体「VR センス」の完成および新作ソフト発表会を、本日6月28日に東京ベイ有明ワシントンホテルにて開催した。

「VR センス」はコーエーと経営統合をしたテクモが今年7月31日に設立50周年を迎えることを記念して開発された多機能VR筐体。

最新のVR技術が盛り込まれ、プレイヤーにかつてない臨場感もたらす世界初の五感を刺激するギミックが特徴だ。

今夏の発売に向け、「VR センス」開発にまつわるエピソードや、筐体のスペック、そしてタイトル情報などが続々と公開された発表会の模様をお届けする。

襟川恵子氏
襟川恵子氏

冒頭、コーエーテクモホールディングス代表取締役会長の襟川恵子氏が登壇。襟川氏は「VR センス」ゼネラルプロデューサーとして企画・デザインの設計を担当しているが、プロジェクトの立ち上げ時はビジネスモデルが確立されていない分野のプロジェクトということもあり、さまざまな意味で“マイナス”からのスタートだったと振り返った。

「VR センス」にはPS VRが採用されており、ゲーム操作にはPS Moveコントローラーが用いられると発表されていたが、安全面への配慮から通常のコントローラのみの仕様へと変更となった。タイトルについても、同社のメジャータイトルが、単なる移植ではなくVRという別次元の体験に相応しい内容として制作されているとし、「VR センス」を形成するすべてのものへの徹底したこだわりが語られた。

さらに新モデルとしてパープルブルーを加えた筐体がお披露目。それぞれに3タイトルずつ同梱されて発売され、最大5タイトルまで搭載が可能だ。気になる筐体の価格だが、本来500万程となるところ、320万円(税抜)に設定。さらに発売時に初回ロットに限りキャンペーン価格も設定されるとのことだ。

「VR センス」の元となった襟川氏のデザイン
より装着感や利便性を重視したヘッドセットも現在鋭意開発中だ。
藤井久徳氏
藤井久徳氏

「VR センス」の特徴である五感を刺激するギミックについては、プロジェクトマネージャーの藤井久徳氏が紹介。

アクションを体感させる「多機能3Dシート」では、前後左右・左右水平の最大8度の傾きに対応しており、振動や突き上げの演出でジョッキーや空中遊泳などの臨場感が高められるという。

臨場感を盛り上げる多様な「香り機能」は一番のこだわりポイント。女性の甘い香りや、レース前の草原の香り、銃撃戦の硝煙の香りなどシーンに合わせたカートリッジが搭載されている。香りはコンプレッサー制御でピンポイント放出され、匂いが充満することなく臨場感に浸ることができる。

また、びっくり系のギミックとして直接触れるタイプの「タッチ機能」が頭上と足元に配置。ムカデやクモが頭に落ちたり、ねずみの大群が足元を通り抜けるなどといった、ゾッとさせられる疑似体験も可能だ。そのほか、前方のファンとコンプレッサーを用いてさまざまな強さの風を演出する「風機能」や、温風と冷風で燃えさかる戦場や雪山・不気味なシーンの臨場感をもたらす「温冷機能」、雨の中でのレースや瀑布の中での釣りなどが楽しめる「ミスト機能」が搭載されている。

さらに、筐体を分割することで容易な設置や移動が可能な点や、独自のナビゲーションシステムで常時アテンドが不要となる点が特徴として上げられた。衛生面については、顔への接地面が少ないヘッドマウントディスプレイを使用しているということもあり、基本的にはプレイ前のセルフクリーニングを想定。もちろん気になる人には、準備されたアイマスク・ヘッドフォンカバーの使用を促すオペレーションも行われるという。

そのほかの詳細なスペックは下図のとおりだが、こうした特性からアミューズメント施設に限らず、ショッピングセンターやホテル、空港、高齢者向け施設にも設置が可能な汎用性のある筐体であることが強調された。

南達尊氏
南達尊氏

最後に「VR センス」メインプランナーの南達尊氏から、気になるタイトルラインナップが紹介。

完全新規となる「ホラー SENSE ~だるまさんがころんだ~」は、「VR センス」のギミックをフルに使用した“五感刺激ホラー”だ。単純に怖いだけではなく、ストーリー性や謎解き要素もあり、何度も繰り返し遊ぶことができる。定番のネズミやヘビなどの脅かし要素もギミックを通すことで恐怖が増大。幽霊や怪物のグラフィックも趣向を凝らしたものとなっており、体験すれば夢にでること間違いなしだとか。

「ジーワン ジョッキー SENSE」は、多くの競馬ファンが一度は体験したいリアルなジョッキー体験ができるゲーム。実在する選りすぐりの名馬を駆り、風や揺れ、匂い、さらに雨や雪などの天候を肌で感じながら忠実に再現された中山競馬場・東京競馬場のコースを疾走できる。一着になることが難しいゲームバランスで作られているとのことなので、コントローラーを使った騎乗テクニックを磨く楽しみも味わえる。

そして、ナンバリングタイトルを超えるという意気込みがタイトルに込められた「超 真・三國無双」では、コントローラーを用いて敵をなぎ倒す無双アクションに、「VR センス」ならではの臨場感が加わり、いままでにない一騎当千の爽快感が実現されている。

新作タイトルとして「超 戦国コースター」が発表。コーエーテクモグループが得意とし、大河ドラマにも採用された戦国時代の3DCGがフル活用された城下町や夜戦場などのステージを縦横無尽にジェットコースターで駆け巡り、顔に吹き付ける風や多彩なシートの動きなど「VR センス」のギミックがフルに活きる作りとなっている。

さらに新作として、お待ちかねの「DEAD OR ALIVE XTREME SENSE」がお披露目。当初は襟川氏に一蹴されたという本作は、南氏の並々ならぬ情熱で実現された「VR センス」専用タイトルだ。公開されたムービーでは、シャワーを浴びるキャラクターの肌を伝う水滴や、身体のラインにあわせて跳ねる水しぶきがなんとも艶めかしい。視覚だけでなく、キャラクターの動きで香る匂いまで堪能できるのもポイントだ。さらに、キャラクターたちと一緒に遊び、満足させられれば、ご褒美も待っているそうだ。

この他にも自社IPやオリジナルタイトル作品、他社IPを使ったビッグタイトルもリリース予定。詳細は語られなかったが、女性向けタイトルの展開も予定されているとのことだ。

なお、これらの展開タイトルは追って家庭向けの販売も予定されている。家庭で手軽にVR体験を楽しむことで、「VR センス」のギミックを用いたゲーム体験に興味を持ち実際に触れてもらえればとのことだ。

「VR センス」は8月以降にロケテストや受注が開始される。「VR」の可能性を広げる新機軸となるVR筐体の今後の展開に注目だ。

左から2番目:コーエーテクモウェーブ 代表取締役社長 阪口一芳氏
(C)コーエーテクモウェーブ All rights reserved.

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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