エイベックス・ピクチャーズは、現在公開中の劇場アニメ作品「KING OF PRISM-PRIDE the HERO-」のヒットを記念し、作中のキャラクターOver The Rainbowのキャスト陣による舞台挨拶を本日7月15日に行った。

左から前野智昭さん、柿原徹也さん、増田俊樹さん
左から前野智昭さん、柿原徹也さん、増田俊樹さん

全国56館で6月10日に初日を迎え、2週間で興行収入2億円を突破、6週目となる現在は興行収入3.5億円、動員数累計22万人のヒットを記録している「KING OF PRISM-PRIDE the HERO-」。

今回ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた舞台挨拶には、登場キャラクターであるOver The Rainbowのメンバーを演じた前野智昭さん(速水ヒロ役)、柿原徹也さん(神浜コウジ役)、増田俊樹さん(仁科カヅキ役)が登壇し、作品への想いを語った。

Over the rainbowは、前作「KING OF PRISM by PrettyRhythm」、そしてテレビアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」にも登場する「キンプリ」の系譜に欠かせない存在だが、舞台挨拶への登壇は今回が初めて。2016年9月11日に開催された「KING OF PRISM Over The Rainbow SPECIAL THANKS PARTY!」以来、約10か月ぶりのイベント出演となった。

登壇時の挨拶では、本会場そして全国のライブビューイング会場に集まったファンの愛を感じることができたと柿原さん。前野さんは「『pride』の作詞作曲は?(コウジ!というレスを受けて)そういうこと!」というアニメのくだりを生披露すると、増田さんも「バーニン!」と会場を沸かせた。Over The Rainbow初の舞台挨拶についても、テレビシリーズから劇場版までメインで演じることができたこと、直接ファンに感謝を伝えられる場に立てたことへの喜びを3人でかみしめていた。

「KING OF PRISM-PRIDE the HERO-」の感想を聞かれると、前野さんがプリズムジャンプの演じ方を監督にたずねた際、「感じたままにやって頂くのが正解」とアドバイスを受けたというエピソードを披露。細かい疑問を超越して直感で楽しめる作品だということを再認識したと語った。

柿原さんは、英語での会話や鍛え上げられた裸体のシーンなど気になるポイントをあげたが、「久しぶりにやらないか」のくだりに引いてしまった増田さんに、男同士の熱い友情からの叱咤だと熱弁。今回は今までにないコウジの表情やヒロへの思いなど、新たな一面をみせることができたと満足そうだった。

そのほかにもアニメシリーズから演じてきた声優陣だからわかる連続ジャンプのすごさや、法月仁のパワーアップした生活ぶりなどが話題に上がる中、「テレビアニメでコウジが口ずさんでいた『Reboot』を、劇中の“あの精神状態”のヒロで歌唱することになるとは…」と前野さんは苦笑いをこぼしていた。

件の「Reboot-Hiro ver.-」など本作で登場した新曲に関するトークでは、ヒロの代表曲「pride」の再レコーディングを「むずかしかった」と前野さん。当初は完成されたヒロとして「pride」を爽やかに歌唱したが、TVアニメ当時と同様に「ねちっこく」にこだわりリテイクを重ねたと振り返り、本当の意味で完成したのではないかと語った。さらに、あの楽曲が歌えたのはコウジとカヅキのサポートありきなので、もし機会があれば3人で歌いたいとのコメントに、会場からは大きな拍手が起こっていた。

また増田さんの歌う「FREEDOM-THUNDER STORM ver.-」は、Over the rainbowの活動を経てスキルアップしたカヅキをイメージして歌唱したという。男の子の掲げるものから、「皆オレについてこい」と背中で気持ちを受け止めるような、男が男に掲げる“FREEDOM”になっていると語った。

劇中最後に流れる「虹色クラウン」は、Over the rainbowの3年ぶりの新曲となる楽曲。増田さんはこの曲をバックに「プリプリプリズム~」と言うとは思いもしなかったと会場を笑わせ、柿原さんも楽曲の雰囲気から幸せなエンディングや、3人の絆が深まることを期待していたと収録時を振り返った。3人の楽曲は気持ちがのりやすいという前野さんは、別録りしていても一緒に録っているようなクオリティでレコーディングができるメンバーだと、テレビアニメから続いてきた3人の絆をのぞかせた。

9月27日に「KING OF PRISM -PRIDE the HERO- Song&Soundtrack」の発売が発表されると、会場のファンからは「ありがとう!」の大歓声。最後に「キンプリ」をフリーダムでバーニングに楽しみ続けてほしいと増田さん、前野さんも字幕処理のシーンをある意味で“キャラクターのゴール”とした上で、ぜひキャラクターの気持ちを汲み、思いを込めて代弁してあげて下さいとコメント。そして柿原さんは、TVシリーズで女の子たちによってOver the rainbowが成長し、「キンプリ」という新作ができたので、絶対にあの子たちのことを忘れてほしくないと感慨深げに語り、「またあの子たちと芝居やその後の人生を表現できる機会が来ることを願っています」と舞台挨拶をしめくくった。

「KING OF PRISM -PRIDE the HERO- Song&Soundtrack/V.A.」

発売日:2017年9月27日
品番:EYCA-11595~7
価格:4,536円(税込)

DISC1

01:Vivi℃ Heart Session!
02:恋のロイヤルストレートフラッシュ
03:CRAZY GONNA CRAZY
04:Reboot -Hiro ver.-
05:LOVE♥MIX
06:EZ DO DANCE -THUNDER STORM ver.-
07:FREEDOM -THUNDER STORM ver.-
08:Over the Sunshine!
09:ルナティックDEStiNy
10:pride -KING OF PRISM ver.-
11:虹色CROWN

DISC2

01:Vivi℃ Heart Session!inst.
02:恋のロイヤルストレートフラッシュ inst.
03:CRAZY GONNA CRAZY inst.
04:Reboot -Hiro ver.- inst.
05:LOVE♥MIX inst.
06:EZ DO DANCE -THUNDER STORM ver.- inst.
07:FREEDOM -THUNDER STORM ver.- inst.
08:Over the Sunshine!inst.
09:ルナティックDEStiNy inst.
10:pride -KING OF PRISM ver.- inst.
11:虹色CROWN inst.

DISC3

オリジナルサウンドトラック

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